〜追憶〜 架け橋
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2月15日 AM11:25 東京都千代田区大手町・大手町合同庁舎 COUロッカールーム…
宗谷『…なに?』
亜貴『来週、南米のベネズエラ・ボリバル共和国で一大日本イベントが開催されます。多数の国内企業が参加し、また政府要人も現地に出席する予定です。我々はその警護として同行します』
零『マジか~……愛美とデートする予定だったのに…』
亜貴『それを言うなら僕も聖とデートの予定でしたよ。宗谷#もデートの予定があったのでは?』
宗谷『…この瞬間までは無かった…』
亜貴『はい?』
零『どゆこと?』
同時刻、富山工業株式会社 営業部長室…
ひかる「外務省の…SP?」
営業部長「実は向こうの治安が思ったより悪そうでな。かといってイベントをドタキャンするワケにもいかんだろ。そこで外務省の特殊部隊が警護に付いてくれることになった」
ひかる「(外務省って…確か宗谷がいる所だよね…それに特殊部隊って…)」
営業部長「ということで現地でもし危ない状況になったらその人達の指示に従ってくれ。正直自社の社員をそんな危険な所に送り込むのは避けたいんだが、重要なイベントだ。なんとか成功させたい」
ひかる「…はい。充分理解しています」
一礼し、部長室を後にするひかる。
ひかる「…まさか…ね?」
再び、東京都千代田区大手町・大手町合同庁舎 COU更衣室…
零『ひかるも同じとこに出張とか、マジでお前等ホント持ってんな~w』
亜貴『仕事中にイチャイチャするのだけはやめてくださいよ?w 八つ当たりしそうです♬』
宗谷『するか。それに俺に八つ当たるな』
零『…とまぁ冗談はその辺にして、出張すんの俺らCOUだけ?』
亜貴『あまり大人数で行くのも物々しいですからね。我々初任務…しかもそれが海外任務です。他所がいてはやり辛いでしょう』
宗谷『装備は?』
亜貴『ハンドガンとナイフまでです。服装も自然な感じのスーツで。上下黒で固めたスーツはこれ見よがしになるので避けた方がいいでしょう』
零『だろうなぁ』
亜貴『各担当VIPはこれから決めていくそうですが、我々は大臣政務官の…』
宗谷『富山工業株式会社のSPにつく。他の持ち場は他の人間が当たれ』
亜貴の言葉を遮る宗谷。
零『解りやす~w』
亜貴『ハハハw まぁ通るかどうかは五分一(ごぶいち)くらいですが、一応伝えますよ』
更衣室に訓練を終えた他の隊員が入ってくる。
「亜貴~。空いたぞ~」
亜貴『! は~い。それじゃあ行きましょうか』
零『一番スコア低かったヤツ今日奢りな♬』
宗谷『待て。誰が今日呑みに行くと言った』
零『え?』
宗谷『『え?』じゃねぇよッ』
亜貴『行ってらっしゃ~い』
零『オメェも行くんだよ』
亜貴『…』
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