第2章 ~砂上の平穏~
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怜奈「…射殺許可って…」
宗谷『…言葉通りの意味だろう。封鎖区域に入ろうとする者は例え誰であったも射殺する』
零『まぁそもそも無理に入るなよって当たり前なんだけどなぁ』
小百合「…でも、まだ封鎖区域内に取り残されてる人もいるんだよね?」
零『…生存者がいれば…な』
絢音「…その人達は…どうするの?」
亜貴『…』
零・宗谷『…』
怜奈「…見捨てるの…?」
夢主達が答えないということは…“そういうこと”だろう。山岳遭難者の救助も、二次遭難に繋がる夜間や悪天候時は中止される場合が殆どだ。
零『救出は被害を拡大させる危険があるからな。今出来るのは封鎖線を維持することだけだ』
亜貴『暫くしたら政府の圧力で報道合戦も沈静化し、いつも通りの放送が行われるでしょう。この件を続けるのは地方紙や政党機関紙、ラジオくらいでしょう』
怜奈「…報道規制が敷かれる…」
宗谷『あぁ、有事の際はよくあることだ。まぁ今回の様なケースは稀だが…それを俺達が気にしても出来ることはない』
亜貴『その通りです。いずれにせよ、我々の“山場”は越えたということです。今はゆっくり休息しましょう』
個人レベルで出来ることは既に無い。ただでさえあの地獄から自分達が助かるだけでも命がけだった。それが何人いるかも判らない生存者を救うとなれば相当のリスクが生じる。6人が三浦半島に残された人々の為に出来ることはほとんど無かった。
絢音「…うん…そうだよね…私達みんな助かったんだもん。今はそれを喜ばなくちゃ」
小百合「…怜奈はこれからどうする?」
怜奈「…」
怜奈が宗谷を見る。
絢音「少なくても今日明日は様子を見て入院しておいた方がいんじゃない? 丁度仕事も無いんだし、宗谷くんと一緒に入院してたら?」
怜奈「え!?//// いやいやいいよ!! そんな重傷じゃないし!!」
零『「痛みで歩けないんです~」って言えば入院させて貰えんじゃない?』
怜奈「いいってw 迷惑じゃんw」
亜貴『昨夜の続きはしなくて大丈夫ですか?w』
怜奈・絢音「「…進藤くん?」」
怜奈と絢音の静かに怒る視線が亜貴を突き刺す。
亜貴『おぉっとw これは失言失言w』
零『けどマジな話、様子見て今日明日くらいは入院してもいいじゃねぇか? 帰った後に悪化したら面倒だろ』
小百合「そうだよ~。そうしな?」
怜奈「もぅ…ホントに大丈夫だって…////」
宗谷『じゃあベッド入るか?』
怜奈「宗谷くんッ」
宗谷『???』
怜奈が顔を真っ赤にして宗谷をたしなめる。
零『やっぱバカだコイツw』
亜貴『まさか僕ら以外といる時も同じ“ノリ”で話してるワケじゃないですよねw』
宗谷『…?』
首をコテンと傾け、『それが何か?』と言わんばかりの表情をする宗谷。
怜奈「…嘘しょ?」
零・亜貴・小百合・絢音『「www」』
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