第2章 ~砂上の平穏~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
10月26日AM8:45 横須賀救急医療センター…
零『…で、一緒に寝たと…』
小百合「珍しいね~。怜奈ちが私達車で起きないなんてw」
亜貴『よほど宗谷の腕の中が心地よかったんでしょうw ねぇ絢音?』
絢音「うん。怜奈ちの可愛い寝顔も久々に見れた♬」
怜奈「ほんッとに恥ずかしいんだけどッ////」
宗谷『…しかし死にかけたというのに実感がないな。やはり怜奈がいると俺は死なんようだ』
零『コイツはコイツで羞恥心を忘れてきてるし』
亜貴『まぁ宗谷ですからw』
朝の病室には夢主達とヒロイン達が集まっていた。
小百合「…それにしても、本当に凄い回復力だよね…昨日は生死の境にいたはずなのに、もうピンピンじゃん」
零『ゴキブリの遺伝子でも入ってんじゃねぇの?』
亜貴『ゴキブリは貴方でしょう?』
零『ん? 死ぬか?』
絢音「もう痛くないの?」
絢音が慈愛に満ちた表情で宗谷を気遣う。
宗谷『痛みはある。が、自分で歩けるし、身体を捻らなきゃある程度のことは一人で出来る』
そう言うと宗谷は身体を起こし、ベッドから下りてスリッパを履いてゆっくり歩いて見せた。
亜貴『…確かに歩けはするようですね。復職にはまだ時間がかかりそうですが』
宗谷『俺よりも、怜奈の足は? 歩けそうなのか?』
怜奈
宗谷『問題無い。怜奈を家に送らんといかんしな』
怜奈「私のことはいいから。今は怪我を治すことだけ考えて」
亜貴『その通りです。とりあえず我々STFは待機命令ですから、絢音達を一旦ウチに帰すとしましょう』
バフッとベッドに腰を下ろす宗谷。
宗谷『…そう言えば前線の様子は?』
亜貴『とりあえず封鎖には成功しました封鎖作戦での被害が大き過ぎました。ABU全体の半数近くが死亡或いは負傷し、戦力は半減しています。ABUはε中隊とζ中隊に再編され、南部封鎖線に交代で赴任することになりました。我々STFは待機です』
宗谷『…半分がやられたか…』
零『“半分残った”のがラッキーだろ。最悪の想定じゃ“全滅”だったからな』
亜貴『えぇ。マスコミは今回の騒動受け、熾烈な報道合戦を繰り広げています。ウチにも取材の申し込みや張り込みが行われています。その上、侵入禁止の警告にも関わらず封鎖区域内に入る馬鹿もいるとか…』
報道合戦……事案・事件・事故が起きた際に報道各局が第一報や重要情報報道を競って、文字通り手段を問わず取材が行われる競争のこと。ジャーナリズムを追求する上で、勿論ある程度の無茶な取材が行われるのは当然であるが、大手メディアの場合はほとんど“手柄争い”の様相を呈しており、反権力・民主主義というジャーナリズムの根底を無視した反道徳的な行為も常態化していた。
宗谷『…アホウ共が…』
零『そんな連中死んでもしゃーないけど、ゴーレムが増えんのもだりぃよな』
亜貴『その内、封鎖区域内へ強引に入ろうとする者への射殺許可も出るでしょう』
.