第3章 ~砂上の平穏~
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11月4日 PM5:30 新宿区 歌舞伎町…
零『宗谷、三途の川からの帰還おめでとうかんぱ〜〜い♬』
小百合・怜奈・絢音「『乾杯~♬』」
宗谷・亜貴『乾杯』
カチンカカカンッ
新宿区にある西武新宿線の終点・西武新宿駅近くにある居酒屋に、主人達とヒロイン達が集まって宴を催していた。
小百合「しっかしあんだけの怪我してたのに、こんな短期間でここまで回復するって、相変わらず人間離れしてるよね宗谷」
絢音「もう普通に仕事してるの?」
宗谷『一応今週一杯は休めって言われてる。自分でもまだまだ全快してないのも解るからな』
零『けどメシはもう普通に食ってんだろ?』
怜奈「先週退院して次の日にすぐそこのビックリドンキでハンバーグ一番大きいヤツ食べたんだよ? しかもご飯とフライドポテト大盛り付」
小百合・絢音「えぇ…」
並外れた生命力と回復力と食欲に引き気味の2人。
店員「お待たせしました〜」
若い女性店員が二つほど注文の品を運んでくる。一つは唐揚げ、もう一つは刺身の盛りわせだ。それぞれ2品ずつ、並んでテーブルに置かれる。
亜貴『さぁ宗谷、たんと食べなさい。早く元気になって貰わなければ』
宗谷『自分で取るわ。いらん世話を焼くな』
小百合「相変わらず亜貴はお兄ちゃんだね~w」
怜奈「宗谷くんは家族の中でも末っ子だけど、この中でも末っ子だもんね~w」
絢音「も~…そんなイジったら可哀そうだよ~」
宗谷『(ムカッ)』
零『ハハハw』
運ばれてきた料理を亜貴が宗谷の小皿に優先して分ける。その後、各々箸を伸ばして料理を自身の取り皿に取る。
亜貴『“あれ”以降、皆さん生活の方はどうですか? 特に小百合や怜奈。嫌な夢をみたり、PTSDになったりはしてないですか?』
小百合「ん~? 大丈夫だよ~?」
怜奈「私も。次の日くらいまでは夢であの光景が浮かんできたけど、もう大丈夫」
亜貴『それは良かった♬』
零『鈴木はどうなん?』
絢音「私も大丈夫。怖い夢も見たけど、亜貴くんが一緒に寝てくれたから…////」
宗谷『熱々なようで何より』
零『お前がそれ言える? 病院のベッドで彼女と一緒に寝てたの誰だっけ?』
宗谷#『そういう貴様の所はどうなんだ。あんなことを経験したんだ。全くショックを受けなかったワケでもあるまいよ』
そう言って宗谷が小百合に目を向ける。
小百合「え? 本当に大丈夫だよ? 別に怖い夢も見てないし」
零『でも帰ったその日は一緒に寝たっけ。小百合が枕持って来て』
ボグッ
零『きゃぬんッ!?』
顔を赤くした小百合のボディーブローが零の脇腹を襲う。
亜貴・怜奈・絢音「『ハハハw』」
宗谷『フッ…w』
6人は久々に6人で集まったこともあり、時間を忘れて酒と料理を楽しむ。そうして夜は少しずつ更けていった…
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