第2章 ~砂上の平穏~
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宗谷『……俺より良い男は』「“巨万(ごまん)といる。もっと良い男を掴まえろ”」
宗谷『!』
「神居くんがよく言ってた言葉…』
宗谷『…』
自身を卑下してるワケじゃない…好みじゃない相手を遠回しに拒否してるワケでもない……相手を誰よりも気遣う宗谷くんが、相手に不幸せになってほしくないから言う言葉…
「…私に気を遣わないで…神居くんの素直な正直な気持ちを聞かせて? 神居くんがいい…宗谷くんじゃなきゃダメ…これが私の正直な気持ちだよ?////」
どんな返事をされてもいい…私が宗谷くんを好きだという気持ちだけは知ってほしかった。宗谷くんの素直な気持ちを聞きたかった…
宗谷『…フゥ~~…』
彼は暫く俯き、目を閉じていた。そして、大きく深呼吸して私を見つめる。
宗谷『……俺も、山﨑のことが好きだ。多分、世界中の誰よりも…』
「!////」
宗谷『山﨑を世界で一番幸せに出来ないかもしれない……それでも、山﨑の…怜奈の笑顔をずっとそばで見ていたい……こんな俺で良ければ、よろしくお願いします////』
「……はい!! こちらこそ!!////」
溢れる想いを抱いて、私は彼の胸に飛び込んだ。
宗谷『ッ////』
「////」
お互いの温もりを感じながら、宗谷くんと抱きしめ合う…
宗谷『////』
「…こんなに幸せな気持ちなんだ……大好きな人と両思いになれるって////…宗谷くんのお陰で、誰かを好きになる幸せを知れた////」
暫くして、抱きしめ合う腕を少し緩めて互いに見つめ合う。
宗谷『…俺の方こそ、ありがとな…こんな俺を好きになってくれて…』
「コラッ//// 私の大好きな人のことを『こんな』とか言わないでッ////」
宗谷『ッ////』
「////」
珍しく顔を赤くしてる宗谷くん。きっと私の顔も真っ赤だ。宗谷くんがしゃがんで私と同じ高さまで顔を落とす。
「…!/////」
不意に、宗谷くんの唇と私の唇が重なる。
宗谷『////』
「…////」
ファーストキス……初めて唇を合わせた感覚は少しのドキドキと、フワフワとした感覚と、どこか温もりのある暖かいもの…
宗谷『…イヤ…だったか?』
少し申し訳なさそうな彼の表情(かお)を見た私は、咄嗟に自分から彼の頬に両手を添えて口づけしていた。
宗谷『!』
2度目にしたキスは、1度目よりも少しだけ大人なもの…
宗谷『////』
「////」
暫くして唇を離す。
「…イヤじゃないよ? 最高のファーストキス…////」
宗谷『ッ////』
宗谷くんがハッキリと解るくらいに照れてる。可愛らしくて愛おしい、大好きな宗谷くんの顔…
季節はすっかり秋。
涼しい風が吹く夕暮れの中で宗谷くんと抱きしめ合う。
舞い散る落ち葉が、私達を優しく包み込んでくれていた…
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