第2章 ~砂上の平穏~
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10月25日PM6:16 横須賀救急医療センター…
カチッ ガコ…
手術室のドアが開き、オペを終えた執刀医が姿を見せる。
怜奈「! 先生ッ」
執刀医「手術は成功しましたよ。もう大丈夫です」
怜奈「……ハァ〜〜〜…」
小百合「おー!!」
絢音「怜奈ち!!」
緊張の糸がほぐれ、一気に肩の力が抜けた怜奈が小百合と絢音に祝福される。
零『お〜♬』
亜貴『流石は“安心と信頼の生命力”の持ち主です♬』
執刀医の口から発せられた言葉に、一同の空気は一気に明るくなる。
怜奈「先生、ありがとうございますッ」
怜奈が深く頭を下げ、他の4人も頭を下げる。
執刀医「いえいえ。それよりも彼の生命力には驚かされましたよ。正直な所、あれ程の量の血液を失って、助かった人を私は見たことがありません」
医師の話しによると、宗谷の身体からは3ℓ近くの血液が失われていたらしい。因みに、宗谷の体重76kgの人間の生命に危険を及ぼす血液喪失量は約2.1ℓほど。異常な生命力を持つ宗谷だからこそ生還できたと言っていい。
零『相変わらずの生命力だなぁ。一回NASAで研究して貰ったらいいんじゃねぇか?w』
亜貴『お、やっと行く気になりましたか?』
零「俺じゃねぇよッ」
絢音「よかったね怜奈ち!!」
怜奈「うん!!」
執刀医「では、私はこれで…」
怜奈「本当にありがとうございました。先生」
怜奈が再び頭を下げる。執刀医は笑顔でその場を後にした。
亜貴『…さて、宗谷もひとまずは安心と。絢音達はこの後はどうしますか?』
絢音「亜貴くん達は?」
亜貴『待機命令が出てるのであなた方を送った後にとんぼ返りです』
小百合「…じゃあ私達も今日はこの辺に泊まろっかなぁ…」
絢音「宗谷くんすぐ目を覚ますかもしれないし、怜奈ちも泊まろ?」
怜奈「…そうだね。私も泊まる♬」
零『近くのビジホとかで良ければ取っとくぜ?』
怜奈「え、いいの? そこまで…」
零『気にすんなよw 後で宗谷に請求しとくから♬』
怜奈「やっぱり〜!! イヤな予感したもん!!」
小百合「零?ッ」
零『痛たたたw』
小百合が零の足を踏みつける。
亜貴『安心しなさい。後で零のクレジットカードを渡しますから』
零『普通に犯罪じゃない?』
そうして零と亜貴は基地に戻り、他のヒロイン達は基地近くにあるビジネスホテルに宿泊することにした。
PM9:24 東京都千代田区 東京エフエム株式会社本社ビル…
FM東京の放送局の中にあるブースの一つに、ョートヘアーの幼さの残る顔立ちの女性と、圧倒的な美貌と長い髪を持つ女性がいた。
???「…ねぇ見た? 神奈川の方であった暴動…」
???「うん」
???「怜奈ちさん…大丈夫かな…」
???「…もし何かあったとしても、宗谷さんが守ってくれるから」
???「…だよね!!」
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