第2章 ~砂上の平穏~
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PM3:00 横須賀市救命医療センター
キィィィ…
零と亜貴の運転する車が宗谷と恋人達がいる横須賀市救命医療センターの駐車場に到着した。
ガチャ…
亜貴『…宗谷は間違いなく入院でしょうが、怜奈の足は程度が読めませんね』
零『…骨折の可能性もあるか…』
亜貴『まぁ流石に入院までは無いとは思いますが…』
零『宗谷だけこの病院に置いてくのか…封鎖線が近過ぎてちょい不安だな』
亜貴『どうせ我々も非常時待機で本部に缶詰です。絢音達を家に帰したらとんぼ返りですよ』
零『だよな〜』
2人は病院に入り、受付で宗谷が手術を受ける手術室の場所を聞く。
15:04 首相官邸・記者会見室…
内閣官房長官・菅野「三浦半島で拡大する暴動を受け、先ほど政府閣議において、三浦半島全域を封鎖することを決定致しました」
パシャパシャパシャッ
眩い無数のカメラフラッシュにたかれながら、壇上で報告する菅野内閣官房長官。
「東海新聞の菊池です。封鎖とはどの程度のものなのでしょうか。また期間などは決まっていれば教えてください」
菅野「政府の許可無く封鎖区域内へ入ること、また封鎖区域外へ出ることは全面的に禁止とします。えーまた、期間については暴動が治るまでということで、ここで確実な期間を申し上げることは控えて起きたいと思います」
「那覇新聞の金城です。SNSでは、人が人を食べている、いわゆる食人行為が行われている映像がいくつも上がっています。暴動ということですが、ただの暴動ではないのではないでしょうか」
菅野「そう言った不確実で悪戯に不安を煽るような情報が蔓延しているということで、非常に憂慮しております。政府といたしましては、周辺自治体の住民の皆さんが引き続き安心して生活を続けられるよう丁寧に説明すると共に、引き続き情報収集に努めて参ります」
「暁新聞の武田です。封鎖区域内に取り残された住民の皆さんはどうなるでしょうか」
菅野「えー封鎖区域内に取り残された住民の方々につきましては、原則自宅待機をお願い致します。外出を控え、戸締りをしっかりして頂くと。封鎖解除の期間は現時点では明言できませんので、可能な限り備蓄の活用をお願い致します」
「北陸新聞の岩谷です。1週間程度なら兎も角、明言ができないということは1ヶ月封鎖するという可能性もあるということですよね? 備蓄で1ヶ月保つ家庭ばかりではないと思いますが、もし備蓄が無くなった場合はどうすれば良いのでしょうか?」
菅野「えー政府といたしましては、一刻も早く封鎖を解除できるよう全力を尽くす所存であります。えーまた、備蓄に関しては各家庭で出来るだけ長く保つよう節約をお願い致します」
「北海新聞の荒川です。封鎖期間中、封鎖区域内に暮らす住民の方々の安全確保、又は救出の具体策は考えられているのでしょうか」
菅野「現在、自衛隊・警察・消防の総力を結集して封鎖区域内に残された住民の皆さんの救助計画を策定中であります。え~ただ、いずれも人員的な制約がありますことから、住民全員の救助は極めて困難であると言わざるを得ません」
司会「え~以上を持ちまして、この時間の会見は以上とさせて頂きます。ご協力ありがとうございました」
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