第2章 ~砂上の平穏~
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零『…やっぱ封鎖は失敗か…』
亜貴『陸上自衛隊と神奈川県警の最終封鎖線で防ぐしかありません』
零『どんだけ“保つ”かな…』
亜貴『第1空挺師団や神奈川県警SATを投入する筈です。暫くは保つでしょう』
零『…“暫くは”か…』
亜貴『宗谷の容体が安静するまで保てば充分です。それよりセンターはあとどれくらいですかッ』
零『…たった今着いたぜッ』
キィイイイッ
コブラⅡはABUの本部を通り過ぎ、数百m西にある三浦半島最大の医療機関=横須賀市救命医療センターに到着する。
カチッ ガチャッ
零が弾倉など収めていたベストを脱ぎ、運転席から飛び降りてセンターの受付へと走る。
怜奈「宗谷くんッ 病院に着いたよッ もう大丈夫だからねッ」
宗谷の瞳は虚になり、反応も鈍くなってる。怜奈は宗谷の意識を繋ぎ止める為に必死に語りかける。
亜貴『宗谷ッ しっかりしなさいッ もう病院ですッ』
亜貴は意識を失いかけている宗谷の頬を叩く。
ガチャッ
零『ストレッチャーが来るぞッ 運び出す準備しろッ』
病院に向かった零が走って戻ってきた。亜貴はマガジンなどを入れたバストを脱ぎ、宗谷のベストも傷口を痛めぬよう脱がせる。零はストレッチャーを引いて入ってきた病院スタッフ達を誘導する。
零『こっちッス!!』
零は後部ハッチに医療スタッフ達を誘導する。医療スタッフ達は中にいたヒロイン達を見て一瞬驚く。
医療スタッフ「ッ この方達は…?」
亜貴『患者は2人だけですッ 1人は重症腹部に金属片が刺さり出血多量で重傷ッ 1人は軽症ですが足首を痛めて歩けませんッ』
医療スタッフ①「ッ おいッ」
医療スタッフ②「! はい!」
亜貴の報告を聞き、チーフらしき男性スタッフが指示を出す。まず宗谷をストレッチャーに慎重に乗せ、続いて怜奈を女性スタッフと男性スタッフが肩を貸して降ろす。
亜貴『すみませんが、この2人を待合スペースで待たせていただいても?』
医療スタッフ①「どうぞッ こちらですッ」
零『小百合ッ 鈴本ッ』
小百合「うんッ」
絢音「ッ」
宗谷と怜奈が搬送されると、小百合と絢音もスタッフに案内されて病院に向かう。
絢音「亜貴くんッ」
亜貴『すぐに戻りますッ』
小百合「ッ」
零『またあとでな♬』
2人はコブラⅡに再度乗り込む。
零『さて、一旦本部戻るか』
キュルルルルルウンッ
エンジンをかける零。
亜貴『…封鎖線が完成すれば我々は一旦待機となります。VIPの再度回収さえなければ…』
零『今更VIPの回収なんてやってられっかよ』
亜貴『同感です』
零はアクセルを踏み、ABUの本部に向けてコブラⅡを走らせた。
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