第2章 ~砂上の平穏~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
PM0:36 横須賀市 横須賀リーフスタジアム付近…
シュゥウウウ…
突然の暴走車両に激突された夢主達とヒロイン達が乗るコブラⅡ。装甲車ではあるものの助手席部分は助手席部分は大きく凹み、フロントガラスも割れ、天蓋から射撃していた亜貴は道路に投げ出されていた。
亜貴『…ぐッ…』
投げ出された衝撃で僅かな間気絶していた亜貴が目を覚ます。
亜貴『…』
朧げな亜貴の視界に入った人影。目を凝らして焦点を合わせる。
亜貴『……ッ!!?』
パンパンッ
亜貴は咄嗟に腰のホルダーから拳銃=APXを引き抜き、人影に向かって引き金を引く。
[あ~…]
それは肥満体型のゴーレムだった。銃弾が頭部にヒットし、ゴーレムは糸の切れた人形のように崩れ落ちる。
亜貴『…チィッ』
亜貴が周囲を見渡すと、事故の音に引き寄せられて大量のゴーレムが集まってきている。
亜貴『ッ』
亜貴は数m離れた高速道路の支柱の根本に乗り上げて停車してたコブラⅡに走る。近付いて車体のダメージを感じ取る亜貴。凹んだ助手席のドアを力ずくで開けると…
亜貴『ッ 宗谷!!』
意識を失った宗谷の胸部には、突っ込んできたトラックの部品らしき数十cmの金属が突き刺さっていた。運転席の零も気絶している。
亜貴はすぐに後部座席の方を見る。
小百合「…痛ッ…」
絢音「…怜奈ち…大丈夫?」
怜奈「…うん…大丈夫。2人は?」
小百合「なんとか……ッ 零!!」
怜奈「! 宗谷くん!! 宗谷くん大丈夫!?」
絢音「亜貴くんッ」
亜貴『みんな落ち着いてッ ゴーレムが集まって来てますッ』
小百合・怜奈・絢音「!」
亜貴『零ッ 零ッ 大丈夫ですかッ』
零『…ん……亜貴?』
亜貴は運転席の方に回り、割れたフロントガラスから零をゆすって起こす。
亜貴『すぐに発車をッ ゴーレムが集まってきてますッ』
零『…何が…』
亜貴『交差点でバスにド突かれたんです。そのせいで宗谷が…』
零『……宗谷ッ』
怜奈「宗谷くん!!」
小百合・絢音「!!?」
怜奈達が後部座席から宗谷のもとに駆け寄ってくる。その惨状を見て口を押さえる。
宗谷の腹部にはトラックの部品と思われる金属片が突き刺さり、大量に出血していた。
零『クソッ』
亜貴『このままでは出血が悪化します。後部座席に運んで止血をッ』
零『小百合ッ 鈴本ッ 宗谷を後ろに運んで横にさせるッ 手伝えッ』
小百合「うんッ」
絢音「ッ」
零は金属片が抜けぬよう、宗谷の上半身を持ち、小百合・絢音に足を持たせて一度外に出て後部座席に運んだ。
.