第2章 ~砂上の平穏~
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10月25日PM0:15 神奈川県横須賀市 花の王国…
零『…あれが第2駐車場だなッ』
夢主達とヒロイン達を乗せたコブラⅡの進行方向に花の王国の裏入り口が見えた。
亜貴『思ったより時間がかかりましたッ 急ぎましょうッ』
宗谷『ッ』
パンッ パパンッ パンパンッ
パンッ パンッ パンッ
ゴン!! ドゴン!!
進行方向に群がるゴーレムを撃ち倒し、仕留め損ねたゴーレムはコブラⅡで跳ね飛ばして突き進む。
零『よ~いしょッ』
ヴゥウウウンッ
そしてコブラⅡは猛スピードで第2駐車場の入り口を通過し、公道に飛び出した。
キィイイイッ
ハンドルを左に切り、一度急ブレーキを踏む零。
亜貴『…第一ステージはクリアですね…』
宗谷『…ハァ…なんて厄日だ…』
零『…ついてないよな~…』
夢主達が深く息を吐く……正確に言えば“ため息”だ。
絢音「…もう…大丈夫?」
亜貴『いえ。まだグラウンド・ゼロにいることに変わりありません』
後部座席にいたヒロイン達がフロントガラスから外を見る。公道にはいくつもの事故車両と遺体……そして、動く死体のゴーレムが無数に徘徊していた。
怜奈「…これからどうするの?」
宗谷『無論、すぐに脱出する。閉じ込められる前にな』
小百合「…間に合うよね?」
零『ぜってぇ間に合わせるわ。お前らがいるからなッ』
ガコンッ ヴゥウウウンッ
アクセルを踏み込み、コブラⅡを急発進させる零。
亜貴『数が多過ぎて全ては狙撃しきれませんッ 撃ち漏らしは跳ね飛ばして下さいッ』
零『あいよッ』
宗谷『怜奈達はしっかり掴まってろッ』
小百合・怜奈・絢音「ッ」
ヒロイン達はそれぞれ椅子に捕まり、身体を固定する。
零『いくぞッ』
ズドンッ ドドンッ ガゴンドガンッ ズドドンッ
軍用に改造されているとは言え、人体との衝突の衝撃を完全に吸収することは難しかった。
パンッ パパンッ パンッ パパンッ パンッ
進行方向から寄ってくるゴーレムの群れ。宗谷と亜貴が射撃していく。
ドゴンッ ズドンッ ガゴンッ ズドンッ
小百合・怜奈・絢音「ッ~~」
弾薬から搭乗者を守る装甲車とは言え、走行中に人間が大量に衝突してくればそれなりの音と衝撃が来る。その衝撃に“慣れてる”夢主達は兎も角、ヒロイン達は不安と恐怖を感じた。
ゴシャッ バチャッ
跳ね飛ばされたゴーレムの頭部がフロントガラスに激突して炸裂する。血液が広がり、視界を遮った。
零『チッ』
零はワイパーを使って血液を拭きとる。
亜貴『…宗谷ッ マガジンをッ』
宗谷『ッ』
宗谷は助手席の窓からHK433を引っ込め、助手席から後部座席に向かう。そして怜奈達の足元にある弾薬箱からマガジンを取り出す。
宗谷『亜貴ッ』
亜貴『どうもッ』
亜貴は宗谷の投げた弾倉箱を受け取った。
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