第1章 ~終わりの始まり~
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10月25日11:40 横須賀市神明町・花の王国…
ゴォオオオ!!
花の国のコスモス・ポピーが咲き乱れる庭園の鑑賞道を車幅ギリギリで猛進するコブラⅡ。
零『…チッ…やっぱ狭ぇなッ』
亜貴『元々車の通行は考慮されてませんッ ある程度踏み潰しても仕方ありませんッ 後で宗谷に謝って貰いましょうッ』
宗谷『…何故俺が?』
亜貴『役人は謝罪も小慣れてそうなので♬』
零『確かにw』
宗谷『入省してこのかた一度も謝罪なんかしたことねぇよ…』
狭い道を突き進む進行方向数十mほど前方に、ゴーレムが数体徘徊していた。
宗谷『…ゴーレムかッ』
零『…吹き飛ばすぜッ』
ヴゥウウウウン!!!
零がアクセルを踏み込み、鑑賞道の上にいた数体のゴーレムに突進する。
ズドン!! ドゴ!! ゴン!! グシャ!!
凄まじい勢いでゴーレムを跳ね飛ばし、庭園を走り抜ける。やがて道が左折している公園最深部に到達した。
零『捕まってろッ』
ズザザザザザザザッ
宗谷・亜貴『ッ』
零が急ハンドリングで車体をドリフトさせて左折させる。
亜貴『ッ あそこですかッ』
進行方向先に、巨大な怪獣の模型が立っているのが見えた。そのそばに、遊具らしきものが小さく見える。
宗谷『…ツイてるな。進行方向にゴーレムは見当たらん』
亜貴『近付いたらエンジン音で出て来るかもしれません。油断はしないように』
宗谷『構わん。ここにいるのが解ってるなら速攻で救出するだけだ』
零『だなッ』
ヴゥウウウウン!!
零はアクセル全開で怪獣の模型に近付いていく。
亜貴『前衛はお2人に任せます。後衛は任せなさい』
宗谷『すぐ右側に見える大型遊具の中に小屋のようなものが二つある。隠れるならどっちかだ』
冒険ランドに近づいていき、徐々に怪獣の模型が大きく見えてくる。零は怪獣の足元で停車する。
キキッ バタンバタンバタン!!
3人はそれぞれドアを開け、銃を持って降りてくる。
亜貴『これですか…意外とシンプルで助かります』
宗谷『大声で呼べれば楽なんだがな…』
零『…ゴーレムがハエのように寄ってくんぞw』
宗谷が見つめる先に、小高い丘の上から続く滑り台などが設置された大型の遊具などがあった。
零『さっさと上るかッ』
宗谷『おうッ』
亜貴『えぇッ』
3人は周囲を警戒しながら丘に向かった。
同時刻・冒険ランド遊具施設内…
絢音「!」
小百合「今の…聞こえた…?」
怜奈「車の音?……もしかして…宗谷くん達?」
3人はなるだけ音をたてないように遊具の小屋から覗いて、小屋の中から見下ろす。
絢音「…あ!! 亜貴くん!!」
小百合「零!!」
怜奈「宗谷くんッ」
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