第1章 ~終わりの始まり~
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2017年の終わり頃、世界で突如として流行し始めた未知のウイルス群によって、世界は暗黒の時代へと突入していた。
アフリカ…中東…欧州…ロシア…南アジア…東南アジア…中国…北中南米大陸……文字通り世界中に広がったウイルス群だが、起源が判っておらず、発生地域も異なる一方で感染者の症状が不自然なほどの一致点があった。
①感染者は100%死亡する。
②発症までの時間は個体差がある。
③感染者は死亡後、暫くして活動を再開する。
④蘇生した感染者は凶暴化して非感染者を襲う。
⑤感染者の行動は頭部又は脊髄の破壊によって停止する。
⑥有効なワクチンが存在しない
これ対し、各国はそれぞれ独自の対抗策を打ち出した。特に人口を多く抱える米国やロシア、中国、インドなどは多大な犠牲を出しながらも強引な封鎖・隔離・感染者処理政策によって感染者の拡大を抑えていた。欧州諸国は国境付近を完全に封鎖して感染者の流入を抑え、感染地域の隔離と感染者の隔離を徹底し、感染の拡大を抑えていた。日本や英国、アイルランド、アイスランド、オーストラリア、ニュージーランドなどの島国は、地理的特性を活かして空港や湾港での水際作戦で国内感染を防いでいた。
しかし中南米やアフリカ、東南・南アジアなどの発展途上国は技術的・経済的な問題から封じ込めに失敗。2019年時点で発展途上国を中心に世界人口の約30%に当たる23億人以上が感染・死亡していた…
2019年10月25日 7:45 神奈川県三浦市某所 日韓新興感染症対策機構三浦研究所…
「…いよいよこの時が来た。覚悟はいいな?」
「はいッ」「勿論ですッ」「必ず成功させましょうッ」
三浦半島にある、日韓新興感染症対策機構が所有する秘密研究所の中で、数名の男女が一室に集まっていた。
「この崇高な仕事は“お母様”の目指す理想の世界への第一歩となる」
「はいッ」
「はじめよう。全て“お母様”の為に」
「「「“お母様”の為にッ」」」
神奈川県横須賀市・横須賀中央ホテル…
神奈川県横須賀中央駅の目の前にある横須賀セントラルホテル・3階バイキング会場で、ヒロインの井上小百合・山崎怜奈・鈴木絢音の3人がモーニングコーヒーを飲んでいた。
小百合「それで結局昨日…っていうかもう今日か!! 1:00くらいまで電話しちゃってたw」
怜奈「私も〜!! 気持ちよく酔っぱらってたみたいで、宗谷くん仕事中だったのにずっと付き合ってくれたの~」
絢音「2人も!? 私もだよ〜…最後私が寝ちゃうまでずっと付き合ってくれた…////」
小百合「絢音んも!?」
怜奈「3人揃って何してんだろw////」
絢音「ホントね~w」
朝の日差しが差し込むバイキング会場で、3人は周囲に甘い空気を撒いていた。どうやら、前日の深夜からこの日の未明にかけて彼氏である夢主達と長電話をしていたようだ。
小百合「今日お昼どうしよっか。撮影午後だよね?」
怜奈「撮影場所の近くに美味しいレストランがあるみたいだから。そこでお昼にしない?」
絢音「賛成♬」
小百合「私もちょっと調べたんだけど、庭園とか樹木園とかもあるんでしょ? ちょっと観たいんだよね」
怜奈「じゃあ撮影まで公園の中を散策しよ?」
小百合「うん♬」
それから暫く3人は談笑してから、コーヒーを飲み終えるとバイキング会場を後にした。
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