第1章 ~終わりの始まり~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
10月25日 9:45 神奈川県横須賀市船越町 日韓新興感染症対策機構 対バイオハザード部隊(ABU) 本部…
オペレーターA「三浦市全域に感染が広がっていますッ」
ABU司令「待機してる予備部隊も投入しろ!! 防衛省に厳戒態勢令を通達しろッ」
オペレーターB「制圧に向かった坂田班からの更新が途絶ッ 大谷班からも増援要請がッ」
オペレーターC「三浦警察署ッ 応答願いますッ 三浦警察署ッ……三浦警察署からの通信が途絶えましたッ」
オペレーターD「司令ッ 既にオブジェクトクラス“Keter”の状況かとッ このままでは…ッ」
司令「…CODE:GOLEM発令ッ 非番の隊員もSTFも全員かき集めろッ 寝てる奴も自宅まで行って片っ端から叩き起こせッ」
「了解!!」
東京都渋谷区・零と小百合の自宅…
ヴヴ~…ヴヴ~…ヴヴ~…
零『…ん?』
東京都千代田区霞が関 外務省…
ヴヴ~…ヴヴ~…ヴヴ~…
宗谷『…?』
東京都文京区・大鳳製薬株式会社…
ヴヴ~…ヴヴ~…ヴヴ~…
亜貴『?』
夢主達の仕事用の携帯に一斉に通知が届く。
零・宗谷・亜貴『…』
3人は携帯を手に取る。そこには赤い文字で“CODE:GOLEM”の表記があった。
零・宗谷・亜貴『…ッ!?』
その文字を見た3人は一瞬だけ固まったが、すぐに事態を把握する。
零『ッ』
零はスマートフォンを取り、すぐに小百合へ電話をかける。
零『(よりによって今かよッ)』
♬~~♬~~♬~~
零『…チッ』
暫く鳴らすも小百合は出なかった。零は通話を切り、デスクからクローゼットに飛んでいく。扉を開け、ハンガーにかけた服をかき分け、奥に置いてあったリュックを取り出す。
ズンッ
床にリュックを置くと重々しい音がする。零はスマホや鍵、財布、電子タバコといった最低限のものをポケットに入れ、リュックを手に家を飛び出した。
宗谷『(……怜奈ッ)』
久しぶりに出席を許可された会議を終えて何ヶ月かぶりに自身のデスクで仕事をしていた宗谷。この日、怜奈が横須賀市を訪れていることを思い出し、すぐに手荷物を纏める。
課長「!どうした神居……ッ!?」
宗谷『ッ〜』
宗谷は上司の声や同僚達の視線を見向きもせずにカバンと椅子に掛けてあったスーツを持って足早にフロアを後にした。
亜貴『…』
亜貴は自身のカバンにノートパソコンといくつかのUSBを入れ、身の回りの物をスーツのポケットに入れるとデスクを立つ。
「…ん? 亜貴さん外出ですか?」
亜貴『…えぇ。後を頼みます。今日はそのまま直帰しますので、よろしく』
「了解です。お疲れで〜す」
亜貴は周囲の社員に不思議がられぬよう、普段の外出の時と同じように平静を装ってオフィスを出た。
亜貴『(…絢音…)』
.