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2019年10月11日PM21:00 民自党本部…
外務大臣・茂木敏夫「日韓新興感染症対策機構のことを嗅ぎ回ってる週刊誌記者や新聞記者がチラホラいるようだが、報道規制は大丈夫なんでしょうな? もし海外にまで知られれば日本の信用は地に堕ちる」
経済産業大臣・梶山仁「ウイルスとワクチン開発には多額の国費を投じてるんです。失敗は勿論、情報漏洩などもってのほかだ」
法務大臣・森久子「何よりこのことが世間に知られれば我々もただではすみません」
防衛大臣・中谷元博「解ってますよ。既に嗅ぎまわってる記者たちの対処も警察庁の協力も受けながら進めてますから。それに、こんな世界だからこそ新たなウイルス兵器とワクチンが必要なんでしょうが」
総理大臣・安倍晋二「…武田さん、記者達を引っ張った後はどこへ?」
国家公安委員会委員長・武田隆「日韓新興感染症対策機構の要請で同機構の実験施設に連れて行っております」
文部科学大臣・羽生田浩一「実験施設へ? 何のために?」
厚生労働大臣・加藤信勝「…なるほど…そういうことですか」
農林水産大臣・江藤拓真「治験体も確保できて、かつ口封じもできて効率的ですな」
この日、政権の中心である与党・民自党の本部で、各省庁のトップが集まって日韓新興感染症対策機構に関する話し合いが行われていた。
安倍「引き続き施設の安全確保と情報規制に関しては防衛省と公安委員会にお任せしますよ。資金は官房機密費から」
官房長官・菅原義偉「最近暁新聞の記者は官房機密費も嗅ぎまわってますよ? 大丈夫ですか?」
復興大臣・田中和成「また暁新聞か…いちいち目障りな…どうせなら連中も実験台にしては?w」
総務大臣・高市紗枝「流石に暁新聞の記者はマズイですよ……革新党に国会で追及されたらどうするんです」
国土交通省・赤羽一義「なら別件で引っ張れば良い。そこは公安委員会の皆さんにお任せして良いのでは?」
武田「…お任せください」
安倍「革新党の国会追及があった場合に備えて、答弁も用意しとかなきゃいけませんねぇ」
副総理大臣・麻生次郎「そこはテキトーに返しておけばいいでしょw どうせ国民は国会中継なんか見ちゃいないw」
高市「確かにw」
一同「ハハハハ!!」
PM22:00 神奈川県三浦市・日韓新興感染症対策機構三浦研究所…
???「先生、被験体が足りないと実験チームから連絡が…」
???「今期の新薬治験者の応募が想定を下回りました。今週中の補充は難しいでしょう。在庫で乗り切るよう伝えて下さい」
神奈川県三浦市…三浦半島の先端にある一見工場跡地のような敷地の中に立つ建物の地下で、白衣を着た男女が話していた。男は椅子に座り、女はそばで立っていた。
???「…政府から、研究成果を求める連絡も来ています。新薬治験の募集だけでは到底間に合いません。別のルートから人を集める必要があるのでは…」
???「別のルート?」
???「最近ウチを嗅ぎまわっている雑誌や新聞の記者達です」
???「…大手新聞社ならともかく、一部週刊誌や曙新聞、地方紙のような所の記者は御せませんよ?」
???「…では路上生活者は。彼らのことなど誰も見向きもしません。流石に週刊誌や曙新聞の記者も路上生活者が減った所で気付きません」
???「…それは面白い…すぐに取り掛かってください」
???「はい」
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