プロローグ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
料理を食していく亜貴と絢音。人気作家であり、執筆活動のみならず講演会や対談、テレビ出演にインタビューなど多忙な絢音は、普段なかなか夕飯を作ることが出来ない。それ故に夕飯は残業を自宅でやることの多い亜貴が担当していた。この日は1日オフの日だった為、絢音が料理をしていた。
亜貴『…うん、とても美味しい。流石ですね♬』
絢音「よかった~!! 久しぶりだったからちょっと不安だったんだけど……安心した////」
心底嬉しそうに微笑む絢音。基本的に料理・食事は単に“食欲を満たす為のもの”とみてる亜貴だが、彼女の料理は特別身体に“沁みた”。
亜貴『この間発表された新作買いましたよ。表紙の柄は自分で選んだのですか?』
絢音「うん♬ いくつかデザイナーさんが考えてくれた候補があって、1番しっくりきたのを自分で選んだの♬」
亜貴『作風にピッタリなデザインで、物語は勿論、本全体を大事したいと思える作品です。宗谷と##NAME9##も絶賛していました』
絢音「…ふふ//// あの2人が褒めてくれるのも嬉しいけど、亜貴くんが褒めてくれるのが1番嬉しいかも////」
亜貴『ハハハw まぁ素人目線ですがねw』
絢音「それが嬉しいの。勿論専門家みたいな人達に褒められるのも嬉しいけど、そうじゃない人達に少しでも届けられるものがあればって思って書いてたから…」
亜貴『…そうですか…確かに貴女の文章はとても言葉選びが的確で、それでいて優しい書き方な印象があります。きっと多くの読者の心に届くでしょう』
絢音「うん//// ありがと////」
嬉しそうに微笑む絢音。
亜貴『…そう言えば、零からのRHEINは見ましたか?』
絢音「忘年会のでしょ? ちゃんと予定空けてあるから大丈夫♬」
この数分前、零から年末の忘年会に関する連絡がグループRHEINに送られてきた。会場は2人もよく知るカレー屋だった。
絢音「…そういえば宗谷くんは出張大丈夫なのかな。去年も年末ギリギリに帰ってきてたし…」
亜貴『今年は今度の中国出張で最後らしいですよ? このご時世海外に行くこと自体が大きなリスクではありますが、彼にとっては今が踏ん張り時みたいですからね』
絢音「…怜奈…心配だろうね…」
亜貴『どうでしょうねw 案外あっけらかんと送り出してるかもしれませんよ?』
絢音「…もうッ 亜貴くんも女心解ってないんだからッ」
亜貴『おやおやw 読み違いましたか?w』
絢音「怜奈はね? あぁ見えて意外と心配性なの。特に神居くんのことはずっと気にしてるんだから」
亜貴『…それは意外ですね。合理の女とも言われる彼女が…』
絢音「大好きな人は特別なの。それは私もさゆちゃんも同じだよ?」
真剣な眼差しで亜貴を見つめる。亜貴は一瞬、自身がEIDに通っていることを絢音が勘付いてるのではと焦った。
亜貴『…そうですか……それは…覚えておかなければなりませんね』
亜貴は絢音の愛情をしみじみと感じながら、デザートを口に運んだ。
.