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2019年10月12日19:45 東京都新宿区・東新宿…
???「出張?」
???「あぁ…フィンランドとスウェーデンにな」
東京一の繁華街・新宿区の東新宿にある高層マンションの一部屋で、会話をしている2人の男女がいた。
???「…この間も出張してなかったね?」
???「あぁ、バルト三国にな。その前はGUAM諸国に行った。そう考えると最近は海外に行ってばかりだなw」
リビングのテーブルの椅子に座る青年がノートPCに届いたメールを読みながら、ダイニングキッチンに立つセミロングヘアーの女性と話している。
???「…そろそろヨーロッパに行くの危ないんじゃない? 昨日もイタリアに新型のウイルスがアフリカから入ってきてパンデミックが起きたって…ロシアももう非常事態宣言出してるでしょ?」
???「無論危険だろうな。だが、今がチャンスなんだ。ロシアが国家として崩壊しつつある今こそ、友好国に日本の領土主権支持を取り付ける。国連内での支持を得る為にも関係を深める必要がある」
綺麗な黒い髪に小顔の女性がキッチンでカップ2つにコーヒーを淹れ、リビングのテーブルでノートパソコンを開く青年のもとに来て、片方のカップを青年の前に置いて対面の椅子に座る。
???「…気を付けてね? 本当は行かない方がいいと思うけど…仕事なら行くなって言えないから…」
???「大丈夫だ。俺のしぶとさはよく知ってるだろ? いつも通り仕事を終えて土産を持って帰ってくるさ」
置かれたカップのコーヒーを半分ほど飲む青年……神居宗谷。日韓新興感染症対策機構(EID)の対バイオハザード部隊(ABU)の精鋭集団=特殊機動部隊(STF)隊員。物語の主人公の一人だ。
???「お土産はいいからちゃんと無事に帰ってくること。いい? 約束ッ」
宗谷の正面に座り、彼の目を真っ直ぐ見る女性……山﨑怜奈。人気ラジオパーソナリティーとして活躍する傍ら、秀才タレントとしてテレビにも多く出演し、さらにモデルとしても精力的に活動する女性。本作のヒロインの一人で、神居宗谷の恋人である。
宗谷『無論だ。それより怜奈、この間“城”に泊まってみたいって話ししたの覚えてるか?』
怜奈「この間って一昨日でしょ? 勿論覚えてるよw」
宗谷『実はな、西日本には文字通り宿泊できる城がいくつかある』
##NAME9##「…大洲城とかでしょ? でも結構高いじゃん…」
宗谷が足元に置いてあったカバンから、チケットホルダーを取り出す。
宗谷『実は今年の夏から、いくつかの城で来年のオープンに向けて宿泊予約を取り始めててな。その中には有名な広島の福山城もあってだ…』
宗谷がチケットホルダーを開けて中身を取り出す。それは、福山城のイラストがプリントされたペア宿泊券のチケットだった。
##NAME9##「え…もしかして…」
目を見開く##NAME9##。
宗谷『広島県と福山市が始めた福山城で出来るようにするプランを考えてるようでな。そのテスターを1ヶ月間募集して抽選で何組か格安で泊めるらしい。企画してる広島県と福山市の役所連中と知り合いでな。以前インバウンド企画で協力したよしみで、特別にチケットを用意してくれた。宿泊費も本格運用時予定額の額の1/10だぞ?』
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