今回は少しシンプルな出来になっておりますが、赤ずきん＆狼で一枚
狼×赤ずきんをベースにしてたんですがー…最初のイメージでは、中央に赤ずきんが立って、両サイドに狼と祖母・猟師を配置予定でしたが……キャストの都合と祖母役が猟師も兼任してるイメージしかなく、それなら　森の花畑で出会った　辺りのシーンを描いてみました


――以下軽い設定――

「森の奥の家に居るおばあちゃんへ届け物をしておいて」
そう言われて仕方なく身支度をして出かけて行くのは代々家に受け継がれてきた赤いずきんを身に着けた少女

（森の中って怖い狼が出るとか言ってたけど…）

随分と前に言われていた言葉を思い出しながら慣れた足取りで森を進んでいくと、道中で花畑を見つける
（こんな所にこんなのあったっけ？）
慣れた土地ではあったが、見覚えの無い場所にあった花畑に彼女はふと立ち寄ってみる
　ちょっとの寄り道ぐらい良いだろう　と手土産に花を選んでいると背後から声が掛けられる

『こんな所でお客さんなんて珍しいな 何しとるんや？』
「森で暮らすばーちゃんに手土産選んでんのよー……え？」
当たり前のように返事をしていたが、今のは…？と思い振り返る前にソレは寝転がってきやがった
『嬢ちゃんあのバァさんの知り合いか～　それじゃあコレなんかどうや？綺麗やろ？』
（こいつ本当にあの話で言われてた狼なの…？）
――――

赤ずきん―ローゼ
狼―リース