この童話シリーズの中でもある意味一番お気にいりの一枚です
今まで不思議の国シリーズは描いた事はあったんですが、どれもこれも気に入らずで…
その度にキャストは変えていたんですが、今回童話シリーズを描くにあたって何度も【不思議の国のアリス】を見直してキャストを最初から当て直して……そしてこうなりました。各々の範囲内で彼らの役を表現するのは大変でした…

ちなみにアリスをあえて男の子（エク）にしたのは、彼の順応性で選びました（笑）

　――以下軽い設定――
ふと眼が覚めると視界に入るのは全く見知らぬ森の入口と大穴
一体どこだよここ…そう思って身体を起こすと彼の眼の前を急ぎ足で走っていく白い服の兎。　気付けば衣装も変わっていた事にまず理解が追いついていなかったが、どこからか聞こえた声に導かれるがままに彼は大穴の中へ入って行った

「今回のアリスはこれで何人目だろうか？」
女王への反逆で永久に終わらないお茶会を楽しむ帽子屋は嗤い
「ここは全て赤の女王様の領土だよ」
双子は女王の召使として語る
「首を刎ねてしまいなさい！偉大なる女王様の命令よ」
今日も女王の高らかな命令が響き渡る
――――
アリスーエク
時計ウサギ―シェリル
帽子屋―フール
三月ウサギ―イザヨイ
チェシャネコ―シエン
ヤマネ―黄昏哀愁
ハンプティダンプティ―（左）ノア（右）バノン
お花ー（左）麗姫（ﾚｲｷ）（右）魅芭紗（ﾐﾊｻ）
赤の女王―魅録