設定語り部屋

海の魔女蛇とワガママ人魚物語(過去絵)

2021/10/26 09:39
この辺りから色々設定が作られてきた気がする
いや~ツヅラさんもフリイラから昇格して今やレギュラーの地位確立してるねぇ 何にせよデザイン気に入ってるもん
ぶっちゃけアリウムをベースに最終シルードゥで落ち着いたと思ってるのねん
アレや。タコで行こうとか思ったけどヘビにしたのはワイの願望(知ってるでしょうが蛇大好き)

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光すらあまり届かないような洞窟には、一人の魔女蛇が住んでおりました。

彼女の名は「クマツヅラ」
黒魔術を専門とし、術の効果は絶大であると同時に依頼者にも術の代償として何かしらの不幸が訪れる。 だがそれでも依頼者は後を絶たないが、彼女にとっては彼らの末路を見ては楽しむ日々を送っていたある日の事でした。

 彼女の魔法による代償によってその身を滅ぼす者が多くなり、事態を重く見た深海にあるキルケの女王国へ出廷を命じられる事に。


そして彼女へ下された判決は「黒魔術を一切禁じ、代わりに代償は必要無しで100組の者達の恋愛を成立させ幸せにする事」。

逃がさない様にと念入りに首輪も付けられた彼女は途方に暮れつつ、女王の逆鱗にこれ以上は触れるわけには行かない。と、仕方なく今までとは正反対の事に悪戦苦闘しつつ恋愛専門として様々な者達を成立させていました。
 そしてようやく残り一人となり、少し浮かれ気味でもあった彼女の元に現れたのはまだ幼さの残る一人の人魚でした。


彼女の名前は「アリウム」
キルケの女王国の一人娘として寵愛と母が培ってきた経験を全て教え込まれた超ワガママ王女。
ようやく迎えた成人の日。海の上へ行く事を許された彼女は早速海上へ
 そこで見つけたのは海岸を散歩していた王子の「フィソステギア」

その容姿に一目惚れした彼女は急いでクマツヅラの元へと向かい、こう説明しました。


「私、海上ですっごく素敵な王子様を見つけましたの!コレを一目惚れと言うのかしら?! ですから貴女はさっさと魔法でも薬でも何でもいいから作ってあの王子様が私のモノになる様にして頂戴♪」

『Σちょ、ちょっと待ちなさい!いくら王女様でも順序ってものがあるでしょう? 良い?少しぐらい何かしらの接点があるならそれを補助できるけど、一目惚れでー。となったら流石に代償が…』

「この私に代償なんか払わせたら解っているでしょうね?もーっと懲役刑増やして貰うから。
 じゃあ王子が海で溺れて私が持ち帰るからそう言うの作りなさいよ。もしくはその薬。何かに使えるの?」

『Σあ、まっ、待ちなさいって!コレは別物よ。別件で頼まれた只の調合薬だから!』

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長くなりましたけど設定の話的にはこんな感じです
ちなみに「キルケ」とはギリシャ神話の海の女神(魔女)。と記載がありましたが、本来は月や愛の女神だそうで、内容が「気に入った男をテイクアウトして養って飽きたら獣へ変える。」とあったので採用させて頂きました。

いやー…設定もですがツヅラさんの衣装や装飾…楽しいけど難しかったです; 分かりにくいですが周りの水色のは泡です。壺の中にもありますけど 全体的に青いのは海の中だから。と思って下さいな
後アリウムが持っているのはツヅラお気に入りの貝殻クッションです。多分この後テイクアウトされてます


アリウム「無限の悲しみ」
クマツヅラ「魔法・魔力」
フィソステギア「真実」
今回の3人の名前は相互サイトの「青葉実樹」様に名付けて頂きました!ありがとうございました!

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