道士とキョンシ―が描きたかったのですが、普通に書いても面白くないので…こうなりました☆
ハートは相手との絆。鎖は契約。束縛。
相方と死別したキャラをピックアップしてー…何だかんだで、道士はトウカに。キョンシーはソヴァージュに致しました　

――以下 設定語り――
　その街では生者と死者が共存しているのが普通だった。　遠い昔に清ノ国より伝わった術のお陰で、仮に自分のパートナーが亡くなっても秘術によって復活させる事が出来ると知っているから

ただ問題があるとするならば、相手を蘇らせる事には相応の代償が必要で
一つは自分の寿命を半分相手に分ける事で復活させる事。
もう一つは蘇った相手は絶対に逆らえない為。場合によれば奴隷になる場合もある
　勿論見知らぬもの同士で復活させるのは不可能で、生者と生前絆が深かった者同士でなければ成功はしない。

それにより様々な犯罪が起こった為。それらを見張り・秩序を維持する為の組織が形成されていき、いつしか一般市民が勝手に秘術を行う事も禁じられた。
秘術を使いたい場合は組織に属し、組織に認められた者のみが行えるようになった…
時は経ち 組織に属して承認された若き道士トウカは、死別したソヴァージュをキョンシーとして組成する事に成功する。

「ソヴァージュ…！ソヴァージュ僕だよ！ もう二度と君を…独りになんかしない！君の為なら寿命削っても構わない…！！」
『トウカ…』

ゆっくりと開かれた金色の瞳からは一筋の涙が流れる
それは歓喜の涙かあるいは…