― An EvilPurify ―緑の調べは赤の道
アキの方も連絡が終わり、指定された時間までは時間があるので食器の片づけを行った。ふとアキに使った茶葉を尋ねると自信満々に渡された瓶のラベルを見たのも束の間 グーで殴られてしまった…
一連の状況を眺めていたクレイはふと心の中でつぶやく
この二人って本当…仲が良いのか悪いのか分からない。と
そうやって二人のやり取りを眺めていると時間が来たので、馬車へと乗せて貰った
「前々から思ってたけどリオンが御者出来るって何か意外だよな~」
「失敬な…これでも仕入れの時にはよくやっているから慣れているんだ」
慣れ言葉通りた手綱さばきで支部へと夜の街を抜けて馬車を走らせていく
Green Roseの支部へと到着し、支部長室へ入室すると既に到着していたらしいクロア達はある程度の準備を終わらせていた
「来たようだな …で、お前が言っていたのは彼か…」
クレイの近くまで歩み寄り爪先から頭まで一通り見終わると手袋を付けた手を差し出した
「Green Rose支部長エトワル=コールディードロップだ。協力感謝する」
差し出された手に一瞬警戒したが、大丈夫である事に気付きとりあえず握手を交わす
「それにしてもだ…お前らが呼ぶとか言っていた奴の到着が遅れているようだな?」
本当にそんな奴いるのか?とニュアンスが見え隠れしているが、そう急かされても…と困った様にクロアとコクレイは顔を見合わせる
「何かあったんっすかね?」
ちょっと連絡してみるか…と通信機の方へ連絡入れようとすると扉がノックされた。 リュミエールに命じて扉を開けさせると、てっぺんには特徴的なアホ毛を揺らし、肩甲骨ぐらいまである茶色の髪と黒く丸い瞳をしたRose制服の女性「カンナ=フェアデルプ」が入室した
「素敵な萌えと薔薇が爛々と舞う世界に呼ばれてRed Roseよりカンナちゃん参上しました!」
「カンナ~!待ってたッスよ!!」
「遅くなって申し訳ないです!支部長とその側近殿の痴話喧嘩が中々止まらなかったんですよ」(ネタ的な意味で)
(何かこの中でも一番ヤバい奴が来た…)
クレイが直感的にそう感じ取った
「コクレイの友人さんなのね もしかして以前に組んでいらっしゃった方?」
「いんや、支部を転々としてる時に出会ったんっすよ」
「そうです~!ちなみにコクレイとは」
一旦そこで言葉を切ると手でハートの形を作ってからコクレイの肩に手を置き、それに繋がる様にして彼女はクロアの肩に手を置いた
「…まぁ!なるほどそういう関係でいらっしゃるのね!」
女性陣が謎のジェスチャーで解り合っているのでどういう意味?とリオンに尋ねるが全く分からないと首を振って返答されてしまった。
一連の状況を眺めていたクレイはふと心の中でつぶやく
この二人って本当…仲が良いのか悪いのか分からない。と
そうやって二人のやり取りを眺めていると時間が来たので、馬車へと乗せて貰った
「前々から思ってたけどリオンが御者出来るって何か意外だよな~」
「失敬な…これでも仕入れの時にはよくやっているから慣れているんだ」
慣れ言葉通りた手綱さばきで支部へと夜の街を抜けて馬車を走らせていく
Green Roseの支部へと到着し、支部長室へ入室すると既に到着していたらしいクロア達はある程度の準備を終わらせていた
「来たようだな …で、お前が言っていたのは彼か…」
クレイの近くまで歩み寄り爪先から頭まで一通り見終わると手袋を付けた手を差し出した
「Green Rose支部長エトワル=コールディードロップだ。協力感謝する」
差し出された手に一瞬警戒したが、大丈夫である事に気付きとりあえず握手を交わす
「それにしてもだ…お前らが呼ぶとか言っていた奴の到着が遅れているようだな?」
本当にそんな奴いるのか?とニュアンスが見え隠れしているが、そう急かされても…と困った様にクロアとコクレイは顔を見合わせる
「何かあったんっすかね?」
ちょっと連絡してみるか…と通信機の方へ連絡入れようとすると扉がノックされた。 リュミエールに命じて扉を開けさせると、てっぺんには特徴的なアホ毛を揺らし、肩甲骨ぐらいまである茶色の髪と黒く丸い瞳をしたRose制服の女性「カンナ=フェアデルプ」が入室した
「素敵な萌えと薔薇が爛々と舞う世界に呼ばれてRed Roseよりカンナちゃん参上しました!」
「カンナ~!待ってたッスよ!!」
「遅くなって申し訳ないです!支部長とその側近殿の痴話喧嘩が中々止まらなかったんですよ」(ネタ的な意味で)
(何かこの中でも一番ヤバい奴が来た…)
クレイが直感的にそう感じ取った
「コクレイの友人さんなのね もしかして以前に組んでいらっしゃった方?」
「いんや、支部を転々としてる時に出会ったんっすよ」
「そうです~!ちなみにコクレイとは」
一旦そこで言葉を切ると手でハートの形を作ってからコクレイの肩に手を置き、それに繋がる様にして彼女はクロアの肩に手を置いた
「…まぁ!なるほどそういう関係でいらっしゃるのね!」
女性陣が謎のジェスチャーで解り合っているのでどういう意味?とリオンに尋ねるが全く分からないと首を振って返答されてしまった。