― An EvilPurify ―緑の調べは赤の道
「何かの暗号とかでしょうか…?」
「もしかして宝の暗号とか?★」
「え?!」
「いちいち反応しすぎるな…その線はおそらく違う;」
クレイの一言に驚いた様に反応していたが軽いツッコミ程度の平手打ちをされてしまった。
「よくある並べ替えると一つの文字になる ってありますよね!もし犯人があの時見た男性だとしたら…異性の名前とかっ!!好きな子に対する思いがきっと形に…!」
ランランと目を輝かせ前のめりになりながら推測を話す彼女の勢いに二人はやや圧倒され身体を仰け反らせる
「でもさぁ、新聞記者の俺から考えると異性の名前ってのは違和感あるな~もし俺が書かれたら幻滅するし もっと別の何かじゃない?」
もっともらしいクレイの一言にルアルはようやく落ち着いたのか、やっと着席してくれた
「何とかまとまりそうか?」
「可能性の話としてはまあまあだが…あの支部長は可能性より結果見せろ。って人だけど」
「そうだよな…こうなったらまたあのイベントやらなきゃなんだよな……」
「自分は嫌だ」
途中からひそひそと相談し合っていたが、即決で断られてしまったのでチラリとクレイの方へ視線を向ける
「何?」
アキの視線に気付いたクレイが警戒した様子で彼に問い返すと
「なぁクレイ君!俺たちの囮捜査に付き合ってくれないかな?!」
「捜査…?」
「簡単な話だよ!只ちょっとじょ∑むごっ?!!」
肝心な所でリオンに口を塞がれ、部屋の隅にへと回収されてしまった。
「バカか君はっ!自分たちならともかく、ちょっとそこに買い出し行ってきます。的なテンションで軽々しく市民を女装に巻きこむな!」
「だって仕方ないだろ!俺もグレアさんも失敗したけど成功したお前が断るからこうなるんだろ!でもほら…クレイ君なら似合いそうだろ?☆」
「似合う似合わないの問題じゃないんだ。そもそもRoseが市民を巻きこむのもどうかと思」「おーいクレイ君!囮調査で女装してくれないかな?」∑話を聞けアキっ!!」
リオンの説得空しく、隙を見て逃げた彼はクレイに向けてダイレクトに捜査手伝いを頼んだが
「ヤダ。」
当たり前だが即座に断られてしまった
「えぇー頼むよクレイ君!君なら絶対似合うって!俺が保証する!」
嬉しくもない言葉と根拠のない保証に彼の表情はますます引きつる
「クレイさんの女装って何だか興味あるんですが!Σぃっ!!」
アキに合わせるようにルアルも乗り気で賛成したのも束の間。テーブルの下で手の甲がつねられる
「だから言っただろうアキ…ここは適当に隊員の誰かしらを捕まえて手伝わせる方が無難だ」
「(´・ω・`)」
納得がいかないと言いたげにしょんぼりとした表情で居たが、リオンに空いた食器を片付けておけ。と追い払われてしまい、そろそろ日暮れと言う事もあり二人も早いうちに戻る様にと一旦聞き取りはここで終了となった。
キッチンに立たされたアキが洗い物をしてくれている間。箇条書きにまとめていたメモをある程度読みやすいように清書しておいた
「終わったよー」
「そうか 自分の方もある程度はまとまったから支部に向かうとしようか…気が重いけど」
「あはははー…(棒)」
お互いに遠い眼をし裏口を施錠してから支部へと向かうべく日暮れの通りを歩き始めた。
「もしかして宝の暗号とか?★」
「え?!」
「いちいち反応しすぎるな…その線はおそらく違う;」
クレイの一言に驚いた様に反応していたが軽いツッコミ程度の平手打ちをされてしまった。
「よくある並べ替えると一つの文字になる ってありますよね!もし犯人があの時見た男性だとしたら…異性の名前とかっ!!好きな子に対する思いがきっと形に…!」
ランランと目を輝かせ前のめりになりながら推測を話す彼女の勢いに二人はやや圧倒され身体を仰け反らせる
「でもさぁ、新聞記者の俺から考えると異性の名前ってのは違和感あるな~もし俺が書かれたら幻滅するし もっと別の何かじゃない?」
もっともらしいクレイの一言にルアルはようやく落ち着いたのか、やっと着席してくれた
「何とかまとまりそうか?」
「可能性の話としてはまあまあだが…あの支部長は可能性より結果見せろ。って人だけど」
「そうだよな…こうなったらまたあのイベントやらなきゃなんだよな……」
「自分は嫌だ」
途中からひそひそと相談し合っていたが、即決で断られてしまったのでチラリとクレイの方へ視線を向ける
「何?」
アキの視線に気付いたクレイが警戒した様子で彼に問い返すと
「なぁクレイ君!俺たちの囮捜査に付き合ってくれないかな?!」
「捜査…?」
「簡単な話だよ!只ちょっとじょ∑むごっ?!!」
肝心な所でリオンに口を塞がれ、部屋の隅にへと回収されてしまった。
「バカか君はっ!自分たちならともかく、ちょっとそこに買い出し行ってきます。的なテンションで軽々しく市民を女装に巻きこむな!」
「だって仕方ないだろ!俺もグレアさんも失敗したけど成功したお前が断るからこうなるんだろ!でもほら…クレイ君なら似合いそうだろ?☆」
「似合う似合わないの問題じゃないんだ。そもそもRoseが市民を巻きこむのもどうかと思」「おーいクレイ君!囮調査で女装してくれないかな?」∑話を聞けアキっ!!」
リオンの説得空しく、隙を見て逃げた彼はクレイに向けてダイレクトに捜査手伝いを頼んだが
「ヤダ。」
当たり前だが即座に断られてしまった
「えぇー頼むよクレイ君!君なら絶対似合うって!俺が保証する!」
嬉しくもない言葉と根拠のない保証に彼の表情はますます引きつる
「クレイさんの女装って何だか興味あるんですが!Σぃっ!!」
アキに合わせるようにルアルも乗り気で賛成したのも束の間。テーブルの下で手の甲がつねられる
「だから言っただろうアキ…ここは適当に隊員の誰かしらを捕まえて手伝わせる方が無難だ」
「(´・ω・`)」
納得がいかないと言いたげにしょんぼりとした表情で居たが、リオンに空いた食器を片付けておけ。と追い払われてしまい、そろそろ日暮れと言う事もあり二人も早いうちに戻る様にと一旦聞き取りはここで終了となった。
キッチンに立たされたアキが洗い物をしてくれている間。箇条書きにまとめていたメモをある程度読みやすいように清書しておいた
「終わったよー」
「そうか 自分の方もある程度はまとまったから支部に向かうとしようか…気が重いけど」
「あはははー…(棒)」
お互いに遠い眼をし裏口を施錠してから支部へと向かうべく日暮れの通りを歩き始めた。