― An EvilPurify ―緑の調べは赤の道
『あのぅ…これは一体…;』
エトワルに命じられた通り、アーネストへの連絡を終えたグレアは早速椅子へと座らされ、気が付く頃にはリュミエールの使う鋼鉄製のワイヤーで身体が固定されていた。
「こうなれば自棄だ…ふっふふ…フハハハハ!!」
「こ…怖いよこの支部長…」
「君はともかく自分はとりあえずの成績残しておいてよかったと思う…」
自棄になりながら高笑いするエトワルを他所にリュミエールは手慣れた様子で支部長室をセッティングしていく。 自分たちは流石に関係ないだろう…と退場しようとしたが、逃げないようにと釘を刺されてしまっているので隅っこの方に移動しながら、グレアへ哀れんだ視線を送った
手慣れた手順で連絡と机とパーテンションの配置を終え、エトワルへ敬礼しながら報告する
「準備ぜんぶオッケーです!」
「よくやった」
『あのぅ…』
何が起こっているのか全く理解できず、困った様子で二人へと呼びかけるが相手にしてもらえず、そのまま時間が過ぎる事数十分。到着を知らせる連絡が通信機に入り、リュミエールを向かわせる
「貴様には(ある程度)期待してやってるんだ…俺を失望させるんじゃねえぞ?」
『∑?!』
突然言い放たれた脅しにグレアはどう反応して良いのかもわからず只々身を震わせる
「ここはその…例えるなら精神的に死んだふりしていた方が早く終わるさ…」
『えぇっと…レト様、それはどう言う…』
リオンから受けたアドバイスも上手く伝わらず、彼自身困惑しているといつものハンガーラックがリュミエールの手によって幾つも運び込まれ、相変わらず上機嫌なクロアとコクレイが入室した。
「今回もお呼び頂きましてありがとうございます!さぁさぁ!本日はどの方をお着換え致しますか~♪?」
「お招きいただき光栄ッス!さーって、今日も張り切っていくッスよ~!」
片手を拳の形にし、もう片方をでバシッと乾いた音を立てて気合を入れる。
「今回の獲物はコイツだ。」
不穏な言葉を発しながら顎で場所を教えると、喜々とした様子で二人は椅子に拘束されたままになっているグレアの元へと駆け寄った
「まぁ!今回はグレアさんなんですね♪うっふふ」
「これはお着替えのさせ甲斐があるってやつッスね♪パーテンションお願いしまッス!」
「ただいま~!」
『あ、あの…』
パーテンションで中の光景が遮られていく中。二人は遠い眼をしてその光景を見つめていた
「まずはそのワイヤー解いちゃいましょうか 後そのマスケラも」
『Σえっ?!だ、ダメですこれはっ!アーネスト様より付ける事を命じられた大切な…』
「えぇいこの際だから取っちまえッスよ!」
今まで拘束されていた身体のワイヤーが解かれたのも束の間。即座にコクレイの手によってマスケラが取られてしまい、白く長い睫毛と青く大きな瞳が露わになった
「か、可愛い…!」
「アレ付けてたから分からなかったッスけど…なんかお人形さんみたいな感じっすよね」
「力いっぱいぎゅーって抱きしめて頭を撫でまわしたいと思うのは私だけでしょうか…!!!」
『み、見ないでください…//』
真っ赤になって顔を隠そうとするその仕草が、両サイドと眼の前に立っていた彼女たちのハートを刺激してしまった。
エトワルに命じられた通り、アーネストへの連絡を終えたグレアは早速椅子へと座らされ、気が付く頃にはリュミエールの使う鋼鉄製のワイヤーで身体が固定されていた。
「こうなれば自棄だ…ふっふふ…フハハハハ!!」
「こ…怖いよこの支部長…」
「君はともかく自分はとりあえずの成績残しておいてよかったと思う…」
自棄になりながら高笑いするエトワルを他所にリュミエールは手慣れた様子で支部長室をセッティングしていく。 自分たちは流石に関係ないだろう…と退場しようとしたが、逃げないようにと釘を刺されてしまっているので隅っこの方に移動しながら、グレアへ哀れんだ視線を送った
手慣れた手順で連絡と机とパーテンションの配置を終え、エトワルへ敬礼しながら報告する
「準備ぜんぶオッケーです!」
「よくやった」
『あのぅ…』
何が起こっているのか全く理解できず、困った様子で二人へと呼びかけるが相手にしてもらえず、そのまま時間が過ぎる事数十分。到着を知らせる連絡が通信機に入り、リュミエールを向かわせる
「貴様には(ある程度)期待してやってるんだ…俺を失望させるんじゃねえぞ?」
『∑?!』
突然言い放たれた脅しにグレアはどう反応して良いのかもわからず只々身を震わせる
「ここはその…例えるなら精神的に死んだふりしていた方が早く終わるさ…」
『えぇっと…レト様、それはどう言う…』
リオンから受けたアドバイスも上手く伝わらず、彼自身困惑しているといつものハンガーラックがリュミエールの手によって幾つも運び込まれ、相変わらず上機嫌なクロアとコクレイが入室した。
「今回もお呼び頂きましてありがとうございます!さぁさぁ!本日はどの方をお着換え致しますか~♪?」
「お招きいただき光栄ッス!さーって、今日も張り切っていくッスよ~!」
片手を拳の形にし、もう片方をでバシッと乾いた音を立てて気合を入れる。
「今回の獲物はコイツだ。」
不穏な言葉を発しながら顎で場所を教えると、喜々とした様子で二人は椅子に拘束されたままになっているグレアの元へと駆け寄った
「まぁ!今回はグレアさんなんですね♪うっふふ」
「これはお着替えのさせ甲斐があるってやつッスね♪パーテンションお願いしまッス!」
「ただいま~!」
『あ、あの…』
パーテンションで中の光景が遮られていく中。二人は遠い眼をしてその光景を見つめていた
「まずはそのワイヤー解いちゃいましょうか 後そのマスケラも」
『Σえっ?!だ、ダメですこれはっ!アーネスト様より付ける事を命じられた大切な…』
「えぇいこの際だから取っちまえッスよ!」
今まで拘束されていた身体のワイヤーが解かれたのも束の間。即座にコクレイの手によってマスケラが取られてしまい、白く長い睫毛と青く大きな瞳が露わになった
「か、可愛い…!」
「アレ付けてたから分からなかったッスけど…なんかお人形さんみたいな感じっすよね」
「力いっぱいぎゅーって抱きしめて頭を撫でまわしたいと思うのは私だけでしょうか…!!!」
『み、見ないでください…//』
真っ赤になって顔を隠そうとするその仕草が、両サイドと眼の前に立っていた彼女たちのハートを刺激してしまった。