King
your name
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時は大海賊時代、オレ達百獣海賊団がワノ国へと根城を構えカイドウさんと光月おでんが戦った直後。
オレはカイドウさんに頼まれ百獣海賊団の縄張りである
とある鉱山大国"マイン島"へと顔をだした。
「なんだ、この有様は」
まだ制圧したばかりのワノ国では人手が足りず
作り出せる武器も数が知れている為こうして
この島に大量の武器を作らせていたが島はほぼ壊滅状態
まだ辛うじて息のある島民に何があったのかと尋ねると
「隣の国の奴らと海賊が手を組んでこの島を襲ってきた」
とだけ答え息を引き取りオレはそっとそいつの瞼を閉じ船へと戻った。
「どこの海賊かは知らんが⋯カイドウさんの縄張りを荒らした奴には報いを受けさせねば⋯このままじゃ示しがつかん」
率いて来た部下達にそう告げオレ達は島の戦火の残り火からまだ敵は近くにいると考えプテラノドンの姿で上空を探せばそれらしき海賊団を発見した。
「オレ達はついにあの"四皇"百獣海賊団の縄張りに手をかけた!!だがあの島で手に入れたこの膨大な武器の数でオレ達はあのカイドウに挑む!!これはその前夜祭だァ!野郎共!呑んで食って力を蓄えろ!」
船長と思しきそいつの一声にどんちゃん騒ぎを起こし
酒や飯を浴びる程飲み食いするその真ん中に海賊とは思えないナリをした柘榴色の長髪が目を引く少女の姿を見た。
「おい、女!これは余興だ!この実を食ってみろ!」
『い、いや、私は⋯』
「いいから食えっつてんだろうが!!」
男達は無理やり押さえ付けナニカを食わせていて
到底気持ちの良い光景とは言えぬ場面を見てオレは攻撃を開始した。
「火ィ!?何で空から火が降ってきやがる?!」
「お頭!空です!空を見て下さい!あれは⋯⋯」
「「「火災のキング⋯!!」」」
オレに気付くのが遅すぎたソイツらの船は
どんどん火の手が上がり始めやがてボロボロと崩れ去っていく。
「カイドウさんの縄張りに手を出した罰だ。」
上空から崩れ沈みゆく船を眺めあと少しで沈没するといった時、俄には信じ難い光景を目にする。