Hawkins
your name
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「ホーキンス船長!敵戦を確認しました!」
そう言われタロットカードを並べ出すのは
このホーキンス海賊団の船長であるバジル・ホーキンス
「今日のオレに死相は出ていない」
シャボンディ諸島を出て一年、まだ誰とも同盟を組まず
新世界に入り名だたる猛者共を相手に、同じルーキーと
呼ばれたキッドが自分が一番先に四皇の首を取ると息を巻いているとの噂を聞いた
「ホーキンス船長!相手はビックマムの傘下と思われます!」
敵戦はあの四皇ビックマムの傘下の海賊団で
同じルーキーが活躍しようとしている事に
らしくも無いが、死相も出ていないオレが逃げると言うのも有り得ない⋯
「構わん。向かってくる敵は消すまでだ」
だが、流石に相手も新世界に伊達に居らず、苦戦強いられたもののオレ達は勝った⋯⋯
そう思った時⋯敵戦の最後の悪足掻きによりオレは海へと引きずり落とされたのだった
「今日オレの死相は出ていないのに⋯くそ、油断したか⋯⋯」
オレの意識が薄れゆく中『しっかりして』と誰かの声が聞こえたが重くなった瞼を開ける事が出来ず意識を手放した⋯⋯────
どれくらい気を失っていただろう。
パチパチと薪が爆ぜる音が聞こえジワジワと温まった体、燻る煙の匂い⋯
海へと落ちた時に聞こえた誰かの声
それを思い出しゆっくりと瞳を開けば心配そうに見つめる仲間達の姿があった。
「ホーキンス船長!良かった、無事で⋯」
その言葉にオレは自身が海で聞いた声の主は?と問うとそれが幻聴ではなかった事を確信した。