Low ⚠︎R15⚠︎
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「「「ナナシー!どこだー?!」」」
『あの声はベポ、シャチ、ペンギン?!三人共!!私はここだよ!お願い、助けて⋯っ!』
さっきの連中が吹っ飛んでいくのが見えたと同時にジャンバールの姿が見える
『ジャンバール!!』
ジャンバールは牢の柵を意図も簡単にこじ開け私を助けてくれた
「おい、ナナシ。こんな所で何をしている?
『キャプテン⋯ごめ⋯』
『ごめんなさい』そう言おうとした時だった
「なぁ〜にが"遊んでる暇はねェ"だ!な、ペンギン?!」
「全くだぜ?クールぶってるけどな!キャプテン、お前が居ないのに一番先に気づいて慌てて探しに行ったんだぜ?」
「Room!」
「「ごめんなさい!!」」
地下牢にいた全ての女性達を解放しジャンバールの背中に負われ買い物をした荷物も無事回収し船へと戻る⋯─
「おい、怪我はねェのか?見せてみろ」
『だ、大丈夫⋯です⋯』
足でまといだと思われたくなくて⋯キャプテンに嫌われたくなくて精一杯の虚勢を張るも正直あちこち痛む。
「嘘つくな。クソっ!てめェ、やられ過ぎだ!」
私の努力も虚しく意図も簡単に見破られ、私の傷を見たキャプテンに叱られる。
私も皆と同じ様に戦えたら⋯
何度もそう思って、強くなりたくて⋯毎日毎日修行してやっと少し強くなったかと思えば、皆はもっと強くなっていて⋯⋯
私は相変わらず弱いままこうしえ仲間の足を引っ張る事しか出来ず、いつか皆を危険に晒すんじゃないかと思うとまともにキャプテンの顔も見れない
『ごめんなさい⋯キャプテン、私⋯』
─────船、降りようかな──────
そう言おうと思うも皆と過ごした毎日を思い出して上手く言葉にならない⋯
「何くだらねェ事考えてやがる?」
頭に軽い衝撃を感じ見上げればキャプテンの不機嫌そうな顔⋯私の考えなんて全てお見通しみたいだ。
刀の鞘で叩かれた部分を擦りながらキャプテンの顔をチラチラと見れば「大体なんであんな所に居やがった?」とまた叱られる。
『荷物が重くて⋯それで、皆があのお店に入って行くのが見えたから、助けてもらおうと思って⋯お店に入ったらその⋯ぁ、あの⋯女の人が裸で⋯皆も男の子だから邪魔しちゃ悪いと思って出ようとしたんだけど⋯』
「クソっ、あれは⋯聞き込みだ。」
『うん、知ってる⋯というかあの人達に聞いちゃった』
「俺は頼りねェか?」
『そんな事ない!』
「だったら甘えてろ、お前は俺が守ってやる。」
消毒の匂いがしてすぐにキャプテンの体温が伝わった
『あいあい⋯
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