Zoro (学パロ)
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はち切れそうな心臓と走ってヘロヘロになった足どりを整えロロノア君にお礼を言いながら近づく
『っ、ふぅ!あ、あの•••ありがとう!』
すると彼は「いや、良い修行になった」と言って取り返してくれたバックを返してくれた時ロロノア君の顔をやっと目の前で確認した。すると彼はあっと驚き目を丸くさせ指をさして無茶な事を言い出した
「お前あん時の!•••変な野郎に巻き込まんなっつただろ!」
『そんな!そんな事言ったって私だって好きで巻き込まれてるわけじゃないだから!』
「大体お前なんでそんな疲れてんだよ!日頃から運動しろよ!」と叱られた
ロロノア君はあの日の事を覚えていてくれたみたいだった。「何でテメェはこんな時間に外ほっついてんだ?」と聞かれたので同じ駅に向かいながら今日の放課後の事を話した。
─「本当女はくだらねェ事が好きだな」─と彼に言われたので
─『じゃあロロノア君は何でこんな時間に居るの?』─と聞いてみるとどうやら彼は剣道部らしく部活帰りだったらしい。
そっか。ちゃんと部活やってて凄いな駅の改札を定期で通り抜けホームに座った。そして声がしなくなったロロノア君を探すと居ないのでトイレか何かだろうと思い向かいのホームに目をやると緑髪のロロノア君は椅子に座り寝ていた
『え?••••••アホなのかな••••••?おーい!ロロノア君!こっちのホームに来る電車だよー!』と叫ぶとロロノア君の隣に座って居た人は彼を起こし伝えてくれた。
頭を掻きながら歩いてこっちのホームに戻って来たロロノア君
『お前何はぐれてんだよ?!』って何故かやっぱり怒られたので「お前がな」と言ってやった。
それから電車の中で空いた席に座りたわいも無い話を一方的にしているとロロノア君から
「お前明日から電車の時間一本づらせよ」と言われ
何だか話せなくなるのが寂しくて
『ロロノア君はずっと今朝の時間帯に乗るの?』と聞けば
「俺は明日から朝練がある、それに人混みは嫌いだからよ2本早いのに乗るぜ」と言ってきた
─『2本早く乗る為には起きるのは•••かなり早いな•••お風呂入ってメイクして•••』─「おい!」
ハっとして我に帰ると「気づくの遅ェよ!!お前次で降りるんじゃねェのかよ?!」と言われ慌てて周りを見渡すと確かに次の駅で降りなければならなかった
『ありがとう!何で分かったの?』と聞くと彼が答える前に駅へ着いてしまった
『•••ロロノア君。友達になれたって思っていいのか?』
1人で家へ向けて歩き出したナナシはクマシーのマスコットを握りしめルンルン気分で家路を辿った