Zoro (学パロ)
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─〜でして〜ですので君たち若者は〜に励み─
センゴク校長の長い話しが終わり中庭に行けば
教室割りが書かれた紙が貼られている
自分の名前を探すついでに"ゾロ"という名前も
探してみれば彼は隣の教室だった。
『ロロノア・ゾロ君か•••』
中学の時の友達は皆別の高校に行ってしまい
高校では1から友達を作り直さなければいけないナナシは一度助けてもらった彼も同級生と分かって嬉しくなった。
教室に入ってみるとランダムに出席番号を書いたカードが机に置かれていて皆自分の出席番号が書かれた席に荷物を置いて着席していた。
私も自分の出席番号とまだ誰も座ってない席を確認し見つけたのは窓際の一番後ろのナイスポジションだった
隣の席の子の名前はペローナちゃん
ピンクの髪に丸くかわいい目が特徴で可愛い物がだいすき子だってのが分かった。"可愛いなぁ〜こんな可愛い子と隣の席なんて幸せだなぁ!"と彼女の全体を頭からつま先まで見て気づいた。
『ペローナちゃんクマシーすきなの?』
「お前も好きなのか?!」
ペローナちゃんのスクールバッグにぶら下げられたクマシーのマスコットを見て意気投合。
「ナナシは話の分かるやつだなぁ!今日から友達にしてやる!」と言われたのが嬉しかった
それから担任の先生が入って来て一人づつ自己紹介をして私はその日さっそく友達が出来た。
担任の先生のは遊び心満載の少年みたいなシャンクス先生という面白い先生だった
それからは新しい学校生活に馴染むのが精一杯で
毎日が目まぐるしいスピードで過ぎて行った
入学式から1週間くらいたった放課後のある日
私はペローナちゃんと新しく出来たスイーツの店に行きJKらしい充実した放課後を過ごした。クマシーのグッツを買う為スリラーショップというクマシーの聖地みたいな場所に行き2人でお揃いのマスコットを買いスパイダーズカフェで今流行ってるクランベリーフラペチーノを飲んで『「また明日ね/な!」』と別れ駅へ向かった
楽しい時間はいつの間にか過ぎ気づけば一人になった空を見上げると辺りはほんのり暗くなっていた
"今日は楽しかったな"なんて思いながら歩いていると
後ろから誰かが凄い勢いでぶつかって来た
「すみません!」とぶつかった人を見るとこちらも振り向かず走って行く。そして私は肩に背負っていたはずのバックが無いことに気づく
あの中には決して多いとは言えないけれど両親からもらったお小遣い、定期、学生証それに何より今日ペローナちゃんと2人で買ったクマシーのマスコットがついている
私は決して運動は得意な方ではないけれど一生懸命走った
『ハァ!っ、あの人引ったくりです!っ捕まえて下さい!!』
無我夢中で走っていると引ったくりが走る前方に緑色の頭が見えた
『ロ、ゾロくん!引ったくり!!』
ロロノア君と言いたかったけど叫びながら走るのは死んじゃいそうだったからついゾロ君って呼んでしまった
やっぱり緑色の頭はロロノア君で持っていた竹刀を使って引ったくり犯を捕まえてくれた