Luffy
your name
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ここは最弱といわれる東の海フーシャ村
長閑な村に響き渡る村長の声
「コラー!待たんかルフィ!!」
「げぇー!村長?!」
黒髪の少年を追いかける老人
『ルフィ!こっちだよ!』
歳の変わらない少女が民家の陰から出て来て
ルフィと呼ばれる少年の手を引いて獣道へと逃げて行った
「くそ〜!見失ったわい!」
森の茂みに隠れて村長が去って行くのを待つ2つの小さな影
「村長行ったか?」『うん、行ったみたいだよ!』
この村の問題児ルフィとナナシである。
「なぁ!ナナシ!港に海賊船が停まってるの見たんだ!海賊見に行こうぜ!!」
『あ、ルフィー!待ってよー!』
それから赤髪海賊団と出会いシャンクスに懐くのはあまり時間がかからなかった
「なぁ!シャンクス!俺とナナシも一緒に航海に連れてってくれよォー!」
来る日も来る日もルフィはシャンクスにお願いしたが答えはいつもNO
シャンクスの船にあった悪魔の実をルフィが食べてしまったり顔に傷を作ってまでお願いした日もあったしルフィがシャンクスを馬鹿にした山賊に喧嘩を売ってそれを助けたシャンクスの左腕が失くなったり•••
とにかく色々あったが今日シャンクス率いる赤髪海賊団はここフーシャ村を出港する
「オレはもう連れてってくれなんて言わねェ!」
「お、やっと諦めたのか?ルフィ」
「オレはいつかこの一味にも負けない仲間を集めて!世界一の財宝を見つけて!海賊王になってやる!」
「ほう•••!俺たちを超えるのか•••」
泣きそうになるのをグッと堪え下を向くルフィ
『ルフィ•••?』
シャンクスはこちらに近づきルフィの前に立つと
「この帽子をお前に預ける。俺の大切な帽子だ•••」
そう言ってトレードマークの麦わら帽子をルフィの頭に乗せた
「ナナシ。お前にも世話になったな•••ルフィは無茶ばかりする•••ちゃんと面倒見てやってくれよ?」
シャンクスは大きな手でナナシの頭を撫で
「いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな」
と言いシャンクスは行ってしまった。
「オレが海賊になったらナナシはオレの船に乗れよ!」『え?私も連れてってくれるの?』「あぁ!そんでオレが世界一の財宝を見つけたらナナシをオレのお嫁さんってやつにしてやるからな!ニシシッ!」
ほどなくしてルフィは祖父ガープにダダンの居るコルボ山へと連れて行かれた。
ナナシはマキノの酒場に置いてもらって
ルフィの居るコルボ山へちょこちょこ遊びに行ったりマキノの手伝いをしたりして過ごした
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