Rosinante(生存if)
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✔︎子供の名前固定
私と夫は結婚して3年になる
去年子供が産まれたばかりでどこにでもある様な幸せな家庭だ
とはいえ、夫の仕事は国の治安や秩序を守る海軍。
いつも危険と隣り合わせの職務。
何日も帰って来れない事なんて普通だ。
─「ふぇ、えーん!!」─
『どうしたのミゲル?ほーらよしよし、泣かないで』
幼い我が子をおんぶしながらコトコト音を立てる鍋の蓋を開け味見すればいつもの味だ。火を止め未だ泣き止まない我が子の為ロッキングチェアに座り揺れながら子守唄を歌う
『今日はえらく機嫌が悪いのね、でも大丈夫よ。もうすぐあなたの大好きなパパが帰って来るから』
─ガタッ!ガンッ、ドンっ!─
『ほら•••パパが帰って来たわよ』
ドアを叩く音よりも先に何かに躓いて転ける音がすればそれは帰宅の合図
妻であるナナシはこんなドジな男が海軍に居て生きて帰って来る事が心配でたまらない
ドアを開ければ綺麗に転け地面に伏せる夫、ロシナンテの姿。
「早くお前たちに会いたくて帰って来たらバケツに足が当たっちまったよ!ハハハ!」
我が子を片腕で抱きもう片方の手を旦那様に差し出せば起き上がっていつもの様に笑うロシー
『危ないからゆっくり帰って来てねって何度も言ってるでしょう?』
「それは無理な話だ!一秒でも早く俺はお前たちに会いたいからな!」
ロシーを椅子に座らせ息子を抱っこしてもらいその間に慣れた手つきで手当をする
ナナシは海軍本部医療班に居た為手当を処置する事には慣れていた
「ぁーい!うーぅ、ぱ、パパ!」
「お、おい!ナナシ!今の聞いたか?!ミゲルが、ミゲルが俺の事パパって!!」
『最近言えるようになったのよ、ね?ミゲル?』
きゃっきゃっと笑う夫妻の一人息子のミゲル
「凄いぞー!さすが俺の息子だ!!」
『さぁ!すぐ夕飯の支度が出来るからミゲルはお利口さんにパパと遊んでてね?』
息子と夫が仲良く積み木や絵本で遊んでいる内に
テーブルに並べられていく暖かい料理の数々。
チラっとテーブルに目を向ければ
美味しそうな匂いに釣られつまみ食いをする夫の姿
『もう!パパったら!お行儀が悪いでしょ?!』
「すまん、すまん!つい美味そうで•••」
夫が叱られてるのが面白いのか笑う息子
その笑い声に釣られてつい吹き出すナナシ
『•••よし!出来た!2人ともご飯よー!』
明るい電気が灯り暖かい料理が出され
最愛の人とその間に出来た子供の笑い声はロシナンテの生きる活力となる
「俺の好きなロールキャベツじゃねーか!」
『沢山あるからゆっくり食べてね?!』
私と夫は結婚して3年になる
去年子供が産まれたばかりでどこにでもある様な幸せな家庭だ
とはいえ、夫の仕事は国の治安や秩序を守る海軍。
いつも危険と隣り合わせの職務。
何日も帰って来れない事なんて普通だ。
─「ふぇ、えーん!!」─
『どうしたのミゲル?ほーらよしよし、泣かないで』
幼い我が子をおんぶしながらコトコト音を立てる鍋の蓋を開け味見すればいつもの味だ。火を止め未だ泣き止まない我が子の為ロッキングチェアに座り揺れながら子守唄を歌う
『今日はえらく機嫌が悪いのね、でも大丈夫よ。もうすぐあなたの大好きなパパが帰って来るから』
─ガタッ!ガンッ、ドンっ!─
『ほら•••パパが帰って来たわよ』
ドアを叩く音よりも先に何かに躓いて転ける音がすればそれは帰宅の合図
妻であるナナシはこんなドジな男が海軍に居て生きて帰って来る事が心配でたまらない
ドアを開ければ綺麗に転け地面に伏せる夫、ロシナンテの姿。
「早くお前たちに会いたくて帰って来たらバケツに足が当たっちまったよ!ハハハ!」
我が子を片腕で抱きもう片方の手を旦那様に差し出せば起き上がっていつもの様に笑うロシー
『危ないからゆっくり帰って来てねって何度も言ってるでしょう?』
「それは無理な話だ!一秒でも早く俺はお前たちに会いたいからな!」
ロシーを椅子に座らせ息子を抱っこしてもらいその間に慣れた手つきで手当をする
ナナシは海軍本部医療班に居た為手当を処置する事には慣れていた
「ぁーい!うーぅ、ぱ、パパ!」
「お、おい!ナナシ!今の聞いたか?!ミゲルが、ミゲルが俺の事パパって!!」
『最近言えるようになったのよ、ね?ミゲル?』
きゃっきゃっと笑う夫妻の一人息子のミゲル
「凄いぞー!さすが俺の息子だ!!」
『さぁ!すぐ夕飯の支度が出来るからミゲルはお利口さんにパパと遊んでてね?』
息子と夫が仲良く積み木や絵本で遊んでいる内に
テーブルに並べられていく暖かい料理の数々。
チラっとテーブルに目を向ければ
美味しそうな匂いに釣られつまみ食いをする夫の姿
『もう!パパったら!お行儀が悪いでしょ?!』
「すまん、すまん!つい美味そうで•••」
夫が叱られてるのが面白いのか笑う息子
その笑い声に釣られてつい吹き出すナナシ
『•••よし!出来た!2人ともご飯よー!』
明るい電気が灯り暖かい料理が出され
最愛の人とその間に出来た子供の笑い声はロシナンテの生きる活力となる
「俺の好きなロールキャベツじゃねーか!」
『沢山あるからゆっくり食べてね?!』