Rosinante 現パロ
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『今日は楽しかったです』
そう話すナナシさんに自分も同じ気持ちだと伝える
『今日のお見合いの相手がロシナンテさんで良かった⋯とても楽しい時間でした』
出来ることならば、もう一度ナナシさんに会いたい。そう思ったオレは不意に彼女の手を握り勢いよく
言葉を発した
「ナナシさん!!また!⋯またオレと会ってくれませんか!?」と言う
断られたらどうしよう⋯そんな思いからきつく目を閉じていると
『私で良ければ⋯//』
と言った声が聞こえ目を開くと微笑み頬を染める彼女と目が合った。
「ナナシさんだから!オレはナナシさんだからまた会いたいんです!!」と食い気味に返答すると
『私も⋯もっとロシナンテさんの事が知りたいと思いました』
そしてオレ達は電話番号を交換し先に迎えにやって来たつるさんに挨拶する
「今日は楽しめたかい?」
『えぇ、とっても⋯ロシナンテさんが優しい良い人でよかった』
「そうかい。そりゃお前の早く孫が見たいが口癖の父親は大喜びだろうね」
『ふふ、そうですね』
「ロシィ、今日はありがとうね。また明日仕事場で」
「はい!お気を付けて!!」
彼女とつるさんの姿が見えなくなるまで見送った頃オレの方もセンゴクが迎えに来てくれた
「ロシナンテ、どうだった?!」
「とても素敵な人だった⋯//」
ナナシさんの事を思い出すとつい顔が熱を持つオレを見て
「やっぱり近々孫の顔が見れそうだ!」と嬉しそうに笑うセンゴクさんだった⋯───
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