Rosinante 現パロ
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オレは刑事として、人として、弟として実の兄であるドンキホーテファミリーというマフィアに潜入捜査を試みた。
あの優しかった両親から生まれたとは思えない兄
だがそんな兄をオレは弟して救いたかったのだ⋯
そんな思いで身を寄せた組織でオレは世界の闇を見た
まだ十歳にも満たない子供達が居場所を求めマフィアの事務所の扉を叩くのが後を絶たない。
事態はオレが思っているよりずっと酷いものだった
当時難病と言われた孤児ローと出会いロシナンテは病室を巡った。
そしてオレは一人の少年と出会う。
その子供の名前はロー⋯
奴は当時不治の病と言われる難病を患っていて、オレはそんなローの優しさを見出しこの先の未来をこんな所で過ごして欲しくない⋯そう思い兄であるドフィが血眼になって探していた不治の病にも効くとされる薬の取り引き現場に向かい何とか手にしローを救い出したもののオレが刑事である事がバレてしまいミニオン島で銃撃された
「何故オレが実の家族を二度も殺さなきゃならないんだ!!」
撃たれた場所から大量に血が流れ最後に見た兄の顔は何故か怒りより悲しみに満ちていた⋯⋯────
「ロシナンテさん、まだ傷口は完治してないんですよ!?今日こそはちゃんと病室に居てください!」
何とか一命を取り留めたオレに若い看護婦に手際良く処置を受けながら叱られる
「ハハ、善処すます⋯」
オレが笑うと凄い勢いで睨まれてしまいつい反省の言葉を述べたが病室から抜け出すのは止められない物があるから⋯
「やっぱ美味いな!!」
火をつけ肺いっぱいに煙を吸い込めば何時間ぶりかのニコチンに頭はクラクラとする
「バレたらまた叱られちまうなー⋯」
喫煙所からは自分の入院する病室が見え朝の看護婦の怒る顔が目に浮かんだ