Doflamingo
your name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
男の名はドンキホーテ ドフラミンゴ
表向きは株式会社ドンキホーテグループの創立者であり現会長、裏ではドンキホーテファミリーという巨大マフィア組織のボスだ。
元々裕福な家系に産まれ何不自由なく生活していた
そんな彼だが8歳の時彼の父親は財産を放棄し
普通の生活がしたいと一般家庭階級に生活の質を落とした
だがしかし産まれながらにして裕福な生活をしていた彼らは中々"一般家庭"には溶け込めず働いた事のない彼の両親に合うような仕事はなかった
それだけならまだしも産まれながらに裕福というだけで妬み嫌われた
ある時は放火で家を焼かれある時はまだ幼い彼を狙い金品を強奪しようと暴行を加える者もいた
そして男が金や地位や名誉を欲した最大の引き金は
優しかった母の死だ。
流行病にかかり満足な治療も栄養の取れる食事も
安眠出来る家も全てあの時父が
─「 ドフィ 」─
「っ!•••はぁ、夢か•••」
─コンコン─
「若様!」
「ベビー5か?•••入れ。」
使用人の格好をしたまだ若い女が部屋に入る
「若様!お見合いの相手が来られましたのでお部屋へ•••」
「あぁ。」
俺にはファミリーがいる。
今俺を呼びに来たこの女もそう、名前はベビー5。
ドフラミンゴファミリー幹部だ
幹部以上の者とは長く苦楽を共にした家族だ。
だがしかし俺も気づけば41になった
トレーボルやディアマンテが
ジョーラやラオ爺の為にも早く
今まで女は腐るほど抱いた
見合いもこれが初めてねェ
どんな政治家の娘も富豪の娘もデケェ組織のボスの娘でも"嫁"にするのはピンと来ねェ。
いや、俺が家庭を築いてガキを拵えるってのがハナから笑える話しだ
「おい、ベビー5。今日の見合いの相手は誰だったか?」
「もう!若様ったら!•••今日のお相手は普通の方みたいですよ?若様が尽く断るからヴェルゴが逆に一般人となら上手くいくんじゃないかって!大体若様が早く結婚してくれないと私が結婚出来ないじゃない!」
「俺はお前に相応しい男を選別してやってるだけだぜ?フフフ!」
毎回見合い話しがダメになる為ディアマンテがこの際
屋敷に招いたら良い!そうすれば店を予約する手間が省けると言い出し何回目か忘れたが見合いは屋敷で行っている。
客間のドアを開ければ扉に背を向けて座る女が居た
「では若様、私はここで失礼するので何か用があれば呼んで下さい」
ベビー5は退室して俺は女の前に座る
『あ、あの!初めまして!今日は宜しくお願いします!』
立ち上がって勢いよく頭を下げる女
「フフフ、そんなにかしこまらなくて良い。名前は?」
女は俺が苦手な綺麗な目をした奴で真っ直ぐ俺を見て名乗った
『ナナシです!』
1/3ページ