family (Request リメイク)
your name
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
義姉さんがお兄ちゃんに手を引かれ用意された席に
着いた時、三兄弟の次男であるもう一人のダイフクお兄ちゃんとその奥さんが大きな虎を連れ姿を見せた。
「ママ、誕生日おめでとう。」
『おめでとうございます!わぁ!ママの今日のドレスとっても素敵です!!』
黄蘗色の短い髪をアレンジし同じ色の瞳は
ダイフクお兄ちゃんとよく似合っていて
梔子色のドレスを子供の様に揺らしママへ挨拶する義姉は
いつもお兄ちゃんに揶揄われる度、その可愛らしい唇を
尖らせお兄ちゃんは冷静で顔に出さないタイプだけどそんなお兄ちゃんの頬が少しだけ弛んで幸せそう。
「ガハハ!今日はいい天気だなァ、ダイフクよ!!久しぶりに家族が勢揃いするにピッタリの快晴だ!!」
『ダイフク様、奥様、お久しぶりです。ふふ⋯オーブン様ったら昨日からずっとこの調子でワクワクして夜眠れなかったんですよ?』
「まだまだガキだなァ?オーブン」
そう言って豪快に笑いながら現れたオーブンお兄ちゃん夫婦にダイフクお兄ちゃんはやれやれと義姉様の手を引き着席した。
『ママ、お誕生日おめでとうございます。コレ⋯良ければ受け取って貰えませんか?硝子細工で作ったママへのお誕生日プレゼントです 』
「ママ!おめでとう!!」
肩にかかる柔らかな胡桃色の髪に苺色の瞳をした
オーブンお兄ちゃんの奥さんはとても優しい。
そんな彼女の事もアタシは大好きで彼女に贈った瞳と
同じ色のドレスによく映える若草色のストールを巻いて来てくれた。
『ブリュレ様!これ、ブリュレ様に頂いたストール⋯とても可愛らしくてお気に入りなんですよ?似合ってますか?//』
頬を軽く染め私の前でくるっと回って見せた
義姉様が何より可愛らしくてアタシが頬を弛ませて居ると
アタシよりも頬の筋肉を弛ませたオーブンお兄ちゃんが義姉を抱え上げた。
「さァ!席について美味しいお菓子を頂こうじゃないか!!」