Katakuri
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大臣として、ビックマム海賊団スイート3将星として、シャーロット家次男カタクリとして忙しい毎日を送っていたある日の事
街の路地裏で気になる光景を見聞色の覇気で感じ取った
『これ!ドーナツなんだけどカヌレ君に食べて欲しくて作ったの!大丈夫!形はちょっとアレだけどうちはドーナツ屋さんでちゃんとお父さんのレシピで作ったから!···受け取ってくれないかな?』
「僕がこんな歪なドーナツを?ハ、ハハハ!君···名前なんだっけ?まぁいいや、人に何か作るならもう少し綺麗に作れないのかい?まあ、食べる気も無いけど(笑)···しつこいんだよ、1回ヤったくらいで···おい、お前ら!」
「ぐへへ!本当にいいのか?コイツ食っちまって」
「本当、持つべきものは友達だよな〜」
「俺はこないだ口説いたプリンちゃんに会って来るよ、じゃあ後は楽しんで」
手をヒラヒラ降ってその場を立ち去る男
『い、いや!止めて!···カヌレ君っ!助けて!』
「お前はもうカヌレにとっちゃ用済みなんだよ!」「デカい声出すな!」
男二人は少女を思いっきり何度も殴り付ける
強引に破られた服の隙間から見える肌は鬱血痕が見え意識が朦朧とする
「もう叫ぶ声も出ねェか?!」
男が拳を振り下ろそうとした時
「─モチ突き─」
あっという間に血しぶきが舞い男達は地に伏せた
返り血を浴びた口の大きく裂けた男が見えたが不思議と恐怖は感じなかった
『あ···りがと···ざい、す』
殴られた時脳が何度も揺さぶられ体中の痛みに耐えきれずナナシは意識を失った
「あいつ···プリンと言っていたな···」
街から少し離れた所にその男は居た
カタクリは抱えていたナナシを優しく寝かせ男の前に立ちはだかった
「お前、プリンと言って居たな···それはシャーロット・プリンの事か?」
「そうだが···あぁ!プリンちゃんのお兄様っ···ぐふ?!」
男が発する内容は見聞色の覇気で全て見えたカタクリは三叉槍で喉を突いた
「貴様の様なゴミに兄様などと呼ばれる筋合いはない···」
カタクリは倒れたままのナナシを抱えあげ城へ戻った