Crocodile
your name
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「これからオレは⋯懐かし"新世界"に入る⋯!着いて来るか?」
「勿論」
頂上決戦後、適当な場所で傷を癒しオレは元部下であるダズを誘い再び海へ出た。
「ボス、これからどうするんです?」
「あァ、その事ならオレに考えがある⋯まずは手を組みたい男が居る⋯そいつと接触する所から始めるとするか」
オレは獄中ずっと考えていた新
だがその男の噂を聞いた島までは思いの外道のりが長くオレ達は新世界へと入り休息がてらとある島を訪れた適当なメシ屋に入った。
「案外人が居ますね」
その島は活気ある街並みで島民は皆勝気な性分である為、治安は少し悪くはあるがオレ達に取って何も問題では無い。
寧ろ"木を隠すなら森の中"で居心地が良い
だが、島に着いてから一つ気になる事があった。
それはやたら綺麗な街並みだが島の一番小高い丘の上にはボロボロになった塔がある
何とも異質⋯あの塔だけ時間が経ってない様な光景に食後、葉巻を燻らせながら店主に塔を指差しあれは何かと尋ねてみる
すると店主はあの塔はこの島の元国王の物で今では国王は亡くなっていると言う
「ほう⋯かなり古いのか?見るからに大昔の物の様に見えるが⋯」
適当に相槌を打つオレだが店主はとても興味深い話をした
「あの城がああなったのはほんの二年前さ。あそこには元王女が居てな⋯何でその娘が王女につかなかったかというと⋯────」
その王女は何でも触れるものをみな壊してしまう。
その力を恐れた島民は団結しその娘に海楼石の錠をかけあの塔に閉じ込めているのだと言った
「おっかねェだろ!?メシは一応島の皆で順に運んでいるが⋯正直近寄りたくないね。あの塔も国王が生きてる二年前までは綺麗なもんだったんだ」