Mihawk
your name
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「そうか」
『なに?何で怒ってるのよ?』
周りは気付かないかもしれないが彼と二十年来の
付き合いをしている私にはミホークが少し苛立っているのを感じ取る
「⋯⋯赤髪に少し前に聞いた⋯お前に金を貸してくれと聞いたら断られたと⋯それなのに何故オレはバギーの保証人なんだ?」
『だってシャンクスは返す気無いのが分かるもの。返す気の無い人に貸すほど私は馬鹿じゃないしお人好しでもないわ』
「友達には貸さないと言っていたそうだが?それに赤髪とはよく呑んでるらしいな」
彼はシッケアール王国と言う廃れた島を根城にし
海で会うことは滅多に無い為会わないだけじゃない⋯
『私が誰と呑もうが寝ようがミホークには関係ないわ』
それに私は思ったのだ⋯
ミホークをバギーの保証人にすれば会える口実が出来る⋯
だけどそうは言えない私の強がりな性格は可愛くない言葉を吐くばかりでそんな自分に苛立った。
「関係ある」
すると彼がそんな事を言うものだから私は驚いて
彼の顔を見るといつもの無愛想な顔のまま続けた
「ナナシの事が昔から好きだった。だからオレはお前が誰かと呑むのも寝るのも気に入らない」
『なんでもっと早く言ってくれないのよ。昨夜シャンクスに聞いて⋯でも中々言い出せないから保証人にするといつでも会えると思ったの』
「何の話だ?」と言う彼に私はシャンクスとの会話の詳細を話した
『泣かされたらシャンクスがいつでも来いと言っていた』と言えば呆れた様に笑い「それはないな」と言って穏やかに笑い私は彼の温かい体に包まれた⋯⋯──