Mihawk
your name
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「よォ!ミホーク、ナナシ久しぶりだな!!」
「赤髪か⋯丁度いい、最近腕が訛っていた所だ」
『ミホークってばいつもそれじゃん!私今日はパス!たまにはゆっくり観光でもしたいから』
「おい!ナナシ、ちょっと待て!お前が居なけりゃ話になんねェだろ?!」
「そうだ⋯オレは構わないが赤髪の傷は誰が治す?」
二十年前の新世界⋯⋯⋯───
まだ若かりし頃の赤髪のシャンクス、鷹の目のミホーク、金鷲のナナシはこの時代の大型ルーキーとして当時海で名を馳せていた。
『シャンクスは自分の所の船医がいるじゃない?』
「オレか?!オレの事が負ける訳ねェから心配いらねェが鷹の目はどうすんだ?コイツには船医なんて居ないぞ?」
ミホークの挑発に挑発で返すシャンクスとため息をつくナナシ。
『本当、血の気の多いのは面倒なんだから⋯アンタ達、巻き込まれない様に船と一緒に避難してて』
その言葉を皮切りにナナシのクルーもシャンクスのクルーも船を出し島から離れる。
剣を交じ合い始めた頃はまだ太陽が登り明るかったはずなのに気がつけば空は青と茜色が混じった色になっていた
『今日はここまで!今日も引き分けね?』
二人の掠り傷を手当している間にそれぞれのクルー達は船を停め宴の支度を進める。
「「「お頭達ー!準備出来やした!!」」」
この戦いの後の宴も今ではすっかり恒例行事となり
私達三人はそれぞれ酒や食料を出し合って一晩中飲み食いし自分達が通って来た航路の話をするのだ。
『次、シャンクスとミホークはどうするの?』
「オレは次の剣豪と呼ばれる男に会いに行きソイツと剣を交えるつもりだ。」
「オレはずっと探してる悪魔の実の情報を掴んだ。ガセネタかも知れないがそこへ行ってみるつもりだ⋯ってナナシ!またメシ食ってねェな?!」
「そうなんっすよ!!船長の奴最後にメシくったのも四日前で!オレ達の言う事なんて聞きやしねェから二人からもっと言ってやってくださいよ!!」
シャンクスの言葉に私の仲間達も加勢し視線が注がれバツが悪くなる私。
『シャンクス声大っきいって!だって食事って顎が疲れるじゃない』
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