Lucci
your name
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「ナナシ」
さっきまでカクと話していて中々話す事が出来なかったが
カクと離れまた一人仕事に戻った彼女に話しかけた
『〜♪〜〜〜♪♪』
鼻歌を歌いながら返事をする事も目をこちらに向ける事もなく床を拭くナナシにカクとは仲良さげに話しているくせにと思うと苛立ち彼女の腕を掴み馬乗りになってそのままの勢いで噛み付く様にキスをする
『!?//る、る、ルッチさん!?//何するんですか!!』
「無視をするお前が悪い。これまで何度も許して来たが⋯カクとは仲良さげに話すくせにオレに対してそんな態度を取るとは⋯どこまでもバカにしてると思わないか?オレはお前に惚れていると言うのに」
急な出来事に驚き怒るナナシにオレは一方的に
想いを告げ背を向け半年間の短期任務に出かけてる
「留守中の部屋の掃除を頼んだぞ」
そしてオレの任務の相手はよりにもよって今顔を合わせたくないカクでありオレ達は政府の艦隊に乗り目的の島へと向かう。
だがそんな道中オレは奴に思いもよらない事実を聞かされた
「ルッチ、ナナシの事をどう思っている?」
「貴様にそれを教えてどうなると言うのだ。下らない話はよせ」
「何をそんなにイラついておるんだ?ナナシに「無視されるから」か?」
カリファがきっとコイツに話したんだろう⋯
全く余計な事をするもんだ。自分が好かれているからとそんな幼稚な話をするなんて⋯そう呆れていた時。
「ルッチ、まさかナナシに話しかけている時、右から話しかけているのではないか?」
そう言われ記憶を辿ると今朝も含め確かに全て右側から話しかけている
「それが何だと言うんだ」
「やっぱりのう⋯ナナシの右耳は聴力が無い。つまり聞こえておらんのだ」