Sabo
your name
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そして島に着きドラゴンさんが共に小さな村まで
一緒に来てくれて村人と話をしてくれ私はここに住まわせてもらえる事が決まった。
『何から何まで本当に⋯お礼を言っても言いきれない程お世話になりました。本当にありがとうございました』
そう深く頭を下げた私の体を起こしドラゴンさんは
サボ君とも違う少し大きくて逞しい掌で私の頭を
ガシャガシャと撫でてくれた。
「これから新たに始まるナナシの植物学者という人生のきっかけになれた事に嬉しく思う。勉学に励みどうか夢を叶えてくれ」
そう言われ私と村の人は港で革命軍の船を見送った
そして村人全員が植物学者で長閑に生活を送っているこの島で数ヶ月後間、一生懸命に勉強し駆け出しの植物学者として日々を送る私の前に金髪の髪が風に靡いていた。
『サボ⋯君?』
「よォ!ナナシ、久しぶりだな!!」
『会いたかった⋯!!』
感極まり涙を流す私を抱き締めオレも同じだと笑い優しく頭を撫でるサボ君はやっぱり太陽の様に眩しくて温かかった。
そんなサボ君を村人に紹介し家に招待した
『サボ君に夕食を振る舞うから食べて行って?うんと張り切って沢山作るから!!』
「オレの食欲は底なしだぞ?」と笑うサボ君に
私は未だ夢を見ている様な気がしたけれど彼の電伝虫が鳴き出しこれが現実なんだとドキドキする⋯──
「ちょっと!!サボ君ったら何処に居るのよ!?何も言わず急に居なくなっちゃって!!」
「コアラか!悪ィな!」
『サボ君⋯行かなきゃいけないんじゃない⋯?』
慌てた様子のコアラちゃんの声を聞き私はサボ君に
そう声を掛けると受話器越しに私の声が聞こえた様だった
「え!?サボ君、ナナシちゃんの所に居るの?!一人で狡いよ!!いいなァ〜!!私も会いたかった!!」
そう言ってくれるコアラちゃんに私もとても会いたくなった。