Marco
your name
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真っ白のワンピースに薄花色の緩やかなウェーブがかかった長い髪⋯
「丁度良かった!お前コイツらどうにかしてくれねェか?」
無理だと思ったがオレは猫の手も借りたい状況だった為、この女にそう頼むと不思議な事が起きる。
『みんな!ちょっと待って⋯この人の話を聞きましょう』
するとさっきまでの攻撃が嘘のように止んだ。
『貴方は誰なの?何処から来たの?』
「お前凄ェな⋯今のどうやったんだ?オレの名前はマルコ!白ひげ海賊団なんだ!!」
手を握り挨拶を交わし彼女をモビーディック号が見える所まで連れて来たその時⋯⋯⋯
『か、か、海賊〜!!?』
驚きすぎて腰を抜かし気絶した
結局オレはそんな彼女を放っておく事が出来ず
彼女を抱き上げて一旦船まで運んだ。
「おい、マルコ!そのかわい子ちゃんどうした!?お前まさか⋯⋯!!」
「攫ってきたの?」
「バカ言え!それより医務室の扉開けてくれ」
サッチやハルタに言葉を返し彼女を寝かせた後
この状況を見て寄って来た仲間達にどうするんだ?と言われとりあえず親父の元へとやって来た。
「親父、ちょっといいか?」
森に入るなり変な猿に襲われた事、そして彼女が助けてくれた事、自己紹介をすると失神した事⋯
全てを包み隠さず親父に説明し結局その日は彼女の看病をする事になった。
「見てよ、マルコ。可愛いね」
「あァ、眠ってる姿はまるで地上に舞い降りた天使みたいだ!!」
「大袈裟だと⋯言いたい所だか確かに愛らしい顔だな」
「⋯⋯⋯⋯」
ハルタ、サッチ、イゾウ、ジョズまでもが突然現れた彼女に夢中になりその寝顔を見ていた
「おい、お前等⋯見せもんじゃねェんだからな」
そう言って仲間達を医務室から追い出しオレは
彼女の看病をしながら自分の仕事を熟し気づけば夜になっていて眠る彼女の様子を見に行った。
『う、う〜ん⋯⋯ん?私の家じゃない⋯?』
小さく唸りながらも寝返りを打った衝撃で目を覚ます彼女
「ったく、起きたかよい?何か温けェもんでも飲むか?」
目を覚ました彼女に声をかけ温かい飲み物でも?と聞けば彼女が頷いた為今日の夕食の残りのスープを貰いにサッチの元へ行けば「そんな事ならオレに任せろ」と残り物をアレンジしたスープが出来上がり彼女の元へと戻った