なまえ
𝕊ℍ𝕆ℝ𝕋
NAME CHANGE
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「liar」
アントーニョのうちで開かれたパーティでフェリシアーノを見つけた。
フェリシアーノは相変わらず元気そうで、いろんな女のコに話しかけている。
きっと、彼は付き合っていたころと変わらない。かわいい女のコが大好きな女たらし。
無邪気なフリをしてるけど、本当は手慣れた遊び人。いろんな女のコに手をつけては一度寝たらそれっきり。
彼女だったころはそんな彼の遊び人っぷりにはかなり悩まされた。嫉妬して、モヤモヤしてばっかり、付き合ってても常に不安で仕方なかった。
結局私のメンタルがやられて、たえられなくなって、別れを選んだ。もう彼女じゃないし、メンタルも回復して今は気持ちがちょっとだけ楽だ。
フェリシアーノが女のコと楽しそうに笑う。
私はシャンパングラスを手にとり、それをぐびっと一気に飲んだ。
そしてふたたび、フェリシアーノを見る。
すると、向こうもこっちをちょうど見て私たちの視線がぶつかった。
「チャオ、デイジー」
フェリシアーノがそばまで来て、少しだけ動揺したけどそれを悟られないように笑顔を作った。
「久しぶり、フェリシアーノ」
私が笑いかけると、フェリシアーノも笑顔を浮かべた。
久しぶりに近くで見るフェリシアーノは魅力的で、胸がドクンドクンと高鳴る。
「久しぶりだよね~」
会うのは別れて以来だった。
私たちの別れは修羅場ではなく、円満だった。だから今もこうして平然と挨拶を交わせる。
「元気してたかずっと心配だったんだよ~?あれから連絡してくれないから」
「そうなの?でも、とくに話すことはもうなくない?」
「俺はあるよ~、今誰と付き合ってるの?彼氏はいるの?」
フェリシアーノからそんなことを聞かれて、返事をためらった。
なんでそんなこと聞くの?もう私とは別れたから興味ないはず。
「そんなこと聞いてどうするの?」
「気になるよ~。だって、俺デイジーのこと好きだもん」
そんな言葉をフェリシアーノの口からきいて、苦笑してしまった。
「私たちもう終わったんだよ?なに言ってるの?」
スッとフェリシアーノから視線をそらすと、手を握られた。
「俺はデイジーのこと好きだよー?」
思わずフェリシアーノを見れば、瞳を開けまっすぐ見つめてくる。
「もう…、やめて。私にはそんな感情ないから…」
手をとっさに離す。
「今日、ここの二階に泊まる予定なんだけど…」
でも、フェリシアーノはそんなことを言って私の耳元で「あとで部屋に来て」とささやいた。
突然の誘いに驚いていると、フェリシアーノはにこっと笑った。
行くわけないでしょ…?
今更何言ってるんだろう。どんなつもりで私を誘ったの?
もう私に気持ちなんてないくせに。
なんだかすごく、腹が立つ。
フェリシアーノは私から離れ、部屋からプールのある庭に出てアントーニョに話しかけている。
バカにしないで、部屋に行くわけないよ。
「行くわけない…」
それから一人、シャンパンを飲んでいるとアーサーとアルから声をかけられた。
しばらく二人と話している中、プールサイドにいたフェリシーノをちらりと見る。フェリシアーノはアントーニョたちとプールに入って騒いでいた。
「…で、聞いてるのかい?」
アルが話しの途中、私にそういう。
「うん、聞いてる聞いてる!」
相槌を打ち、フェリシアーノからアルに視線を戻す。でも、なんとなくフェリシアーノが気になってもう一度フェリシアーノの方を見た。
すると、フェリシアーノがちょうどプールから出たところだった。
濡れた髪に、髪から胸元に滴り落ちる水滴…透けたシャツがなんともセクシーで思わず息をのんだ。
髪をかき上げ、フェリシアーノの視線がこっちに向けられる。
目が合うとフェリシアーノは妖艶に笑った。
「ちょっとデイジー!」
アルから強めに名前を呼ばれ、ハッとする。
「話を聞いてないからもういいんだぞ!」
アルがぷうっと頬を膨らませてすねた。
「どっかの誰かさんは元彼に未練ありありみたいだな」
その横にいたアーサーが私を見て皮肉っぽく笑う。
「そんなことない!」
ただ、フェリシアーノに見とれてただけで…。
慌てて否定しても二人は白けた視線で私を見ている。
未練なんてない、ちょっと気になるだけ…。そう、未練なんて…。
そんなことを思っていると、プールサイドから部屋の中に来たフェリシアーノが私のそばまで来た。
フェリシアーノは私の手をとる。
「デイジー」
手を握られて、振り払おうとしてもよかったけどフェリシアーノの顔を見て振り払うことができない。
「いこ?」
手が、繋がれた部分が熱い。
どうしよう、どうしよう。
困っている中、そのまま手を握られ二階のベッドルームに入った。
ベッドを見て、戸惑う。
だって、このままだと…私、フェリシアーノと?
元彼とそんなことするのはあんまりよくないってわかってる。
フェリシアーノに背を向け、ドアノブをつかむ。部屋から出ようとしたら後ろから抱きしめられた。
動揺しているとフェリシアーノの方に体を向けられる。
「キスしていい?」
「ダメ」
ダメ、そう言ったのにフェリシアーノは私にキスをした。
そのまま舌が入ってきていやらしく絡められる。長いキスのあと、頭がぼんやりしてしまう。
「とろけた顔、すげーエロくて興奮する」
そう言って、興奮ぎみなフェリシアーノは私の服を脱がしはじめる。
ダメ、ダメだ。
頭の中ではわかってるけど、フェリシアーノからキスされて理性を失いそう。
再びキスされて、それにこたえるようにキスをする。
キスしながらベッドに押し倒され、フェリシアーノの首に手をまわした。
ほんと、フェリシアーノのまえではうそつけない。
そう思いながらフェリシアーノからの甘いキスを堪能した。
アントーニョのうちで開かれたパーティでフェリシアーノを見つけた。
フェリシアーノは相変わらず元気そうで、いろんな女のコに話しかけている。
きっと、彼は付き合っていたころと変わらない。かわいい女のコが大好きな女たらし。
無邪気なフリをしてるけど、本当は手慣れた遊び人。いろんな女のコに手をつけては一度寝たらそれっきり。
彼女だったころはそんな彼の遊び人っぷりにはかなり悩まされた。嫉妬して、モヤモヤしてばっかり、付き合ってても常に不安で仕方なかった。
結局私のメンタルがやられて、たえられなくなって、別れを選んだ。もう彼女じゃないし、メンタルも回復して今は気持ちがちょっとだけ楽だ。
フェリシアーノが女のコと楽しそうに笑う。
私はシャンパングラスを手にとり、それをぐびっと一気に飲んだ。
そしてふたたび、フェリシアーノを見る。
すると、向こうもこっちをちょうど見て私たちの視線がぶつかった。
「チャオ、デイジー」
フェリシアーノがそばまで来て、少しだけ動揺したけどそれを悟られないように笑顔を作った。
「久しぶり、フェリシアーノ」
私が笑いかけると、フェリシアーノも笑顔を浮かべた。
久しぶりに近くで見るフェリシアーノは魅力的で、胸がドクンドクンと高鳴る。
「久しぶりだよね~」
会うのは別れて以来だった。
私たちの別れは修羅場ではなく、円満だった。だから今もこうして平然と挨拶を交わせる。
「元気してたかずっと心配だったんだよ~?あれから連絡してくれないから」
「そうなの?でも、とくに話すことはもうなくない?」
「俺はあるよ~、今誰と付き合ってるの?彼氏はいるの?」
フェリシアーノからそんなことを聞かれて、返事をためらった。
なんでそんなこと聞くの?もう私とは別れたから興味ないはず。
「そんなこと聞いてどうするの?」
「気になるよ~。だって、俺デイジーのこと好きだもん」
そんな言葉をフェリシアーノの口からきいて、苦笑してしまった。
「私たちもう終わったんだよ?なに言ってるの?」
スッとフェリシアーノから視線をそらすと、手を握られた。
「俺はデイジーのこと好きだよー?」
思わずフェリシアーノを見れば、瞳を開けまっすぐ見つめてくる。
「もう…、やめて。私にはそんな感情ないから…」
手をとっさに離す。
「今日、ここの二階に泊まる予定なんだけど…」
でも、フェリシアーノはそんなことを言って私の耳元で「あとで部屋に来て」とささやいた。
突然の誘いに驚いていると、フェリシアーノはにこっと笑った。
行くわけないでしょ…?
今更何言ってるんだろう。どんなつもりで私を誘ったの?
もう私に気持ちなんてないくせに。
なんだかすごく、腹が立つ。
フェリシアーノは私から離れ、部屋からプールのある庭に出てアントーニョに話しかけている。
バカにしないで、部屋に行くわけないよ。
「行くわけない…」
それから一人、シャンパンを飲んでいるとアーサーとアルから声をかけられた。
しばらく二人と話している中、プールサイドにいたフェリシーノをちらりと見る。フェリシアーノはアントーニョたちとプールに入って騒いでいた。
「…で、聞いてるのかい?」
アルが話しの途中、私にそういう。
「うん、聞いてる聞いてる!」
相槌を打ち、フェリシアーノからアルに視線を戻す。でも、なんとなくフェリシアーノが気になってもう一度フェリシアーノの方を見た。
すると、フェリシアーノがちょうどプールから出たところだった。
濡れた髪に、髪から胸元に滴り落ちる水滴…透けたシャツがなんともセクシーで思わず息をのんだ。
髪をかき上げ、フェリシアーノの視線がこっちに向けられる。
目が合うとフェリシアーノは妖艶に笑った。
「ちょっとデイジー!」
アルから強めに名前を呼ばれ、ハッとする。
「話を聞いてないからもういいんだぞ!」
アルがぷうっと頬を膨らませてすねた。
「どっかの誰かさんは元彼に未練ありありみたいだな」
その横にいたアーサーが私を見て皮肉っぽく笑う。
「そんなことない!」
ただ、フェリシアーノに見とれてただけで…。
慌てて否定しても二人は白けた視線で私を見ている。
未練なんてない、ちょっと気になるだけ…。そう、未練なんて…。
そんなことを思っていると、プールサイドから部屋の中に来たフェリシアーノが私のそばまで来た。
フェリシアーノは私の手をとる。
「デイジー」
手を握られて、振り払おうとしてもよかったけどフェリシアーノの顔を見て振り払うことができない。
「いこ?」
手が、繋がれた部分が熱い。
どうしよう、どうしよう。
困っている中、そのまま手を握られ二階のベッドルームに入った。
ベッドを見て、戸惑う。
だって、このままだと…私、フェリシアーノと?
元彼とそんなことするのはあんまりよくないってわかってる。
フェリシアーノに背を向け、ドアノブをつかむ。部屋から出ようとしたら後ろから抱きしめられた。
動揺しているとフェリシアーノの方に体を向けられる。
「キスしていい?」
「ダメ」
ダメ、そう言ったのにフェリシアーノは私にキスをした。
そのまま舌が入ってきていやらしく絡められる。長いキスのあと、頭がぼんやりしてしまう。
「とろけた顔、すげーエロくて興奮する」
そう言って、興奮ぎみなフェリシアーノは私の服を脱がしはじめる。
ダメ、ダメだ。
頭の中ではわかってるけど、フェリシアーノからキスされて理性を失いそう。
再びキスされて、それにこたえるようにキスをする。
キスしながらベッドに押し倒され、フェリシアーノの首に手をまわした。
ほんと、フェリシアーノのまえではうそつけない。
そう思いながらフェリシアーノからの甘いキスを堪能した。