爆豪勝己
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無事にプロヒーローになったA組。新人プローヒーロー特集なんかよく組まれて雑誌やテレビでみんなを見ない日はないとも言えるくらいよく見るようになった。期待されてるんだろうななんて嬉しく思う。その分忙しくもなり、高校から付き合ってる勝己に全然会えない。雑誌やテレビではよく見るから元気にしてるのは分かってるだけいいのかもしれない。電話や連絡もお互いできる時にはしてる。けどやっぱりずっと一緒にいた分寂しく感じてしまうなぁなんて1人で考える時間が増えた。そんな時、「彼氏にしたい新人ヒーローランキング」なんてものがでて何故か私が圧倒的1位になった。高校の時からよくかっこいいだのイケメンだの言ってもらえてたけどまさかここまでとはと嬉しいような苦笑いしか出来なかった。そして勝己は4位くらい。あーこれは……なんて思っていると案の定スマホには次は俺が1位なっからななんてメッセージが入ってた。私にとってはもう堂々第1位なのに。なんて内心思いながら、お互いプロとしての毎日を奮闘していた。
「茜ちゃん。彼氏にしたいランキング1位なったの見たわ。おめでとう」
「梅雨ちゃんも見たんだね……ありがとう?なんだか複雑だけど」
今日の現場はたまたま梅雨ちゃんと同じだった。全然会えてなかったのもあって話が絶えない。とはいえ今日疲れたねなんてお互い笑いながら事務所に帰ろうとすると梅雨ちゃんが段差につまづいた。反射的に抱き止めて転ばないようにする。その日は怪我がないことを確認していつも通り勝己と少しだけ電話して眠りについた。
朝起きると事務所から起きたらすぐに来て欲しいと連絡が入っていた。不思議に思いながらもいつもよりは急いで事務所に向かう。
「おはようございます。どうしました?」
事務所について見せられたものは1冊の雑誌。そこには梅雨ちゃんことフロッピーと私の熱愛報道が書かれていた。ご丁寧に写真まで。ちょうど昨日転びかけた時に抱き止めた写真だ。まさかの同性でびっくりしたけど梅雨ちゃんかわいいしなぁと勝手に納得していた。事務所にこれは事実無根、梅雨ちゃんは大切な友人だと説明して向こうの事務所と連携して発表した。それでもインタビューや記者に追いかけ回されて今まで以上に忙しくなってしまった。勝己に会いたいななんて思うけどまずこれを片付けないと。プロヒーローとしての仕事も変わらずある。家に帰ってからはすぐに泥のように眠る日が続いた。この間まで勝己に会えたらななんて思っていたのに今は連絡すらままならない。事情は説明したしわかってくれてるとは思う。でも私がもう嫌なんだ。とはいえどうすることもできない。疲れが顔に出ていたからか梅雨ちゃんにもごめんなさいねと心配をかけてしまった。梅雨ちゃんも大変なはずなのに。こんなことなら勝己とのこと公表しとけば良かったなんて今さらながら思う。
全くメディアが収まらない中、勝己と現場が被った。久しぶりに生で見た勝己に抱きつきたい気持ちを抑えて仕事をこなしていく。犯人を捕まえて、人質の無事を確認して保護して、警察に任せる準備を整えていく。事件が解決したのを聞きつけてか、またいつもみたいに記者がたくさん来ていた。マイクを向けられて梅雨ちゃんのこと、友人ならば別にそのような相手は?なんてもう聞き飽きた質問を投げかけてくる。今日はどう切り抜けようかと考えていると後ろから腕を引かれた。何事かと振り向くと目の前には勝己の顔が。相変わらずかっこいいなぁなんて場違いなことを考えていると唇が降りてきた。久しぶりに感覚にそのまま受け入れてしまう。ふと、ここが外なこと、それにヒーロー活動の途中なこと、そしてなんならしつこい記者の前ってことを思い出して一生懸命勝己の胸を叩く。どのくらい時間が経ったか分からない。ようやっと唇が離れると周りの記者もヒーローもみんな固まってこっちを見ていた。あーまた忙しくなるのかなんて他人事のように考えているとそのまま腕を引かれて勝己の胸に飛び込む形になった。
「こいつは俺ンだ!誰にもやんねぇからなクソが」
「勝己!?」
その日はそのまま連れて帰られて久しぶりに会えたし疲れていた頭で考えるのは面倒でもういいやなんて思ってた。
次の日からは今まで以上に忙しく記者に追われるのはまた別の話。
「茜ちゃん。彼氏にしたいランキング1位なったの見たわ。おめでとう」
「梅雨ちゃんも見たんだね……ありがとう?なんだか複雑だけど」
今日の現場はたまたま梅雨ちゃんと同じだった。全然会えてなかったのもあって話が絶えない。とはいえ今日疲れたねなんてお互い笑いながら事務所に帰ろうとすると梅雨ちゃんが段差につまづいた。反射的に抱き止めて転ばないようにする。その日は怪我がないことを確認していつも通り勝己と少しだけ電話して眠りについた。
朝起きると事務所から起きたらすぐに来て欲しいと連絡が入っていた。不思議に思いながらもいつもよりは急いで事務所に向かう。
「おはようございます。どうしました?」
事務所について見せられたものは1冊の雑誌。そこには梅雨ちゃんことフロッピーと私の熱愛報道が書かれていた。ご丁寧に写真まで。ちょうど昨日転びかけた時に抱き止めた写真だ。まさかの同性でびっくりしたけど梅雨ちゃんかわいいしなぁと勝手に納得していた。事務所にこれは事実無根、梅雨ちゃんは大切な友人だと説明して向こうの事務所と連携して発表した。それでもインタビューや記者に追いかけ回されて今まで以上に忙しくなってしまった。勝己に会いたいななんて思うけどまずこれを片付けないと。プロヒーローとしての仕事も変わらずある。家に帰ってからはすぐに泥のように眠る日が続いた。この間まで勝己に会えたらななんて思っていたのに今は連絡すらままならない。事情は説明したしわかってくれてるとは思う。でも私がもう嫌なんだ。とはいえどうすることもできない。疲れが顔に出ていたからか梅雨ちゃんにもごめんなさいねと心配をかけてしまった。梅雨ちゃんも大変なはずなのに。こんなことなら勝己とのこと公表しとけば良かったなんて今さらながら思う。
全くメディアが収まらない中、勝己と現場が被った。久しぶりに生で見た勝己に抱きつきたい気持ちを抑えて仕事をこなしていく。犯人を捕まえて、人質の無事を確認して保護して、警察に任せる準備を整えていく。事件が解決したのを聞きつけてか、またいつもみたいに記者がたくさん来ていた。マイクを向けられて梅雨ちゃんのこと、友人ならば別にそのような相手は?なんてもう聞き飽きた質問を投げかけてくる。今日はどう切り抜けようかと考えていると後ろから腕を引かれた。何事かと振り向くと目の前には勝己の顔が。相変わらずかっこいいなぁなんて場違いなことを考えていると唇が降りてきた。久しぶりに感覚にそのまま受け入れてしまう。ふと、ここが外なこと、それにヒーロー活動の途中なこと、そしてなんならしつこい記者の前ってことを思い出して一生懸命勝己の胸を叩く。どのくらい時間が経ったか分からない。ようやっと唇が離れると周りの記者もヒーローもみんな固まってこっちを見ていた。あーまた忙しくなるのかなんて他人事のように考えているとそのまま腕を引かれて勝己の胸に飛び込む形になった。
「こいつは俺ンだ!誰にもやんねぇからなクソが」
「勝己!?」
その日はそのまま連れて帰られて久しぶりに会えたし疲れていた頭で考えるのは面倒でもういいやなんて思ってた。
次の日からは今まで以上に忙しく記者に追われるのはまた別の話。