爆豪勝己
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恋人の勝己くんは寒さが苦手。個性の関係上苦手なことは知っていたけど付き合ってみてやっぱりな苦手なんだなぁとあらためて思う。いつもより縮こまった背中に、首はマフラーに填めて口元は見えない。手もしっかり手袋をした上でポケットに。その上カイロも持って完全防御完成といったところ。肌色なんてこれっぽっちも見当たらない。けれどそんな冬の彼にも防御が甘いところはある。
「勝己くん!おまたせ!」
「ん」
ほら、こういうところ。ん、だなんて素っ気なく見えるのに差し出された手に手袋はついていない。チラと見た反対の手にはついているのに。それと見えるのは、はみ出たもう片方の手袋。その手に自分のを重ねると誘われるポケットの中。カイロもあって暖かいそこで指を絡められるのは、きっと私だけの特権。
「勝己くん!おまたせ!」
「ん」
ほら、こういうところ。ん、だなんて素っ気なく見えるのに差し出された手に手袋はついていない。チラと見た反対の手にはついているのに。それと見えるのは、はみ出たもう片方の手袋。その手に自分のを重ねると誘われるポケットの中。カイロもあって暖かいそこで指を絡められるのは、きっと私だけの特権。