爆豪勝己
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今日は恋人の勝己が家に泊まりに来る。コンビニで勝己が好きな辛いお菓子にお酒を勝手夜道を歩いていた。鍵は渡してあるからもう勝己は家にいると思うんだよね。どうしても仕事の方が終わるのが遅くなってしまう。勝己と私は所謂年の差カップルで。先に社会人になった私は一人暮らし。雄英をまだ卒業してない勝己は週末の時間がある時だけ来てくれる。
「ただいまー!」
「るっせぇ静かに言えや」
「おかえりは?」
「……おけーり」
「ん!ただいま!」
顔だけ玄関に出してくれた勝己に嬉しく思う。やっぱりもう来ていてくれてた。誰かが家にいるのはやっぱり嬉しくて。にやにやする頬をどうにか抑えながらパンプスを脱いでリビングに向かう。美味しそうな香りが玄関までしていてお腹が鳴ってしまいそう。ほんと勝己はできる子だ。でもいろいろ練習をしてたのも知ってるし感慨深いものがある。
「今日も作ってくれたの?ありがとうー!」
「別にこんくれーできる。手洗って着替えとけや」
「ほんと勝己様々だなぁ。ありがとうね」
まずは冷蔵庫に買ったお酒を突っ込んで洗面台で手を洗う。それからキッチンに立ってる勝己の頭を撫でて寝室に向かう。ガキ扱いすんな!とか叫んでたけどそんなの無視無視。いっつも言ってるんだから。部屋着に着替えて戻るともう準備は完璧だった。できた嫁だ……なんて内心思ってると勝己に睨まれた。こういう時ばっかりよく気づかれる。机の上にはいかにも手作りらしいハンバーグにミネストローネ。私の茶碗には少なめのご飯に勝己は山盛り。勝己がご飯を作ってくれるといつもより豪華だし美味しい。ほっぺたが落ちるんじゃないかっていつも思いながら有難く食べてる。
「本当にありがとうね勝己」
「……別に。つか冷めんだろ。食うぞ」
「うん!いただきまーす!」
両手を合わせてから箸を手に取る。出来たてのハンバーグはほかほかでソースも美味しい。ミネストローネなんて材料あったけ?ひき肉は確かにあった気がするけど。そう思って聞いてみるとどうやら近くのスーパーで買ったらしい。お金渡そうとするとよけーな事すんなとはたかれた。私の方が年上なのに酷い扱いだ。いつも払わせてくれないしどうにかして渡そうと悩んでいると勝己がお茶碗を置いて話し始めた。
「インターンで貰っとる分があるんだわ」
「それはさぁ。お友達となんかしたりとかさ?自分の欲しいものとかに使って欲しいんだよ」
「俺ん好きなよーに使っとんだろが。文句言わせねェわ」
そう言われると何も言えなくて。次のご飯とか奢るようにしようと心の中で勝手に決めといた。それから夕ご飯はペロリと食べてしまってお礼を言いながら食器を片付ける。シンクでよし洗うぞ!と準備してると追い出された。シンクの前には勝己が立ってて手にはスポンジが。
「作ってくれたから洗うよ!勝己お風呂入んな?」
「先にもう勝手に入っとんだわ。さっさと行ってこい」
「スパダリ過ぎません?私の方が年上なのに?こんな気遣いができる子になって……!」
「いーから行ってこいや!」
「痛い!」
無遠慮に背中を蹴られてお風呂に向かう。蹴られた背中が痛い。こう決めたら絶対お皿は洗わせてくれないしお風呂に入るしかない。勝己の方を睨みつけるけどこっちを一切見ることなく勝己はお皿を洗い始めていた。渋々お風呂に向かうとタオルとか出されてて本当に年下に甘やかされ過ぎでは?私大丈夫?とか思ってしまう。いやでも勝己いなくてもちゃんとできてるしうん。たぶん。というかいろいろしてくれる勝己がいけないんだとか勝手に責任転嫁してお風呂に入った。上がったらコンビニで買ったお酒を飲もう。美味しそうなのいっぱいあって買っちゃったんだよね。勝己にはお菓子あるし。いや夜だから食わねェとか言いそうだけど。まぁいいか。私は飲む。
「ぷはぁ!やっぱ仕事終わりのお酒は最高!今週もよく頑張ったわ」
「ついこないだ手出したばっかのくせによお言うわアホ」
コンビニで買った缶チューハイの1つを片手に反対には煙草。華金の今日はいくら飲んでも大丈夫。ふんふーんと鼻歌を歌いながら煙草に火をつける。ベランダ出ないとだなと重い腰を上げて窓を開ける。
「おめェ酔うとだりーからそれだけにしろよ」
「えー金曜なのに!?」
まさかの言葉に振り返ってしまう。いやだって金曜日だよ!?飲みたいじゃんというけど勝己が首を縦に振ることは無かった。無慈悲だ……と思いながらサンダルを履いてベランダに出る。勝己は少し後ろから着いてきて窓際に座ってる。勝己は、好きだとかそういうのは言ってくれない。けどインターンさえ無ければいつでも来てくれるしLINEだってこまめだし愛されてるなと充分感じてる。それにこうやってちょこちょこ着いてきてくれるのも可愛い。いつも塩対応だけど。高校3年生になって卒業後の所属事務所もどうやら無事に決まったみたいで会える回数が少し増えたのは嬉しかった。付き合ってるとはいえかわいい弟のような扱いが抜け切れてない気はしている。実家に帰った時の母親みたいに 最近学校は?とかヒーローとしてどう?とかいろいろ聞いてみるけどいつも返事は別にとなふつーだわとかそんなのばっかり。まぁ聞くのやめないけど。時々クラスメイトの話してくれたりするから。でも残念ながら今日はその日ではなかったみたい。
「……それそんなにうめェんか」
「ん?お酒?これは甘くて美味しいよ〜勝己も成人したら試してみな〜いっぱいあるから」
「冷蔵庫にだろ」
「冷蔵庫はだめ!未来のプロヒーロー様を未成年飲酒させる訳にはいかない!」
「……わぁーっとる。んなことしねェわ」
チッと舌打ちが聞こえてきたけど聞かなかったことにする。今回勝己は泊まって帰るらしい。それも日曜日までいる。いつもより長くいてくれるらしいし私も酔っ払うつもりはない。他のは今度飲めばいい。残り少しになったチューハイを煽って空っぽにする。残りの煙草を吸って紫煙をくゆらす。後ろに座ってた勝己が動いた音がする。なんか取りに行ったのかなーなんてのんびり考えていると背中に体温を感じた。
「んなもんより他に吸うもんあんだろ」
「え?」
顎を掴まれて斜め上を向かされたと同時に塞がれる口。唇をやわやわと吸われてから入ってきた勝己の舌。ほろ酔いの頭でどうにか返していく。煙草の火ももったいないけど消した。流れで閉じてた目を開けると熱の篭った赤い瞳と視線が絡む。大きくなったなぁなんて感慨深く思っていると頭を押えていた手が頬に。親指で撫でられる。 火照った体に冷たい夜風が気持ちいい。頬に添えられた手とは反対の手が腰に添えられる。服が捲られて素肌に勝己の無骨な手が触れた。
「っ!待って待って待って待って!手!入れない!」
「チッバレたか」
「バレるわ!何してんのほんともう!」
「手、出さねェんかよ」
「出しません!未成年には手出さないんですー!せめて雄英卒業してくださーい!」
「雄英卒業したら……な」
ギラついた瞳と目が合う。今まで見たことない男の人の目で思わず息を飲んでしまう。勝己が卒業した後、私は無事なのかな?
「ただいまー!」
「るっせぇ静かに言えや」
「おかえりは?」
「……おけーり」
「ん!ただいま!」
顔だけ玄関に出してくれた勝己に嬉しく思う。やっぱりもう来ていてくれてた。誰かが家にいるのはやっぱり嬉しくて。にやにやする頬をどうにか抑えながらパンプスを脱いでリビングに向かう。美味しそうな香りが玄関までしていてお腹が鳴ってしまいそう。ほんと勝己はできる子だ。でもいろいろ練習をしてたのも知ってるし感慨深いものがある。
「今日も作ってくれたの?ありがとうー!」
「別にこんくれーできる。手洗って着替えとけや」
「ほんと勝己様々だなぁ。ありがとうね」
まずは冷蔵庫に買ったお酒を突っ込んで洗面台で手を洗う。それからキッチンに立ってる勝己の頭を撫でて寝室に向かう。ガキ扱いすんな!とか叫んでたけどそんなの無視無視。いっつも言ってるんだから。部屋着に着替えて戻るともう準備は完璧だった。できた嫁だ……なんて内心思ってると勝己に睨まれた。こういう時ばっかりよく気づかれる。机の上にはいかにも手作りらしいハンバーグにミネストローネ。私の茶碗には少なめのご飯に勝己は山盛り。勝己がご飯を作ってくれるといつもより豪華だし美味しい。ほっぺたが落ちるんじゃないかっていつも思いながら有難く食べてる。
「本当にありがとうね勝己」
「……別に。つか冷めんだろ。食うぞ」
「うん!いただきまーす!」
両手を合わせてから箸を手に取る。出来たてのハンバーグはほかほかでソースも美味しい。ミネストローネなんて材料あったけ?ひき肉は確かにあった気がするけど。そう思って聞いてみるとどうやら近くのスーパーで買ったらしい。お金渡そうとするとよけーな事すんなとはたかれた。私の方が年上なのに酷い扱いだ。いつも払わせてくれないしどうにかして渡そうと悩んでいると勝己がお茶碗を置いて話し始めた。
「インターンで貰っとる分があるんだわ」
「それはさぁ。お友達となんかしたりとかさ?自分の欲しいものとかに使って欲しいんだよ」
「俺ん好きなよーに使っとんだろが。文句言わせねェわ」
そう言われると何も言えなくて。次のご飯とか奢るようにしようと心の中で勝手に決めといた。それから夕ご飯はペロリと食べてしまってお礼を言いながら食器を片付ける。シンクでよし洗うぞ!と準備してると追い出された。シンクの前には勝己が立ってて手にはスポンジが。
「作ってくれたから洗うよ!勝己お風呂入んな?」
「先にもう勝手に入っとんだわ。さっさと行ってこい」
「スパダリ過ぎません?私の方が年上なのに?こんな気遣いができる子になって……!」
「いーから行ってこいや!」
「痛い!」
無遠慮に背中を蹴られてお風呂に向かう。蹴られた背中が痛い。こう決めたら絶対お皿は洗わせてくれないしお風呂に入るしかない。勝己の方を睨みつけるけどこっちを一切見ることなく勝己はお皿を洗い始めていた。渋々お風呂に向かうとタオルとか出されてて本当に年下に甘やかされ過ぎでは?私大丈夫?とか思ってしまう。いやでも勝己いなくてもちゃんとできてるしうん。たぶん。というかいろいろしてくれる勝己がいけないんだとか勝手に責任転嫁してお風呂に入った。上がったらコンビニで買ったお酒を飲もう。美味しそうなのいっぱいあって買っちゃったんだよね。勝己にはお菓子あるし。いや夜だから食わねェとか言いそうだけど。まぁいいか。私は飲む。
「ぷはぁ!やっぱ仕事終わりのお酒は最高!今週もよく頑張ったわ」
「ついこないだ手出したばっかのくせによお言うわアホ」
コンビニで買った缶チューハイの1つを片手に反対には煙草。華金の今日はいくら飲んでも大丈夫。ふんふーんと鼻歌を歌いながら煙草に火をつける。ベランダ出ないとだなと重い腰を上げて窓を開ける。
「おめェ酔うとだりーからそれだけにしろよ」
「えー金曜なのに!?」
まさかの言葉に振り返ってしまう。いやだって金曜日だよ!?飲みたいじゃんというけど勝己が首を縦に振ることは無かった。無慈悲だ……と思いながらサンダルを履いてベランダに出る。勝己は少し後ろから着いてきて窓際に座ってる。勝己は、好きだとかそういうのは言ってくれない。けどインターンさえ無ければいつでも来てくれるしLINEだってこまめだし愛されてるなと充分感じてる。それにこうやってちょこちょこ着いてきてくれるのも可愛い。いつも塩対応だけど。高校3年生になって卒業後の所属事務所もどうやら無事に決まったみたいで会える回数が少し増えたのは嬉しかった。付き合ってるとはいえかわいい弟のような扱いが抜け切れてない気はしている。実家に帰った時の母親みたいに 最近学校は?とかヒーローとしてどう?とかいろいろ聞いてみるけどいつも返事は別にとなふつーだわとかそんなのばっかり。まぁ聞くのやめないけど。時々クラスメイトの話してくれたりするから。でも残念ながら今日はその日ではなかったみたい。
「……それそんなにうめェんか」
「ん?お酒?これは甘くて美味しいよ〜勝己も成人したら試してみな〜いっぱいあるから」
「冷蔵庫にだろ」
「冷蔵庫はだめ!未来のプロヒーロー様を未成年飲酒させる訳にはいかない!」
「……わぁーっとる。んなことしねェわ」
チッと舌打ちが聞こえてきたけど聞かなかったことにする。今回勝己は泊まって帰るらしい。それも日曜日までいる。いつもより長くいてくれるらしいし私も酔っ払うつもりはない。他のは今度飲めばいい。残り少しになったチューハイを煽って空っぽにする。残りの煙草を吸って紫煙をくゆらす。後ろに座ってた勝己が動いた音がする。なんか取りに行ったのかなーなんてのんびり考えていると背中に体温を感じた。
「んなもんより他に吸うもんあんだろ」
「え?」
顎を掴まれて斜め上を向かされたと同時に塞がれる口。唇をやわやわと吸われてから入ってきた勝己の舌。ほろ酔いの頭でどうにか返していく。煙草の火ももったいないけど消した。流れで閉じてた目を開けると熱の篭った赤い瞳と視線が絡む。大きくなったなぁなんて感慨深く思っていると頭を押えていた手が頬に。親指で撫でられる。 火照った体に冷たい夜風が気持ちいい。頬に添えられた手とは反対の手が腰に添えられる。服が捲られて素肌に勝己の無骨な手が触れた。
「っ!待って待って待って待って!手!入れない!」
「チッバレたか」
「バレるわ!何してんのほんともう!」
「手、出さねェんかよ」
「出しません!未成年には手出さないんですー!せめて雄英卒業してくださーい!」
「雄英卒業したら……な」
ギラついた瞳と目が合う。今まで見たことない男の人の目で思わず息を飲んでしまう。勝己が卒業した後、私は無事なのかな?