メーデー、愛してる
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それから授業にインターンと忙しい日々を送っていた。ちなみにあの日は心配してくれた梅雨ちゃんが部屋に朝から来てくれて床で寝ていた私を起こしてくれた。コスチュームのままだしお風呂も入ってなかった。梅雨ちゃんにお礼を伝えて急いでシャワーを浴びて向かった教室はギリギリ2時間目が始まる直前。滑り込むようにして入るとその時来ていたセメントス先生にギリギリだったな。遅刻じゃないから席ついてくれと言われた。席についてゆっくり見渡すと教室にはお茶子と梅雨ちゃん、それに切島クンが来てなかった。どうやらインターンで休みらしい。その後もいつも通り……よりはキツいけど授業に昼休みにはひざしクンを引っ張って空間転移の錬金術の特訓をした。何が対価になっているか試す度に確認してダメなものはひざしクンによってダメ出しされていく。結局ギリギリまで特訓を続けてしまって予鈴出ようやっとご飯を食べ忘れていたことに気づいた。もちろん私に引っ張られてきたひざしクンも食べれていない。ごめんなさいと謝ると気にしてないから早く何かしら食べに行けと送り出された。購買でパンを買って口にくわえながら教室に戻る。エドのお陰で手を使わなくてもパンぐらいなら食べれるようになっていて良かったと勝手に感謝していた。授業が始まる直前に席に着いて授業中もノートは授業に関係なく錬金術の理論を展開させていく。怒られない程度にだけど。バレて2回くらい怒られたけど。そして放課後はパトロールまでの時間は昼休みと同じで、時間になったらパトロールに繰り出すという日を初日だけじゃなくて何日も過ごした。パトロールがない日は私の錬金術の特訓に少し付き合ってもらっていた。この頃には空間転移を完成させるだけじゃだめだと他の錬金術も練習を始めた。それから緑谷クンの様子がなんだかおかしい事に気づいたけれどかける言葉が分からず見守るだけになっていた。それに切島クンや梅雨ちゃん、お茶子もネットニュースに載るとかすごい活躍をしている。少しだけいいなぁなんて思いながら私は私に出来ることを精一杯頑張った。週初めに昼も夜もパンだけ咥えながら走っていると勝己に怒鳴られて夜ご飯だけでも絶対に一緒に食べると約束もして勝己との時間は減ったけどなくなることは無かった。ごめんねと伝えるとなんかしてんのは分かってると、無理したらぶっ殺すと言われた。勝己は勝己で補講だ大変なようで毎日疲れているように見えた。それでも授業にはしっかり出てるし、インターンで出れてなかった切島クンに教えてあげたりしてるのも見かけた。流石だなと感心しつつ私も負けてられないと腹を括った。そんな日々を過ごしているならしょーたサンからある案件について話をされた。
「チームアップ要請が来た。オールマイトさんの元サイドキック、ナイトアイから。コスチュームはいらない。この場所に3日後集合だ」
とだけ。嘘でしょ!?なんて思ったけど最低限は伝えられているし、内容もまだ開示できないんだろうなと思って了解とだけ答えた。それと前日はパトロールはないし特訓もダメだから寝ろと言われた。
そして当日、寮を出ようとすると切島クンに梅雨ちゃん、お茶子、それに緑谷クンがいた。駅までヒーローに送ってもらって別れるかと思いきやまさかのみんな同じ電車。その後も同じ駅、同じ方向、同じ曲がり角……?なんて緑谷クンと不思議に思いながら進むとビック3までいた。建物の中に入るとたくさんのヒーローが集まっていた。
「グラントリオ!!?」
「しょーたサン!」
「イレイザーだと言っただろう」
すぐにしょーたサンを見つけて駆け寄ると呼び方直せと頭を軽く叩かれた。それからねじれ先輩が話しかけていたリューキュウサン?の一言から会議が始まった。
ナイトアイ事務所で追っているという指定敵団体、死穢八斎會。その組織についてだった。この組織がヴィラン連合と接触、その上この組織は個性を壊す薬を作っているとのこと、その薬には人間の血や細胞が入っていたらしい。若頭を務めている治崎の個性はオーバーホール、対象の分解と修復を可能にしている。そこでプロヒーローの1人が声を上げた。
「そこにいるえっと……シリウスだったか?お前の個性もオーバーホールに似てるんじゃないのか?何か弱点とかあれば聞きたい」
「えっと……オーバーホールの弱点……ですか?すみません見たことがないのでなんとも……でも、聞いた限りでは私は分解からの再構築、オーバーホールは分解と修復とのことなので私とは違うと思います。力になれずすみません」
「シリウス気にするな。個性が割れてるだけいいんだ。そもそも……人に弱点聞く方がおかしい」
しょーたサンが私に質問して来たプロヒーローの方を睨みつける。その人は気まずそうな顔をして悪いと謝ってきた。少し空気が悪くなったけどそれでも会議は続いた。そして緑谷クンやミリオ先輩が会ったという小さい女の子、その子の体を銃弾にしているのではという話があがった。この会議の目的はその女の子、エリちゃんを保護するためどこにいるか割り出すことから始めるらしい。ナイトアイが頭を下げて協力を仰いで会議は終わった。
会議が終わったあと、私たち雄英生徒のメンバーはロビーの椅子に腰掛けて緑谷クンとミリオ先輩の話を聞いていた。どうやら目の前にいたのに助けることが出来なかったらしい。ものすごく落ち込んでいる2人をみて学校での緑谷クンの様子がおかしかった原因がやっと分かった。みんなで悔しいよねなんて話しているとしょーたサンがやって来た。ここにはインターン中止を伝えるために来たらしい。けど緑谷クンの心配をしょーたサンはしていた。止めても飛び出してしまうだろうと確信していた。どうするつもりなんだろうとしょーたサンを見ているとしょーたサンはしゃがんで緑谷クンに話しかけた。
「俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう緑谷。わかったか問題児」
それから天喰先輩もねじれ先輩もミリオ先輩を励ましている。さぁ前を向かなきゃ何も変わらない。覚悟を決めなきゃ。それにヴィラン連合が絡んでくるなら私も黙ってはいられない。私と目が合ったしょーたサンはため息をついてお前も問題児だからな。勝手はするなと釘を刺されながらも参加させてくれることになった。お茶子や梅雨ちゃん、切島クンも覚悟を決めて参加すると声を上げた。小さい女の子……思い出しちゃうな救えなかったあの子のことを。違う子ではある。そんなことはわかっている。でも…………絶対に助けたい。あんなことはもう嫌だ。きっと2人もそうだよね?エド、アル。
それからエリちゃんの居場所が特定できるまで私たちは待機になった。そしてインターンの事は一切の口外を禁止された。私はあるものをしょーたサンに頼んで、放課後のパトロールがない分錬金術の研究に精を出した。毎日勝己の部屋で研究を続けていた。始めは迷惑かと思って自分の部屋でしようとしたけどすぐにバレて勝己に連行された。それでも空間転移の錬成陣もだいぶ良くなってきた。等価交換になるように、私が動けなくなるなんてことにならないようにもっと改良しないと。そして2日後の深夜――私たち5人は共有スペースに集まっていた。遂に作戦の決行日が決まった。それからナイトアイ事務所でエリちゃんが本拠地にいる事がわかった。あとは絶対に保護する意志を。絶対やるぞと気合を入れているミリオ先輩の横で覚悟を決めた。
朝8時、多くのヒーローと警察官が集まっていた。迅速な対応が逃げられないためにも必要になる。しょーたサンについて私はナイトアイ事務所と動くことが決まった。あくまで私はサポート。ナイトアイ事務所とはファットガム事務所のみんなにロックロックサンも一緒だ。でも相手は今日まで生き延びた極道。極道が最初はわからなかったけどマフィアのようなものと言われてなんとなく理解できた。多少手荒になっても構わないから迅速な対応をと頼まれた。あと30分で作戦が始まる。
「チームアップ要請が来た。オールマイトさんの元サイドキック、ナイトアイから。コスチュームはいらない。この場所に3日後集合だ」
とだけ。嘘でしょ!?なんて思ったけど最低限は伝えられているし、内容もまだ開示できないんだろうなと思って了解とだけ答えた。それと前日はパトロールはないし特訓もダメだから寝ろと言われた。
そして当日、寮を出ようとすると切島クンに梅雨ちゃん、お茶子、それに緑谷クンがいた。駅までヒーローに送ってもらって別れるかと思いきやまさかのみんな同じ電車。その後も同じ駅、同じ方向、同じ曲がり角……?なんて緑谷クンと不思議に思いながら進むとビック3までいた。建物の中に入るとたくさんのヒーローが集まっていた。
「グラントリオ!!?」
「しょーたサン!」
「イレイザーだと言っただろう」
すぐにしょーたサンを見つけて駆け寄ると呼び方直せと頭を軽く叩かれた。それからねじれ先輩が話しかけていたリューキュウサン?の一言から会議が始まった。
ナイトアイ事務所で追っているという指定敵団体、死穢八斎會。その組織についてだった。この組織がヴィラン連合と接触、その上この組織は個性を壊す薬を作っているとのこと、その薬には人間の血や細胞が入っていたらしい。若頭を務めている治崎の個性はオーバーホール、対象の分解と修復を可能にしている。そこでプロヒーローの1人が声を上げた。
「そこにいるえっと……シリウスだったか?お前の個性もオーバーホールに似てるんじゃないのか?何か弱点とかあれば聞きたい」
「えっと……オーバーホールの弱点……ですか?すみません見たことがないのでなんとも……でも、聞いた限りでは私は分解からの再構築、オーバーホールは分解と修復とのことなので私とは違うと思います。力になれずすみません」
「シリウス気にするな。個性が割れてるだけいいんだ。そもそも……人に弱点聞く方がおかしい」
しょーたサンが私に質問して来たプロヒーローの方を睨みつける。その人は気まずそうな顔をして悪いと謝ってきた。少し空気が悪くなったけどそれでも会議は続いた。そして緑谷クンやミリオ先輩が会ったという小さい女の子、その子の体を銃弾にしているのではという話があがった。この会議の目的はその女の子、エリちゃんを保護するためどこにいるか割り出すことから始めるらしい。ナイトアイが頭を下げて協力を仰いで会議は終わった。
会議が終わったあと、私たち雄英生徒のメンバーはロビーの椅子に腰掛けて緑谷クンとミリオ先輩の話を聞いていた。どうやら目の前にいたのに助けることが出来なかったらしい。ものすごく落ち込んでいる2人をみて学校での緑谷クンの様子がおかしかった原因がやっと分かった。みんなで悔しいよねなんて話しているとしょーたサンがやって来た。ここにはインターン中止を伝えるために来たらしい。けど緑谷クンの心配をしょーたサンはしていた。止めても飛び出してしまうだろうと確信していた。どうするつもりなんだろうとしょーたサンを見ているとしょーたサンはしゃがんで緑谷クンに話しかけた。
「俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう緑谷。わかったか問題児」
それから天喰先輩もねじれ先輩もミリオ先輩を励ましている。さぁ前を向かなきゃ何も変わらない。覚悟を決めなきゃ。それにヴィラン連合が絡んでくるなら私も黙ってはいられない。私と目が合ったしょーたサンはため息をついてお前も問題児だからな。勝手はするなと釘を刺されながらも参加させてくれることになった。お茶子や梅雨ちゃん、切島クンも覚悟を決めて参加すると声を上げた。小さい女の子……思い出しちゃうな救えなかったあの子のことを。違う子ではある。そんなことはわかっている。でも…………絶対に助けたい。あんなことはもう嫌だ。きっと2人もそうだよね?エド、アル。
それからエリちゃんの居場所が特定できるまで私たちは待機になった。そしてインターンの事は一切の口外を禁止された。私はあるものをしょーたサンに頼んで、放課後のパトロールがない分錬金術の研究に精を出した。毎日勝己の部屋で研究を続けていた。始めは迷惑かと思って自分の部屋でしようとしたけどすぐにバレて勝己に連行された。それでも空間転移の錬成陣もだいぶ良くなってきた。等価交換になるように、私が動けなくなるなんてことにならないようにもっと改良しないと。そして2日後の深夜――私たち5人は共有スペースに集まっていた。遂に作戦の決行日が決まった。それからナイトアイ事務所でエリちゃんが本拠地にいる事がわかった。あとは絶対に保護する意志を。絶対やるぞと気合を入れているミリオ先輩の横で覚悟を決めた。
朝8時、多くのヒーローと警察官が集まっていた。迅速な対応が逃げられないためにも必要になる。しょーたサンについて私はナイトアイ事務所と動くことが決まった。あくまで私はサポート。ナイトアイ事務所とはファットガム事務所のみんなにロックロックサンも一緒だ。でも相手は今日まで生き延びた極道。極道が最初はわからなかったけどマフィアのようなものと言われてなんとなく理解できた。多少手荒になっても構わないから迅速な対応をと頼まれた。あと30分で作戦が始まる。