メーデー、愛してる
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さぁ今日から待ちに待った林間合宿だ!これからバスに乗るために持ってきた荷物を預けている。そしてなんかB組の男の子が喚いてたけど詳しく聞き取れてないから目が合った時も首を傾げるだけになってしまった。A組のこと嫌いなのかな……?まぁそういうこともあるよね。そして次々にバスに乗り込んでいく。私は響香と座ろうとしたけど何故かまるでいつも通りかのように勝己クンに腕を掴まれていったので勝己クンの隣に座るのでした。なぜ。
「ていうか外でこういうバス乗るの初めてだなぁ。おっきいねぇこんな椅子いっぱいだし」
「……は?なかったんか?」
「なんかもっとちっちゃいやつだったかな?それも街中だけ。遠く行くなら機関車だったよ」
「機関車っていつの時代だよ…………窓座っか?」
「いいの!?ありがとう!」
バスにみんなが座ってからしょーたサンが何か言ってたけどみんなガヤガヤしてて全然聞こえなかった。まぁもう1回言わないってことは大丈夫だろう。そうしてバスが動き出すと左手を掴まれた。
「勝己クン?どした?」
「んでもねぇよ」
「いや……あの……手が」
「こんくらいいーだろ」
満更でもないような顔をして勝己クンが言いきった。いや人と手を繋ぐとか久しぶり過ぎる。いや勝己クンにはよく引っ張られてるけどさ。いつも手首とかじゃん手のひらは初めてだよ。握られた手が熱く感じる。勝己クンの手おっきいなぁ。こんなに違うんだな。なんて思って握ってると視線を感じた。勝己クンの方を向くとすぐにそっぽを向いてしまう。こっちから見える耳がすこし赤くなってるのをみてなんだか私まで照れた。恥ずかしくなって手を離したかったけど勝己クンの手がそうもさせてくれない。
「ハルー!ポッキーいる!?」
「んぇ!?なになに!?」
「顔赤いよどしたの?」
「気のせい気のせい!私もポッキー欲しい!勝己クンもいる!?」
「あ?いらねぇ」
みんなでしりとりしたり、酔ってしまった青山クンを気にかけたりクイズしたりしてると1時間があっという間にたったみたいで休憩になった。そこに広がる景色は山々に森。休憩ここでかー空気が綺麗な気がする。なんて思ってるとワイルド・ワイルド・プッシーキャッツのプロヒーローが2人が来ていた。ここら辺一帯彼女たちの私有地らしい。広い。そして宿泊施設は遠くの山のふもと。なんだか嫌な予感がする。少しバスに戻ろうとするとしょーたサンに止められた。
「わるいね諸君、もう合宿は始まっている」
そうしょーたサンが言うとプッシーキャッツの個性で崖の下に落とされた。
「私有地だから個性の使用は自由だよ!今から3時間、自分の足で施設までおいでませ。この魔獣の森を抜けて!」
「フォーサイトは1番先行しろよ。1番じゃなかったら補習地獄に追加するぞ」
「いじめだぁ!!」
みんなで崖下に落とされたあと、みんな無事か確認しているとどこからともなく魔獣が現れた。近くにいる魔獣を見ると土でできてるみたい。右腕で殴りつけるとあっさり壊れた。他にもいたみたいで、緑谷クンや勝己クン、轟クンに飯田クンが倒していた。
「みんな!無事??」
「大丈夫だよー!ありがとうハル!」
「でしゃばんな!クソが!」
「えっと……私先に行ってできるだけ倒しておくね!みんなはあとを着いてきて!」
「おいこら待てや!つか無視すんなや!」
勝己クンが叫んでたけど一番にならないとこちとら補習地獄参戦なんだ。それは嫌だから先に行かせてもらう。みんなに手を振って走り出した。際限なく湧いてくる魔獣を分解していく。できるだけ視界に入れてから一気に壊してく。殴るより早いや。さぁどんどん進んでいこう。
宿泊施設についてからはお昼ご飯を食べて少し休憩をしたら特訓開始だ。あくまでみんなが来るまでだったから宿泊施設の前の広場に土魔獣を出してもらって永遠に射撃練習をしていた。土魔獣は予想より軽々動くからこっちもアクロバティックな動きの練習になる。これできるとかっこいいよねってだけでエドと練習した甲斐があった。最小限の動きで避けられる。照準は悟られないように。最小限で合わせる。これはリザさんから言われたこと。ライフルとかじゃない限り照準を合わせるという時間は隙にしかならない。相手にどこに照準を合わせたか気づかれる前に撃つ。
「ちょ……あれフォーサイト……?」
「動きやばくね……?つか見失いそう……」
「そりゃ1番だわ……流石特待生……」
17時半くらいに後ろの方から声が聞こえてきた。まだ残ってる土魔獣を倒してからみんなの元に向かった。みんなどろどろのボロボロで疲れきっていた。私もずっと動いてたから疲れたし、相手は土だから同じようなものだ。ちなみに3時間はプッシーキャッツの皆さんならって話だったみたい。そして私含め5人、躊躇がなかったのは経験かな?と私以外に唾をつけていた。勝己クンにつけてるのを見るとなんだか胸が痛くなった。なんでだろ?よくわかんない。そして緑谷クンがプッシーキャッツといた男の子に話しかける。大事なところを蹴られていた痛そう。今日は後ご飯を食べてお風呂だけらしい。みんなの荷物は私が部屋に運んでおいた!そういうとみんなにありがとうーって崇められた。本当に疲れてるみたい。それからみんなでご飯を食べに食堂に向かった。お昼ご飯を抜かれてしまっていたみんなの食べる勢いがすごい。
「おいお前もっと食えよ」
「私お昼ご飯ちゃんとら食べたからいいの」
「なんでお前だけ……!」
「ハルちゃんハルちゃん!お部屋どんな感じだっ!?部屋割りは!?」
「えっとね!みんな同じ部屋だよ!男子は大部屋とかだった!」
それからはみんなでお風呂に入った。温泉なんて初めてでテンション上がるけどみんな服着ないで入るとかも初めてで照れてしまう。
「ハルってさ温泉初めてなの?」
「えと……うん!初めて!このタオル持ってけば大丈夫?」
「そうそう合ってるよー!ほら行こ!」
みんなと一緒に温泉へ向かう。先に身体を洗ったりしてから温泉に浸かるそうだ。それからみんなで温泉まで移動する。
「あっ!タトゥーだ!かっこいいねそれ!」
「外国人ってやっぱタトゥー普通なん?」
「あっこれ?これはねぇ水関連の錬金術を使うためのタトゥーなの。いつも左手くるくるってして凍らせてるでしょ?その理論が描いてあるって感じかなぁ。他にタトゥーはもうないんだ。本当は胸か腰にフラメルの十字架入れたかったんだけど親友にめっちゃ反対されて……」
「いれたいとこがえっちだ!」
みんなと一緒に温泉に浸かっていると壁の向こうから声が聞こえてきた。
「壁とは超える為にある!!Plus Ultra!」
そう聞こえた時急いで境目に壁を錬成した。その壁の向こうでは洸汰クンが対処してくれたらしく壁を戻してみんなでお礼を言った。その時反対側に落ちてしまっていたけどどうにか緑谷クンが助けたみたいよかった。
「これで平和かな?」
「ねぇハルちゃんちょっと聞いてもいいかしら?」
「ん?どうしたの?」
「そこおなかの傷。どうしたの?とても痛そうだわ」
そう言って梅雨ちゃんが指さしたのはこっちに来る時にできた傷。地面から錬成された大きな棘が右のおなからへんを貫通する勢いで抉られた時にできたもの。
「あーこれはねぇ親友を守った時にできたんだ。もちろん親友は無事だし私も見ての通り!元気よ!」
「そうだったのね……そんな傷を負うなんてきっと大変だったのね。ハルちゃんがあんなに強いのが分かった気がするわ」
なんだか辛そうな表情をしてしまった梅雨ちゃんの頭を撫でてもう大丈夫だよ。みんながいるしねって笑いかける。すると梅雨ちゃんも笑い返してくれた。
お風呂を出てみんなで部屋でお話してる時、喉が乾いて自販機まで飲み物を買いに行った。いやぁこんな機械から冷たい飲み物がいつでも買えるってすごいよねぇなんて思いながら何飲もうかなーと自販機の前で考える。すると横から声が聞こえてきた。
「おめぇ何しとんだ」
「おっ勝己クン。飲み物なにしようかなーって悩んでるんだよ」
「……あっそ。つか服着ろ!」
「えぇ人を変態みたいに言わないで欲しい着てるじゃん……」
ショートパンツにTシャツという私の格好は決して怒られるようなものではないと思う。というか他に持ってきてるわけがない。あったとしても部屋だ。なんてことを言ってると勝己クンから服を投げつけられた。
「それ!着てろ!」
「えぇ暑いじゃん」
「うるせぇ!着ろ!」
仕方なく勝己クンから投げつけられたパーカーを着る。サイズが大きくてぶかぶかだ。これ以上文句を言うと余計キレられるのが目に見えてるから大人しく着ておく。最初は機械鎧 のこともあるし着ようかと思ってたけど暑いしみんな知ってるしいいやってなったのに。なんてブツブツ言いながら着る。
「それで?勝己クンはどれ買うの?」
「あ?コーラ」
「ふふん。買ってあげようじゃないか」
そう言って予め入れてたお金でコーラのボタンを押す。私何買うか決めてなかったしね。なんて思いながらコーラを差し出すとすごく微妙な顔をされた。何故だ。
「…………お前は」
「私?迷ってるんだよねぇ」
そういうと勝己クンは自販機き小銭を入れ出す。もう1本買うのかなぁなんて見てると勝己クンには似合わないようなピンクのパッケージの飲み物を買ってこっちに投げてきた。
「うわっ!なにこれ?いちご……みるく?」
「あめぇの好きだろ。それでも飲んどけや」
そういうと勝己クンはさっさと戻っていってしまった。手にしたいちごミルクの紙パックにストローを差して飲んでみる。甘い味がして美味しかった。
そのあとパーカーも着たままいちごミルクを飲みながら部屋に戻ると女子会の餌食になったのは言うまでもないね。
「ていうか外でこういうバス乗るの初めてだなぁ。おっきいねぇこんな椅子いっぱいだし」
「……は?なかったんか?」
「なんかもっとちっちゃいやつだったかな?それも街中だけ。遠く行くなら機関車だったよ」
「機関車っていつの時代だよ…………窓座っか?」
「いいの!?ありがとう!」
バスにみんなが座ってからしょーたサンが何か言ってたけどみんなガヤガヤしてて全然聞こえなかった。まぁもう1回言わないってことは大丈夫だろう。そうしてバスが動き出すと左手を掴まれた。
「勝己クン?どした?」
「んでもねぇよ」
「いや……あの……手が」
「こんくらいいーだろ」
満更でもないような顔をして勝己クンが言いきった。いや人と手を繋ぐとか久しぶり過ぎる。いや勝己クンにはよく引っ張られてるけどさ。いつも手首とかじゃん手のひらは初めてだよ。握られた手が熱く感じる。勝己クンの手おっきいなぁ。こんなに違うんだな。なんて思って握ってると視線を感じた。勝己クンの方を向くとすぐにそっぽを向いてしまう。こっちから見える耳がすこし赤くなってるのをみてなんだか私まで照れた。恥ずかしくなって手を離したかったけど勝己クンの手がそうもさせてくれない。
「ハルー!ポッキーいる!?」
「んぇ!?なになに!?」
「顔赤いよどしたの?」
「気のせい気のせい!私もポッキー欲しい!勝己クンもいる!?」
「あ?いらねぇ」
みんなでしりとりしたり、酔ってしまった青山クンを気にかけたりクイズしたりしてると1時間があっという間にたったみたいで休憩になった。そこに広がる景色は山々に森。休憩ここでかー空気が綺麗な気がする。なんて思ってるとワイルド・ワイルド・プッシーキャッツのプロヒーローが2人が来ていた。ここら辺一帯彼女たちの私有地らしい。広い。そして宿泊施設は遠くの山のふもと。なんだか嫌な予感がする。少しバスに戻ろうとするとしょーたサンに止められた。
「わるいね諸君、もう合宿は始まっている」
そうしょーたサンが言うとプッシーキャッツの個性で崖の下に落とされた。
「私有地だから個性の使用は自由だよ!今から3時間、自分の足で施設までおいでませ。この魔獣の森を抜けて!」
「フォーサイトは1番先行しろよ。1番じゃなかったら補習地獄に追加するぞ」
「いじめだぁ!!」
みんなで崖下に落とされたあと、みんな無事か確認しているとどこからともなく魔獣が現れた。近くにいる魔獣を見ると土でできてるみたい。右腕で殴りつけるとあっさり壊れた。他にもいたみたいで、緑谷クンや勝己クン、轟クンに飯田クンが倒していた。
「みんな!無事??」
「大丈夫だよー!ありがとうハル!」
「でしゃばんな!クソが!」
「えっと……私先に行ってできるだけ倒しておくね!みんなはあとを着いてきて!」
「おいこら待てや!つか無視すんなや!」
勝己クンが叫んでたけど一番にならないとこちとら補習地獄参戦なんだ。それは嫌だから先に行かせてもらう。みんなに手を振って走り出した。際限なく湧いてくる魔獣を分解していく。できるだけ視界に入れてから一気に壊してく。殴るより早いや。さぁどんどん進んでいこう。
宿泊施設についてからはお昼ご飯を食べて少し休憩をしたら特訓開始だ。あくまでみんなが来るまでだったから宿泊施設の前の広場に土魔獣を出してもらって永遠に射撃練習をしていた。土魔獣は予想より軽々動くからこっちもアクロバティックな動きの練習になる。これできるとかっこいいよねってだけでエドと練習した甲斐があった。最小限の動きで避けられる。照準は悟られないように。最小限で合わせる。これはリザさんから言われたこと。ライフルとかじゃない限り照準を合わせるという時間は隙にしかならない。相手にどこに照準を合わせたか気づかれる前に撃つ。
「ちょ……あれフォーサイト……?」
「動きやばくね……?つか見失いそう……」
「そりゃ1番だわ……流石特待生……」
17時半くらいに後ろの方から声が聞こえてきた。まだ残ってる土魔獣を倒してからみんなの元に向かった。みんなどろどろのボロボロで疲れきっていた。私もずっと動いてたから疲れたし、相手は土だから同じようなものだ。ちなみに3時間はプッシーキャッツの皆さんならって話だったみたい。そして私含め5人、躊躇がなかったのは経験かな?と私以外に唾をつけていた。勝己クンにつけてるのを見るとなんだか胸が痛くなった。なんでだろ?よくわかんない。そして緑谷クンがプッシーキャッツといた男の子に話しかける。大事なところを蹴られていた痛そう。今日は後ご飯を食べてお風呂だけらしい。みんなの荷物は私が部屋に運んでおいた!そういうとみんなにありがとうーって崇められた。本当に疲れてるみたい。それからみんなでご飯を食べに食堂に向かった。お昼ご飯を抜かれてしまっていたみんなの食べる勢いがすごい。
「おいお前もっと食えよ」
「私お昼ご飯ちゃんとら食べたからいいの」
「なんでお前だけ……!」
「ハルちゃんハルちゃん!お部屋どんな感じだっ!?部屋割りは!?」
「えっとね!みんな同じ部屋だよ!男子は大部屋とかだった!」
それからはみんなでお風呂に入った。温泉なんて初めてでテンション上がるけどみんな服着ないで入るとかも初めてで照れてしまう。
「ハルってさ温泉初めてなの?」
「えと……うん!初めて!このタオル持ってけば大丈夫?」
「そうそう合ってるよー!ほら行こ!」
みんなと一緒に温泉へ向かう。先に身体を洗ったりしてから温泉に浸かるそうだ。それからみんなで温泉まで移動する。
「あっ!タトゥーだ!かっこいいねそれ!」
「外国人ってやっぱタトゥー普通なん?」
「あっこれ?これはねぇ水関連の錬金術を使うためのタトゥーなの。いつも左手くるくるってして凍らせてるでしょ?その理論が描いてあるって感じかなぁ。他にタトゥーはもうないんだ。本当は胸か腰にフラメルの十字架入れたかったんだけど親友にめっちゃ反対されて……」
「いれたいとこがえっちだ!」
みんなと一緒に温泉に浸かっていると壁の向こうから声が聞こえてきた。
「壁とは超える為にある!!Plus Ultra!」
そう聞こえた時急いで境目に壁を錬成した。その壁の向こうでは洸汰クンが対処してくれたらしく壁を戻してみんなでお礼を言った。その時反対側に落ちてしまっていたけどどうにか緑谷クンが助けたみたいよかった。
「これで平和かな?」
「ねぇハルちゃんちょっと聞いてもいいかしら?」
「ん?どうしたの?」
「そこおなかの傷。どうしたの?とても痛そうだわ」
そう言って梅雨ちゃんが指さしたのはこっちに来る時にできた傷。地面から錬成された大きな棘が右のおなからへんを貫通する勢いで抉られた時にできたもの。
「あーこれはねぇ親友を守った時にできたんだ。もちろん親友は無事だし私も見ての通り!元気よ!」
「そうだったのね……そんな傷を負うなんてきっと大変だったのね。ハルちゃんがあんなに強いのが分かった気がするわ」
なんだか辛そうな表情をしてしまった梅雨ちゃんの頭を撫でてもう大丈夫だよ。みんながいるしねって笑いかける。すると梅雨ちゃんも笑い返してくれた。
お風呂を出てみんなで部屋でお話してる時、喉が乾いて自販機まで飲み物を買いに行った。いやぁこんな機械から冷たい飲み物がいつでも買えるってすごいよねぇなんて思いながら何飲もうかなーと自販機の前で考える。すると横から声が聞こえてきた。
「おめぇ何しとんだ」
「おっ勝己クン。飲み物なにしようかなーって悩んでるんだよ」
「……あっそ。つか服着ろ!」
「えぇ人を変態みたいに言わないで欲しい着てるじゃん……」
ショートパンツにTシャツという私の格好は決して怒られるようなものではないと思う。というか他に持ってきてるわけがない。あったとしても部屋だ。なんてことを言ってると勝己クンから服を投げつけられた。
「それ!着てろ!」
「えぇ暑いじゃん」
「うるせぇ!着ろ!」
仕方なく勝己クンから投げつけられたパーカーを着る。サイズが大きくてぶかぶかだ。これ以上文句を言うと余計キレられるのが目に見えてるから大人しく着ておく。最初は
「それで?勝己クンはどれ買うの?」
「あ?コーラ」
「ふふん。買ってあげようじゃないか」
そう言って予め入れてたお金でコーラのボタンを押す。私何買うか決めてなかったしね。なんて思いながらコーラを差し出すとすごく微妙な顔をされた。何故だ。
「…………お前は」
「私?迷ってるんだよねぇ」
そういうと勝己クンは自販機き小銭を入れ出す。もう1本買うのかなぁなんて見てると勝己クンには似合わないようなピンクのパッケージの飲み物を買ってこっちに投げてきた。
「うわっ!なにこれ?いちご……みるく?」
「あめぇの好きだろ。それでも飲んどけや」
そういうと勝己クンはさっさと戻っていってしまった。手にしたいちごミルクの紙パックにストローを差して飲んでみる。甘い味がして美味しかった。
そのあとパーカーも着たままいちごミルクを飲みながら部屋に戻ると女子会の餌食になったのは言うまでもないね。