メーデー、愛してる
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朝起きると新しいメッセージが入っていた。勝己クンからで迎えに来るとだけ。……なんで?とは思いながらいつも家を出ている時間をお礼と一緒に送っておいた。日課のジョギングを終わらせてシャワーを浴びて朝ごはんを食べる。あとは制服に着替えたらばっちりだ。送った時間より少し早めに家を出ると勝己クンはもうエントランスに居た。
「おはよ!お待たせした?」
「別に。はよ行くぞ」
すったか行ってしまう勝己クンを追いかけて駅へ、いつも乗る電車に乗って雄英に向かう。他愛もない話をしながら電車に乗っているんだけど……いつもより視線を感じる……?1番近くから見てる人を見つけてると目が合った。
「やっぱり!君たち体育祭の1位と3位の子だろう!?テレビで見てたよ!」
「女の子なのにあんな動きするなんて凄いな!?やっぱり雄英生は違うなぁ」
「そこの子も強かったなぁ!最後怖かったけど!」
「こえぇってなんだよ!」
「勝己クンここ電車」
勝己クンが舌打ちしてキレたせいで少し電車の中は静かになったけどその後もヒーロー頑張れよ、応援してるぞっていっぱい声をかけられた。すごいなぁ雄英流石だ有名人だ。朝からちょっと疲れながら学校にたどり着く。勝己クンと教室に入るとすごく、物凄くびっくりした顔をみんなにされた。面白いなぁ。その後みんなもたくさん声をかけられたみたいで盛り上がってた。
しばらくしてしょーたサンが入ってきた。今日のヒーロー情報学は特別らしい。「コードネーム」、ヒーロー名の考案らしい。そう告げた時、クラスが沸いた。みんな楽しみだったみたい。今回体育祭で貰った指名を元にこれから職場体験するらしい。その為にヒーロー名が必要だと。ちなみに指名数は私が何故か1番で4835も来ていた。次に轟クンの4123で勝己クンの3556。他の子は多くて3桁だった。いつもならもっと指名はバラけるらしいのに偏ってるなぁ。勝己クンが怖いから嫌だよなって話をされてキレてた。それで仮ではあるけど今からつけるヒーロー名がプロになった時に使ってる人が多いから変なのはつけちゃダメだとミッドナイトサンがドアをバァン!と開けて入ってきた。ミッドナイトサンが査定してくれるらしい。それからそれぞれみんな考え始めた。
15分くらい立つと出来た人から発表が始まった。みんな小さい頃から考えていたらしくて素敵な名前が多い。……勝己クンはNG貰い続けてるけど。
「みんないい名前だねぇ」
「フォーサイトは考えてなかったのか?少しぐらいあるだろ」
「正直なれると思ってなくて……なんかいいのないかな?ヒーローセロファン」
「個性が錬金術ってこういう時に困るんだな……」
これまでの二つ名は彗星の錬金術師。彗星は好きだから使いたいけど……ってかそのくらい早く動けるようになりたいなぁなんかいい移動方法でも考えないとだな……。なんて意識を飛ばしてると前の席から声がかかった。
「彗星だろおめぇは。それでいいだろ」
「それは思ったんだけどさぁ……みんなみたいにかっこよくしたい。それと彗星って燃え尽きて消えるじゃん?まだ死ぬ予定はないから変えたくて」
「そーゆーことかよ。なら星でいんじゃね。つか死ぬ予定あるとか言いやがったら殺す」
「あーうーんまぁ似てるしいっか!星関係で考えてみるよーありがとう勝己クン。でも勝己クンは自分の考えないと。NGばっかなんだから。殺すのもなし」
「うるっせぇ!なんでだめなんだよ!いいだろ爆殺王!!!」
「だから殺しちゃダメなんじゃない?」
星、星星星。しれっとスマホを出していろいろ調べて見るけど……うーむそのままがいいかなぁ?
「フォーサイトさ。いつの間に爆豪と仲良くなったん?」
「ん?いつの間に?うーん私もわかんないな……ていうか仲良いの?」
「会話が成立してるだけ仲良いだろ。このクラスで唯一だぞ」
「そこ!無駄話しない!フォーサイトさんのコードネームまだでしょ!」
「瀬呂クンのせいで怒られた」
「悪い悪い!後で聞かせてくれよ!」
その間もみんなが発表してあと残り数人となった。そろそろ発表しようかと私も手を挙げる。
「それじゃあ次はフォーサイトさん!」
「私のヒーロー名は……シリウスです」
「星の名前ね!なにか意味はあるのかしら?」
「私、故郷で彗星の錬金術師って呼ばれてて……それで安直ですけど星に関係のある名前にしたくて。それで1番輝いてるシリウスにしました!」
「かわいくて素敵だわ!いいと思うわ!」
それから結局勝己クンの名前は決まらず、職場体験先を決めることになった。ほとんど5000もあるヒーロー事務所からどこかを選ぶとか大変すぎる……それも私は詳しくない。なんて女の子みんなでお昼を食べながら零しているとお茶子が緑谷クンがヒーローに詳しいことを教えてくれた。それで緑谷クンに今は聞いてみてる。
「緑谷クンごめんね……よかったら手伝って欲しくて…………職場体験先選び」
「もちろん!僕でよかったら手伝うよ!でもなんで僕かな?」
「お茶子がね!緑谷クンはヒーローにものすごく詳しいって教えてくれて。それで時間があればお願いしたいなって」
「そうだったんだね!それじゃあえっと一覧見せてもらってもいい?」
緑谷クンに指名先の一覧を渡すと目の色を変えてブツブツ何かを言い出した。んん聞き取れない。早いなぁ話すのすごい。なんて眺めていたら緑谷クンがこっちを見てくれた。
「ごめん!フォーサイトさんの話も聞かないで……こんなに指名もらっててすごいね!フォーサイトさんはなにか学びたいこととかある?フォーサイトさんの戦い方を見る感じ、戦闘には問題なさそうだから戦闘をメインにしてるヒーローの所でもいいとは思うんだけどもし他に伸ばしたい所とか苦手なのを克服したいとかで職場体験を選びたいんだったらまた変わってくるからそれで……ってヒィッ!」
「緑谷クン?どうしたの?」
目線の先を見てみると目をありえないくらい吊り上げた勝己クンが。なんかめちゃくちゃキレてる……。緑谷クンと目が合うと、てめぇブツブツうるせぇんだよこのクソナードとかなんとかかんとかいっぱい言ってた。
「勝己クン私が聞いたんだよごめんって。緑谷クンもよかったらゆっくり話してくれる?まだ聞きとるのが難しい所もあって……」
「なんでクソナードに聞いてんだてめぇは!」
手のひらを爆破させながら私も怒られる。理不尽だ。あんまりだから左手を軽く降って勝己クンの両手を凍らせる。これで爆破できないね。
「詳しいって教えてもらったんだよ。私ヒーローよく分かってないし……」
「んなこたァ知ってるから俺に聞けばいいだろ!!」
「勝己クンも詳しいの?」
「クソナードができて俺にできねぇことなんざねぇよ!」
氷ごと爆破されて手のひらの爆破は止まらない。このまま緑谷クンといると緑谷クンが可哀想だ。後ろで萎縮してしまってる緑谷クンにごめんねと小声で伝えてから一覧を返してもらう。あとでちゃんと謝っておこう。
「はいはいじゃ勝己クン教えてくださいな。私におすすめなヒーロー事務所」
「はよそれよこせ!」
「かっちゃん隠さなくなってきたな……」なんて呟いていた緑谷クンの声に私は気づいてなかった。
「おはよ!お待たせした?」
「別に。はよ行くぞ」
すったか行ってしまう勝己クンを追いかけて駅へ、いつも乗る電車に乗って雄英に向かう。他愛もない話をしながら電車に乗っているんだけど……いつもより視線を感じる……?1番近くから見てる人を見つけてると目が合った。
「やっぱり!君たち体育祭の1位と3位の子だろう!?テレビで見てたよ!」
「女の子なのにあんな動きするなんて凄いな!?やっぱり雄英生は違うなぁ」
「そこの子も強かったなぁ!最後怖かったけど!」
「こえぇってなんだよ!」
「勝己クンここ電車」
勝己クンが舌打ちしてキレたせいで少し電車の中は静かになったけどその後もヒーロー頑張れよ、応援してるぞっていっぱい声をかけられた。すごいなぁ雄英流石だ有名人だ。朝からちょっと疲れながら学校にたどり着く。勝己クンと教室に入るとすごく、物凄くびっくりした顔をみんなにされた。面白いなぁ。その後みんなもたくさん声をかけられたみたいで盛り上がってた。
しばらくしてしょーたサンが入ってきた。今日のヒーロー情報学は特別らしい。「コードネーム」、ヒーロー名の考案らしい。そう告げた時、クラスが沸いた。みんな楽しみだったみたい。今回体育祭で貰った指名を元にこれから職場体験するらしい。その為にヒーロー名が必要だと。ちなみに指名数は私が何故か1番で4835も来ていた。次に轟クンの4123で勝己クンの3556。他の子は多くて3桁だった。いつもならもっと指名はバラけるらしいのに偏ってるなぁ。勝己クンが怖いから嫌だよなって話をされてキレてた。それで仮ではあるけど今からつけるヒーロー名がプロになった時に使ってる人が多いから変なのはつけちゃダメだとミッドナイトサンがドアをバァン!と開けて入ってきた。ミッドナイトサンが査定してくれるらしい。それからそれぞれみんな考え始めた。
15分くらい立つと出来た人から発表が始まった。みんな小さい頃から考えていたらしくて素敵な名前が多い。……勝己クンはNG貰い続けてるけど。
「みんないい名前だねぇ」
「フォーサイトは考えてなかったのか?少しぐらいあるだろ」
「正直なれると思ってなくて……なんかいいのないかな?ヒーローセロファン」
「個性が錬金術ってこういう時に困るんだな……」
これまでの二つ名は彗星の錬金術師。彗星は好きだから使いたいけど……ってかそのくらい早く動けるようになりたいなぁなんかいい移動方法でも考えないとだな……。なんて意識を飛ばしてると前の席から声がかかった。
「彗星だろおめぇは。それでいいだろ」
「それは思ったんだけどさぁ……みんなみたいにかっこよくしたい。それと彗星って燃え尽きて消えるじゃん?まだ死ぬ予定はないから変えたくて」
「そーゆーことかよ。なら星でいんじゃね。つか死ぬ予定あるとか言いやがったら殺す」
「あーうーんまぁ似てるしいっか!星関係で考えてみるよーありがとう勝己クン。でも勝己クンは自分の考えないと。NGばっかなんだから。殺すのもなし」
「うるっせぇ!なんでだめなんだよ!いいだろ爆殺王!!!」
「だから殺しちゃダメなんじゃない?」
星、星星星。しれっとスマホを出していろいろ調べて見るけど……うーむそのままがいいかなぁ?
「フォーサイトさ。いつの間に爆豪と仲良くなったん?」
「ん?いつの間に?うーん私もわかんないな……ていうか仲良いの?」
「会話が成立してるだけ仲良いだろ。このクラスで唯一だぞ」
「そこ!無駄話しない!フォーサイトさんのコードネームまだでしょ!」
「瀬呂クンのせいで怒られた」
「悪い悪い!後で聞かせてくれよ!」
その間もみんなが発表してあと残り数人となった。そろそろ発表しようかと私も手を挙げる。
「それじゃあ次はフォーサイトさん!」
「私のヒーロー名は……シリウスです」
「星の名前ね!なにか意味はあるのかしら?」
「私、故郷で彗星の錬金術師って呼ばれてて……それで安直ですけど星に関係のある名前にしたくて。それで1番輝いてるシリウスにしました!」
「かわいくて素敵だわ!いいと思うわ!」
それから結局勝己クンの名前は決まらず、職場体験先を決めることになった。ほとんど5000もあるヒーロー事務所からどこかを選ぶとか大変すぎる……それも私は詳しくない。なんて女の子みんなでお昼を食べながら零しているとお茶子が緑谷クンがヒーローに詳しいことを教えてくれた。それで緑谷クンに今は聞いてみてる。
「緑谷クンごめんね……よかったら手伝って欲しくて…………職場体験先選び」
「もちろん!僕でよかったら手伝うよ!でもなんで僕かな?」
「お茶子がね!緑谷クンはヒーローにものすごく詳しいって教えてくれて。それで時間があればお願いしたいなって」
「そうだったんだね!それじゃあえっと一覧見せてもらってもいい?」
緑谷クンに指名先の一覧を渡すと目の色を変えてブツブツ何かを言い出した。んん聞き取れない。早いなぁ話すのすごい。なんて眺めていたら緑谷クンがこっちを見てくれた。
「ごめん!フォーサイトさんの話も聞かないで……こんなに指名もらっててすごいね!フォーサイトさんはなにか学びたいこととかある?フォーサイトさんの戦い方を見る感じ、戦闘には問題なさそうだから戦闘をメインにしてるヒーローの所でもいいとは思うんだけどもし他に伸ばしたい所とか苦手なのを克服したいとかで職場体験を選びたいんだったらまた変わってくるからそれで……ってヒィッ!」
「緑谷クン?どうしたの?」
目線の先を見てみると目をありえないくらい吊り上げた勝己クンが。なんかめちゃくちゃキレてる……。緑谷クンと目が合うと、てめぇブツブツうるせぇんだよこのクソナードとかなんとかかんとかいっぱい言ってた。
「勝己クン私が聞いたんだよごめんって。緑谷クンもよかったらゆっくり話してくれる?まだ聞きとるのが難しい所もあって……」
「なんでクソナードに聞いてんだてめぇは!」
手のひらを爆破させながら私も怒られる。理不尽だ。あんまりだから左手を軽く降って勝己クンの両手を凍らせる。これで爆破できないね。
「詳しいって教えてもらったんだよ。私ヒーローよく分かってないし……」
「んなこたァ知ってるから俺に聞けばいいだろ!!」
「勝己クンも詳しいの?」
「クソナードができて俺にできねぇことなんざねぇよ!」
氷ごと爆破されて手のひらの爆破は止まらない。このまま緑谷クンといると緑谷クンが可哀想だ。後ろで萎縮してしまってる緑谷クンにごめんねと小声で伝えてから一覧を返してもらう。あとでちゃんと謝っておこう。
「はいはいじゃ勝己クン教えてくださいな。私におすすめなヒーロー事務所」
「はよそれよこせ!」
「かっちゃん隠さなくなってきたな……」なんて呟いていた緑谷クンの声に私は気づいてなかった。