メーデー、愛してる
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そしてついに雄英体育祭本番当日がやって来た。みんなと体操服に着替えて控え室で待っている。すると開幕前に氷の子が緑谷クンに宣戦布告していた。そこで横に座っていた響香に小声で話しかける。
「ねぇねぇ響香さん」
「ん?どしたの?」
「あの氷の子名前何?あとついでに眼鏡クンもそろそろ覚えたい」
「えっ!覚えてなかったの!まぁ馴染みないのか……な?氷の子は轟焦凍、いいんちょーは飯田天哉だよ」
「轟クンに飯田クンね……ありがとう!覚えた」
「それに……フォーサイトも。絶対に俺が勝つ」
「えっ!私?!」
「お前強いからな……俺は絶対に1位を獲る」
そう轟クンは宣言すると何事もなかったかのように元の席に戻った。えこの空気どうすればいいの?
「ヒーロー科1年A組だろぉぉ!!?」
ひざしクンの声が聞こえてみんなでグラウンドに出る。……こんなに人に見られるなんて初めてだ。国家錬金術師なる時もこんなにはいなかったよ……。流石に緊張しそうだなぁなんて考えながら歩いていた。
1年生全員がグラウンドに集まるとミッドナイトサンがいた。選手宣誓をするらしい。
「選手代表!1-A爆豪勝己!」
勝己クンが呼ばれてたすごい。いつの間に代表なんてなったんだろう。喧嘩売りそうだなぁ。なんて考えてると周りの小声が聞こえてきた。
「あいつ一応入試1位通過だからな」
「ヒーロー科のな」
「それも一般。特待生様は別らしい」
ちらちらこっちを伺いながらボソボソ言ってる。普通科の人かな?何が気に食わないだろうなんて考えていると、ブーイングが起こった。選手宣誓て俺か一番になるとか聞こえたな。すごいなぁなんて思いながら前に立って周りからブーブー言われている勝己クンを見た。覚悟……の違いなのかな。
そしてそのまま競技の説明が始まっていた。第一種目は障害物競走らしい。外周約4kmのコースさえ守ればなにをしてもいいらしい。スタートラインのあるゲートに向かう。ゲートが狭すぎてみんなぎゅむぎゅむになっていた。
「スターーーーーート!!」
合図が聞こえてまず上にジャンプする。やっぱり飛んで良かった。ほとんどの人の足が凍らされていた。
「やると思ったよ轟クン」
A組の他の子もそう思っていたらしく、みんなどんどんスタートをきっていく。さぁ私はどうしようかな。前に進むと第一関門のロボ・インフェルノ。入試の時のおじゃま虫がコースを塞いでいた。轟クンは凍らせて、勝己クンは上から飛んで行った。じゃあ私は壊しちゃお。両手を合わせてからロボに手を伸ばす。分解だけをイメージして。手が触れた途端、ロボがバラバラと崩れて、破片は後ろにいる人たちに降り注いだ。痛くないように鋭利なものはないはず。大きさは……うん潰されちゃうかもね。
「おっと1-Aの特待生!フォーサイトがロボを粉々にしたぁー!?こんなん簡単だってか!?こいつぁーシヴィー!!」
立ちはだかるロボを基本的に回避して本当に邪魔なのだけ分解していく。
「オイオイ、第一関門チョロイってよ、んじゃ第二はどうさ!?落ちればアウト!ザ・フォーーール!!!」
あー綱渡り……鋼ぶら下げてる身としては難しいんだよなぁ。走るスピードを落とさずそこまま走り込む。崖の手前で思いっきり飛んで左の人差し指をちょちょいと振った。その時、空気が冷えて氷の足場が出来上がる。1歩分ずつ、1秒ももたないような足場を次々に作って足が離れた辺りでどんどん割れて落ちていく。ものすごく集中力がいるんだよこれ。左手は指揮をしてるみたいに振り続けている。正直ひざしクンの実況は気になってるんだけど聞いてられない。ザ・フォールの上を全力疾走し終わると、前に2人走っているのが見えた。
「さぁ先頭は轟、爆豪、そして間を空けてフォーサイト、以下はダンゴ状態だぁ!!何名通過は公表してねぇから安心して突き進め!最終関門は一面地雷原錨のアフガンだ!!」
前の2人は既に地雷原の中を足を引っ張り合いながら走っている。そしてちゃんと見るとどこに地雷が埋まっているのかも分かる。…………避けるか全部。私はそのまま一直線に走り始めた。ゴールまでの最短距離を全部避けながら。そしたら1位に!
「お先に失礼!」
「んだコラクソチビぃ!!」
「邪魔するな」
すると後ろから大爆発が聞こえてきた。振り返ると緑谷クンが吹っ飛んで来てる。……吹っ飛んで来てる???緑谷クンは吹っ飛んで来た挙句に私たちの近くの地雷を起動させて走っていった。爆風によろけながらなんとかゴールへ辿り着くと…………4位だった。1位は緑谷クン、2位は轟クン、3位に勝己クンで4位が私だ。
そしてそのまま次の競技の説明が始まった。予選通過は上位42名、このメンバーでやるのは騎馬戦だ。……騎馬戦?42名全員にポイントが割り振られて、2〜4人のチームを組んでハチマキを奪い合うらしい。ほーん?誰と組むかによってハチマキのポイントは変わってくる。私は195ポイントそして1位はなんて1000万ポイント。…………緑谷クン大変だ。これから15分の間でチームメイトを決めるらしい。次に進めるのは上位4チームそしてミッドナイトサンの合図でチーム決めが始まった。
「フォーサイト、俺と組んでくれないか?」
「おいクソチビぃ!俺と来い!!」
「あっフォーサイトさん!よかったらチーム僕と組んでくれないかな!?」
……なんかいっぱい声をかけられた。うーむ迷う。勝己クンや轟クンの援護は出来そうだけど緑谷クンは分からないからなぁ……。
「んーちょっと考えるねー。他の人の個性も見てみたい」
そう言って彼らから少し離れた。勝己クン辺りがギャンギャン言ってたけどその後すぐ他の子に囲まれてたから大丈夫だった。グラウンドの隅の方で予選を残った他の人たちの個性を分かる範囲で予測していく。そんな事をしていると男の子が1人やってきた。
「ねぇ、俺と組まない?」
「ん?」
その瞬間、頭に白いモヤがかかったように感じた。本能がマズいと警鐘を鳴らす。私は無意識のうちに舌を噛んでいた。
「ったぁ……。えっとごめんなんだって?」
「は?解かれた……?」
「……なんか個性だったのかな?今のはなんか……面白かったけど」
「……俺とチーム組まないかって聞いて個性かけようとしてたんだ……ごめん」
「えっいや謝らないでよ!全然気にしてないからチーム組も!私まだ誰も決めてないから!」
「……ありがとな」
その子は心操人使クンといって洗脳の個性をもっている普通科の男の子だった。すごくいい個性だねって褒めると微妙な顔をされた。なにか間違ったか私。そこから個性の詳しいことを聞いて私の錬金術についても話した。そしてしんそークンはあと2人呼んでくると同じクラスのしっぽクンとB組の子を連れてきた。なんだかボーッとしてるように見える。
「この子達洗脳してる?」
「あぁ、説明する暇ないからな」
「へぇ……やっぱりすごいね。ヒーローとても向いてそう」
なぜかしんそークンはびっくりしたけどそのまま作戦を聞いた。私が上でしんそークンが騎馬の前、後ろにしっぽクンとB組の子となった。
「えっと私重いよ?割とマジで」
「ナメてんの?女子一人くらい大丈夫」
「んーと……まぁ無理だったら言ってね代わるから」
試しで乗ってみてしんそークンがいけると明言しちゃつたから私は上で決定だ。申し訳ないけど。騎馬戦が始まったら私は基本的に防御、しんそークンがどんどん話しかけて相手が止まった所を私がハチマキをとること。最初は目立たないように0ポイントにすぐになること。彼の個性は初見殺しだもの。最初は大人しくしなきゃね。
「よォーし、組み終わったな!?それじゃあスターーート!」
計画通り、始めはちょろちょろ動き回るだけで誰のハチマキも取らなかった。緑谷クンの所はみんなに狙われて大変そう。勝己クンはどんどん奪って言ってるすごいなぁ。そして残り半分の合図が聞こえたところで動き出した。しんそークンが手当り次第に話しかけては私が奪う。面白いくらいハチマキが集まってきた。それに比例するように、洗脳を解いて取り返そうとしてくる人が追いかけてくる。左手を軽く振って氷の壁を作ってとめるけど……人が多すぎる!
「しんそークン!後ろ!爆発起こしていい!?」
「できるなら!洗脳は解けても構わない!!」
自分の体操服のお腹辺りの布を錬成して簡単な手袋の形を作る。それから少しでも発火布に近づくように少し繊維を弄って……錬成陣も繊維で作って…………。
「いっけぇ!!」
なんとか後ろで爆発が起きた。いつもの出来とは天と地の差で悔しくなる。けど近くまで来ていた騎馬は崩せた。
「すっげぇな……アウトならねぇといいけど」
「誰も爆発では怪我してないはず!見た目が凄いだけだから!」
それから時間は着々と過ぎていって残り数分、エリアの端の方に居る緑谷クンたちに目を向けた。
「1000万ポイント取るぞ!フォーサイト」
「OK!」
氷に囲まれてる部分に近づいて爆発させる。時間はない。ちょうど轟クンが緑谷クンのハチマキを取った。どっちが今持ってる……!?なるなら1番に……!
「タイムアップ!!!」
轟クンに手を伸ばすが届かないまま時間切れとなってしまった。後ろにいた勝己クンがズゴッと頭から落ちていた。痛そう。結果私たちは3位だった。1位は轟クンチーム、2位は勝己クンチーム、そして4位は緑谷クンチーム。そこで午前の部が終わった。
「ねぇねぇ響香さん」
「ん?どしたの?」
「あの氷の子名前何?あとついでに眼鏡クンもそろそろ覚えたい」
「えっ!覚えてなかったの!まぁ馴染みないのか……な?氷の子は轟焦凍、いいんちょーは飯田天哉だよ」
「轟クンに飯田クンね……ありがとう!覚えた」
「それに……フォーサイトも。絶対に俺が勝つ」
「えっ!私?!」
「お前強いからな……俺は絶対に1位を獲る」
そう轟クンは宣言すると何事もなかったかのように元の席に戻った。えこの空気どうすればいいの?
「ヒーロー科1年A組だろぉぉ!!?」
ひざしクンの声が聞こえてみんなでグラウンドに出る。……こんなに人に見られるなんて初めてだ。国家錬金術師なる時もこんなにはいなかったよ……。流石に緊張しそうだなぁなんて考えながら歩いていた。
1年生全員がグラウンドに集まるとミッドナイトサンがいた。選手宣誓をするらしい。
「選手代表!1-A爆豪勝己!」
勝己クンが呼ばれてたすごい。いつの間に代表なんてなったんだろう。喧嘩売りそうだなぁ。なんて考えてると周りの小声が聞こえてきた。
「あいつ一応入試1位通過だからな」
「ヒーロー科のな」
「それも一般。特待生様は別らしい」
ちらちらこっちを伺いながらボソボソ言ってる。普通科の人かな?何が気に食わないだろうなんて考えていると、ブーイングが起こった。選手宣誓て俺か一番になるとか聞こえたな。すごいなぁなんて思いながら前に立って周りからブーブー言われている勝己クンを見た。覚悟……の違いなのかな。
そしてそのまま競技の説明が始まっていた。第一種目は障害物競走らしい。外周約4kmのコースさえ守ればなにをしてもいいらしい。スタートラインのあるゲートに向かう。ゲートが狭すぎてみんなぎゅむぎゅむになっていた。
「スターーーーーート!!」
合図が聞こえてまず上にジャンプする。やっぱり飛んで良かった。ほとんどの人の足が凍らされていた。
「やると思ったよ轟クン」
A組の他の子もそう思っていたらしく、みんなどんどんスタートをきっていく。さぁ私はどうしようかな。前に進むと第一関門のロボ・インフェルノ。入試の時のおじゃま虫がコースを塞いでいた。轟クンは凍らせて、勝己クンは上から飛んで行った。じゃあ私は壊しちゃお。両手を合わせてからロボに手を伸ばす。分解だけをイメージして。手が触れた途端、ロボがバラバラと崩れて、破片は後ろにいる人たちに降り注いだ。痛くないように鋭利なものはないはず。大きさは……うん潰されちゃうかもね。
「おっと1-Aの特待生!フォーサイトがロボを粉々にしたぁー!?こんなん簡単だってか!?こいつぁーシヴィー!!」
立ちはだかるロボを基本的に回避して本当に邪魔なのだけ分解していく。
「オイオイ、第一関門チョロイってよ、んじゃ第二はどうさ!?落ちればアウト!ザ・フォーーール!!!」
あー綱渡り……鋼ぶら下げてる身としては難しいんだよなぁ。走るスピードを落とさずそこまま走り込む。崖の手前で思いっきり飛んで左の人差し指をちょちょいと振った。その時、空気が冷えて氷の足場が出来上がる。1歩分ずつ、1秒ももたないような足場を次々に作って足が離れた辺りでどんどん割れて落ちていく。ものすごく集中力がいるんだよこれ。左手は指揮をしてるみたいに振り続けている。正直ひざしクンの実況は気になってるんだけど聞いてられない。ザ・フォールの上を全力疾走し終わると、前に2人走っているのが見えた。
「さぁ先頭は轟、爆豪、そして間を空けてフォーサイト、以下はダンゴ状態だぁ!!何名通過は公表してねぇから安心して突き進め!最終関門は一面地雷原錨のアフガンだ!!」
前の2人は既に地雷原の中を足を引っ張り合いながら走っている。そしてちゃんと見るとどこに地雷が埋まっているのかも分かる。…………避けるか全部。私はそのまま一直線に走り始めた。ゴールまでの最短距離を全部避けながら。そしたら1位に!
「お先に失礼!」
「んだコラクソチビぃ!!」
「邪魔するな」
すると後ろから大爆発が聞こえてきた。振り返ると緑谷クンが吹っ飛んで来てる。……吹っ飛んで来てる???緑谷クンは吹っ飛んで来た挙句に私たちの近くの地雷を起動させて走っていった。爆風によろけながらなんとかゴールへ辿り着くと…………4位だった。1位は緑谷クン、2位は轟クン、3位に勝己クンで4位が私だ。
そしてそのまま次の競技の説明が始まった。予選通過は上位42名、このメンバーでやるのは騎馬戦だ。……騎馬戦?42名全員にポイントが割り振られて、2〜4人のチームを組んでハチマキを奪い合うらしい。ほーん?誰と組むかによってハチマキのポイントは変わってくる。私は195ポイントそして1位はなんて1000万ポイント。…………緑谷クン大変だ。これから15分の間でチームメイトを決めるらしい。次に進めるのは上位4チームそしてミッドナイトサンの合図でチーム決めが始まった。
「フォーサイト、俺と組んでくれないか?」
「おいクソチビぃ!俺と来い!!」
「あっフォーサイトさん!よかったらチーム僕と組んでくれないかな!?」
……なんかいっぱい声をかけられた。うーむ迷う。勝己クンや轟クンの援護は出来そうだけど緑谷クンは分からないからなぁ……。
「んーちょっと考えるねー。他の人の個性も見てみたい」
そう言って彼らから少し離れた。勝己クン辺りがギャンギャン言ってたけどその後すぐ他の子に囲まれてたから大丈夫だった。グラウンドの隅の方で予選を残った他の人たちの個性を分かる範囲で予測していく。そんな事をしていると男の子が1人やってきた。
「ねぇ、俺と組まない?」
「ん?」
その瞬間、頭に白いモヤがかかったように感じた。本能がマズいと警鐘を鳴らす。私は無意識のうちに舌を噛んでいた。
「ったぁ……。えっとごめんなんだって?」
「は?解かれた……?」
「……なんか個性だったのかな?今のはなんか……面白かったけど」
「……俺とチーム組まないかって聞いて個性かけようとしてたんだ……ごめん」
「えっいや謝らないでよ!全然気にしてないからチーム組も!私まだ誰も決めてないから!」
「……ありがとな」
その子は心操人使クンといって洗脳の個性をもっている普通科の男の子だった。すごくいい個性だねって褒めると微妙な顔をされた。なにか間違ったか私。そこから個性の詳しいことを聞いて私の錬金術についても話した。そしてしんそークンはあと2人呼んでくると同じクラスのしっぽクンとB組の子を連れてきた。なんだかボーッとしてるように見える。
「この子達洗脳してる?」
「あぁ、説明する暇ないからな」
「へぇ……やっぱりすごいね。ヒーローとても向いてそう」
なぜかしんそークンはびっくりしたけどそのまま作戦を聞いた。私が上でしんそークンが騎馬の前、後ろにしっぽクンとB組の子となった。
「えっと私重いよ?割とマジで」
「ナメてんの?女子一人くらい大丈夫」
「んーと……まぁ無理だったら言ってね代わるから」
試しで乗ってみてしんそークンがいけると明言しちゃつたから私は上で決定だ。申し訳ないけど。騎馬戦が始まったら私は基本的に防御、しんそークンがどんどん話しかけて相手が止まった所を私がハチマキをとること。最初は目立たないように0ポイントにすぐになること。彼の個性は初見殺しだもの。最初は大人しくしなきゃね。
「よォーし、組み終わったな!?それじゃあスターーート!」
計画通り、始めはちょろちょろ動き回るだけで誰のハチマキも取らなかった。緑谷クンの所はみんなに狙われて大変そう。勝己クンはどんどん奪って言ってるすごいなぁ。そして残り半分の合図が聞こえたところで動き出した。しんそークンが手当り次第に話しかけては私が奪う。面白いくらいハチマキが集まってきた。それに比例するように、洗脳を解いて取り返そうとしてくる人が追いかけてくる。左手を軽く振って氷の壁を作ってとめるけど……人が多すぎる!
「しんそークン!後ろ!爆発起こしていい!?」
「できるなら!洗脳は解けても構わない!!」
自分の体操服のお腹辺りの布を錬成して簡単な手袋の形を作る。それから少しでも発火布に近づくように少し繊維を弄って……錬成陣も繊維で作って…………。
「いっけぇ!!」
なんとか後ろで爆発が起きた。いつもの出来とは天と地の差で悔しくなる。けど近くまで来ていた騎馬は崩せた。
「すっげぇな……アウトならねぇといいけど」
「誰も爆発では怪我してないはず!見た目が凄いだけだから!」
それから時間は着々と過ぎていって残り数分、エリアの端の方に居る緑谷クンたちに目を向けた。
「1000万ポイント取るぞ!フォーサイト」
「OK!」
氷に囲まれてる部分に近づいて爆発させる。時間はない。ちょうど轟クンが緑谷クンのハチマキを取った。どっちが今持ってる……!?なるなら1番に……!
「タイムアップ!!!」
轟クンに手を伸ばすが届かないまま時間切れとなってしまった。後ろにいた勝己クンがズゴッと頭から落ちていた。痛そう。結果私たちは3位だった。1位は轟クンチーム、2位は勝己クンチーム、そして4位は緑谷クンチーム。そこで午前の部が終わった。