うらはらきすけ
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「なぜお前はあんな奴が好きなのか理解ができん!」
「いいよ!砕蜂にはわからなくて!」
二番隊隊長の砕蜂に詰められているのは
ずっと二番隊に在籍している私、小鳥遊凛
隠密機動ができるとは思われていないタイプの人間であるが、ちゃんと隠密機動隊の一員だ
誰しもが私が副隊長になると思っていたらしいが
まぁ、現実は甘くなくて小隊長止まりではある
「平子隊長とか戻ってきたのなら、浦原隊長も戻ってきてもいいと思わない!?なんで!来てくれないのかなぁ!」
「アヤツがそんな力量がないからであろう」
「だとしたら、夜一隊長だってそうなるよ!?」
「夜一様は、二番隊隊長よりももっと上の席をご用意せねば戻ってこられぬ!」
「じゃー浦原隊長もそう!」
百年前のいざこざは正直私にはさっぱりだけど
私が所属していた隊を率いていたのは私が大好きな浦原隊長。
ちなみに、私がいう隊長は小隊長のときの隊長で
十二番隊隊長のことでは、あるけど、ない。
「私も空座町に行きたい」
「行かせぬ」
「なんで?帰っ来ないとか思ってる?」
「そ、それは……断じて違う!」
「なんだかんだ、砕蜂って、私のこと大好きよね」
「う、うるさい!!!」
「大丈夫!私だけが夜一隊長に会うとかの抜け駆けしないから」
「そうではない!」
時々行き来する、とは聞いているけど
一向に来ないじゃないか
会いたいなぁ、浦原隊長に
居ても立ってもいられないから
浦原隊長と連絡を取り合っている、という平子真子隊長がいる五番隊隊舎に向かう
「たのもーう!」
「うぉおぇ!?」
ぼーーーっと眠たそうな顔をしていた
平子真子隊長の前に、まるで平子真子隊長の斬魄刀のように逆さまで登場してみた。
ちょっと、怒られた。
「気を取り直して、浦原隊長はいつこちらに来ますか?」
「喜助ぇ?近々来るとはいっとったで」
「ありがとうございます!平子真子たいちょ!」
「おー、お前喜助のとこの子やったっけ?」
「私のたった1人の小隊長です!あざます!」
「…嵐のようなやつや、な」
シュンッ、と隠密機動炸裂の素早さで
五番隊から立ち去って、人けのない広場に降り立つ
「近々っていつかな、今日かな、明日かな
早く会いたいな、浦原隊長。元気かな」
来てくれることが本当ならば
それは嬉しくって仕方がない。
空座町での戦いで、私は空座町には呼ばれることはなく、尸魂界の警備を回っていたのだ
だから、浦原隊長が現世にいることもその時に知った
朽木さん奪還に来た黒崎くんの師が
まさかの浦原隊長なんだもの。びっくりだよね。
「浦原隊長に会ったらなんて言おうかな」
「なんて言ってくれるんですかねぇ?」
「え……?」
「楽しみなんでスけど、大好き〜とかだと嬉しいっスねぇ?」
さっきまで誰もいなかったはずの
この場所に、突如と現れた人影。
その後ろには現世とつなぐ門がそっと閉じていった
「え、嘘……」
「お久しぶりっスね、凛サン?」
あの頃追いかけていた、死覇装ではないけど
どこからどうみても、私が焦がれていた、あの
浦原隊長だった
そう気づいたら、もう、身体が勝手に動いて
「浦原隊長っ、うら、はら…たいちょぉ」
「言葉よりも大胆な抱擁ですこと」
駆け寄って、飛びついた。
結構なスピードで、なかなかの衝撃を与えていたのに
浦原隊長は微動だにもせず抱きとめてくれた
「会いたかったぁぁ、浦原隊長ぉ」
「はいはい、」
「ほんとに、こっちに来てくれるんですね」
「ええ、そりゃ」
ぎゅぅ、と、
まるで小さな子が親にしがみつくように
足と腕を使って、しがみつくように抱きついていた
「えっと、凛サン?だいぶ力強…くて」
「浦原隊長を全身で感じています」
「ちょっ、と、苦し、いっスね……」
「もうちょっと、だけ」
満足したので、離れると
ふぅぅと大きく深呼吸をした浦原隊長
「いやぁ、本当に久しぶりっスね凛サン」
「お久しぶりです!ほんと、お久しぶりです!」
「僕と会って、そんなに喜んでくれるの
どこを探しても凛サンだけっスよ」
「うれしいです!!」
今回は、先の戦いのためにニセの空座町を作るという打ち合わせをしに尸魂界にきた、とのことだ。
「え、じゃぁまたすぐ帰っちゃうんですか?」
「そーっすね、今回も打ち合わせしたら
現世でやらなきゃいけないことがありますカラ」
「で、でも!また、来てくれますか?」
「んー、どうでしょう。進行状況次第ッスからねぇ」
せっかく行き来できるようになったのに
もう、来る予定がないだなんて寂しすぎる
「浦原隊長」
「あー、そうだ。じゃぁ、一つ宿題を課していきましょうかね」
「宿題…?」
「はい、宿題です」
すっと、耳元で浦原隊長が私に囁いたと思ったら
じゃぁと姿を消していった
「まじ、か……。頑張れる、かな」
浦原隊長からの宿題は
(浦原隊長以外の呼び方で、呼べるようにしてくださいさいな)
ーーーーもう、隊長だなんて呼ばれるような存在じゃ、ないんでね?
きっと、浦原隊長の中には答えが残っている
その答えは、私の中にはまだ出ていない
「いいよ!砕蜂にはわからなくて!」
二番隊隊長の砕蜂に詰められているのは
ずっと二番隊に在籍している私、小鳥遊凛
隠密機動ができるとは思われていないタイプの人間であるが、ちゃんと隠密機動隊の一員だ
誰しもが私が副隊長になると思っていたらしいが
まぁ、現実は甘くなくて小隊長止まりではある
「平子隊長とか戻ってきたのなら、浦原隊長も戻ってきてもいいと思わない!?なんで!来てくれないのかなぁ!」
「アヤツがそんな力量がないからであろう」
「だとしたら、夜一隊長だってそうなるよ!?」
「夜一様は、二番隊隊長よりももっと上の席をご用意せねば戻ってこられぬ!」
「じゃー浦原隊長もそう!」
百年前のいざこざは正直私にはさっぱりだけど
私が所属していた隊を率いていたのは私が大好きな浦原隊長。
ちなみに、私がいう隊長は小隊長のときの隊長で
十二番隊隊長のことでは、あるけど、ない。
「私も空座町に行きたい」
「行かせぬ」
「なんで?帰っ来ないとか思ってる?」
「そ、それは……断じて違う!」
「なんだかんだ、砕蜂って、私のこと大好きよね」
「う、うるさい!!!」
「大丈夫!私だけが夜一隊長に会うとかの抜け駆けしないから」
「そうではない!」
時々行き来する、とは聞いているけど
一向に来ないじゃないか
会いたいなぁ、浦原隊長に
居ても立ってもいられないから
浦原隊長と連絡を取り合っている、という平子真子隊長がいる五番隊隊舎に向かう
「たのもーう!」
「うぉおぇ!?」
ぼーーーっと眠たそうな顔をしていた
平子真子隊長の前に、まるで平子真子隊長の斬魄刀のように逆さまで登場してみた。
ちょっと、怒られた。
「気を取り直して、浦原隊長はいつこちらに来ますか?」
「喜助ぇ?近々来るとはいっとったで」
「ありがとうございます!平子真子たいちょ!」
「おー、お前喜助のとこの子やったっけ?」
「私のたった1人の小隊長です!あざます!」
「…嵐のようなやつや、な」
シュンッ、と隠密機動炸裂の素早さで
五番隊から立ち去って、人けのない広場に降り立つ
「近々っていつかな、今日かな、明日かな
早く会いたいな、浦原隊長。元気かな」
来てくれることが本当ならば
それは嬉しくって仕方がない。
空座町での戦いで、私は空座町には呼ばれることはなく、尸魂界の警備を回っていたのだ
だから、浦原隊長が現世にいることもその時に知った
朽木さん奪還に来た黒崎くんの師が
まさかの浦原隊長なんだもの。びっくりだよね。
「浦原隊長に会ったらなんて言おうかな」
「なんて言ってくれるんですかねぇ?」
「え……?」
「楽しみなんでスけど、大好き〜とかだと嬉しいっスねぇ?」
さっきまで誰もいなかったはずの
この場所に、突如と現れた人影。
その後ろには現世とつなぐ門がそっと閉じていった
「え、嘘……」
「お久しぶりっスね、凛サン?」
あの頃追いかけていた、死覇装ではないけど
どこからどうみても、私が焦がれていた、あの
浦原隊長だった
そう気づいたら、もう、身体が勝手に動いて
「浦原隊長っ、うら、はら…たいちょぉ」
「言葉よりも大胆な抱擁ですこと」
駆け寄って、飛びついた。
結構なスピードで、なかなかの衝撃を与えていたのに
浦原隊長は微動だにもせず抱きとめてくれた
「会いたかったぁぁ、浦原隊長ぉ」
「はいはい、」
「ほんとに、こっちに来てくれるんですね」
「ええ、そりゃ」
ぎゅぅ、と、
まるで小さな子が親にしがみつくように
足と腕を使って、しがみつくように抱きついていた
「えっと、凛サン?だいぶ力強…くて」
「浦原隊長を全身で感じています」
「ちょっ、と、苦し、いっスね……」
「もうちょっと、だけ」
満足したので、離れると
ふぅぅと大きく深呼吸をした浦原隊長
「いやぁ、本当に久しぶりっスね凛サン」
「お久しぶりです!ほんと、お久しぶりです!」
「僕と会って、そんなに喜んでくれるの
どこを探しても凛サンだけっスよ」
「うれしいです!!」
今回は、先の戦いのためにニセの空座町を作るという打ち合わせをしに尸魂界にきた、とのことだ。
「え、じゃぁまたすぐ帰っちゃうんですか?」
「そーっすね、今回も打ち合わせしたら
現世でやらなきゃいけないことがありますカラ」
「で、でも!また、来てくれますか?」
「んー、どうでしょう。進行状況次第ッスからねぇ」
せっかく行き来できるようになったのに
もう、来る予定がないだなんて寂しすぎる
「浦原隊長」
「あー、そうだ。じゃぁ、一つ宿題を課していきましょうかね」
「宿題…?」
「はい、宿題です」
すっと、耳元で浦原隊長が私に囁いたと思ったら
じゃぁと姿を消していった
「まじ、か……。頑張れる、かな」
浦原隊長からの宿題は
(浦原隊長以外の呼び方で、呼べるようにしてくださいさいな)
ーーーーもう、隊長だなんて呼ばれるような存在じゃ、ないんでね?
きっと、浦原隊長の中には答えが残っている
その答えは、私の中にはまだ出ていない